2010年04月04日
<後悔しない一戸建ての秘密> 平秀信 2/2
それでは引き続き、印象に残ったポイントをお伝えします。
資金計画から契約までに注意すべきポイント
1.1%でも納得いかない資金計画では契約しない
2.なんとかなるという営業マンの言葉を鵜呑みにしない
3.ローン特約条項(ローンが通らなかったら契約が無効になる)の内容に注意
4.月々の返済額から借入金額を割り出す
5.ボーナス・退職金をあてにせず、家賃程度の返済額にとどめる
6.返済率を20〜25%に抑える
銀行に行く前のセルフチェック
1.世帯年収(400万円がライン)
2.勤続年数(サラリーマンなら3年以上がライン)
3.頭金(住宅価格の2割がライン)
4.クレジットカードなどの延滞の有無
5.借入する人の年齢(完済年齢を逆算する)
ダメな営業マンを見抜くポイント
1.約束を守るか
2.質問に的確に応えてくれるか
3.デメリットも話してくれるか
営業マンが合わなければ担当者を変えてもらうべき
営業マンも「人」である。むやみに駆け引きしない
設計士を選ぶポイント
1.資格がある
2.モラルがある(施主の意見をハイハイ聞くだけではダメ)
3.施主の望みを理解してくれる
4.家全体のバランスを考えて設計している
住宅の品質確保の促進等に関する法律について
「新築住宅の瑕疵担保責任」は第三者機関による保証がオススメ
現場監督とも友好な関係を築く
現場監督は5〜10棟くらいの掛け持ちが通常。これ以上多ければ注意
現場監督は建築士に必要な知識は持ち合わせているべき、建築施工管理技士という資格もある
素人が現場を見るのに役立つ本:マイホームを欠陥住宅にさせないチェックブック(技報堂出版)
建てたい家によって頼む相手が異なる
1.ハウスメーカー:住宅の設計・施行までをトータルでサポートする
2.工務店:住宅の施工だけを請け負う。設計は設計事務所などに頼むところが多い。
3.設計事務所:設計事務所によって得手・不得手がある。過去の作品など作風を知る必要がある
4.地域住宅会社:ハウスメーカーの地元版。
5.フランチャイズチェーン:輸入住宅や工法に特徴があるところなどがFC本部となって展開している。ただし、規格商品が多く、自由度は少ない
デザイナー住宅には注意
施主が設計事務所と渡り合えるような知識がなければリスクの高いものになる
信頼できる優良住宅会社の見つけ方
1.現場見学会に行く
2.実際の施行例を見せてもらう
3.施工中の現場を見せてもらう(汚い現場の現場監督にはだらしない人間が多い)
4.事務所に行ってみる、事務所に電話してみる(会社の雰囲気をみる)
5.現場監督に会わせてもらう(現場監督に営業力があるくらいが理想的)
バリアフリーよりもユニバーサルデザインでいい家をつくる
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