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<儲かるお店の「すごい!」見せ方> 高橋芳文





飲食店や居酒屋、学習塾など店舗を構えて営業を行なう事業向けに書かれた魅せるための方法が書かれた一冊です。

著者は誘客コンサルタントとして立体看板製作会社を経営していますが、その「立体看板」にたどりつくまでにさまざまな苦労と経験を積み重ねています。
その経験から単に看板や店構えについてのノウハウだけが書かれているのではなく、消費者心理についても書かれています。

例えば、「外から店内が見渡せないお店にはお客さんが来店しにくい」と本文にあります。
たしかに、銀行のような外から店内が見渡せないようなお店には行きたいとはなかなか思いません。
(銀行は防犯上から外から店内が見渡せないようにしてあるので仕方のないことですが)

そういった看板以外の集客ノウハウについても書かれています。


なお、ここでは紹介していませんが、本書には絵や写真も書かれています。
安価な投資ですので、店舗を構えて営業を行なっており、店舗の外観を改善したいと悩んでいる人には一読していただきたい一冊です。



印象に残ったポイント以下の通りです。


時代はお店あまりである。
いい商品やいいサービスだけではなく、お店の存在を知ってもらう必要がある



コンセプトを絞り込む
「何でもあります」とアピールすると「何のお店だかわからない」や「いいものが何もないお店」と判断されてしまう。

お客様の選択肢に入れてもらうためにも「○○屋」や「○○を売っているお店」とイメージされるようにする



コンセプトを絞り込むための質問
1.あなたのお店はどのくらい知られていますか?
2.あなたのお店はお客さんにどんなメリットを与えることができますか?
3.あなたのお店の強みは何ですか?
4.あなたは自分のお店の強みを出すために今の商売の中で何を捨てることができますか?
5.あなたのお店がファンを増やしていくためにすることは何ですか?



看板に入れる情報はシンプルにする


入り口は第一印象である。入口は清潔を保つこと


人々が入りやすいお店は「いつでも逃げられるお店」
開放的な入り口にすること
売りこまれる恐れがないと感じられるようにお店と道路の境界をできるだけ取り除くこと
外から店内が見渡せるようにすること



飲食店は情報を整理して食べたくなるようにする&自信のあるメニューを前面に出す

居酒屋は「のれん」や「ちょうちん」などお店のイメージを演出する


二階などにあるお店は店内の写真や料金体系を看板に入れ、不安感を取り除く


学習塾などは特徴を出る文面を入れる



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