2010年04月03日
<後悔しない一戸建ての秘密> 平秀信 (1/2)
ダイレクト・レスポンス・マーケッターとして有名な平氏の住宅に関する一冊です。
住宅に関する悩みに関する様々な情報のほか、業界人のカミングアウトが書かれた一冊です。
そして文字通り、住宅を建てるのに「後悔しない」ために読んでおきたい一冊です。
同時にこの本は著者の広告宣伝にもなっています。
商品やサービスを広告するのではなく、お客様の欲しがっている情報を提供することでお客様の信頼を得るという戦略におけるピースの一つになっています。
「どうすれば業況他社がひしめく中で自分たちを選んでもらうことができるのか?」
このモンダイを解決するために【お客さまに信用していただくための様々な情報】がつめこまれています。
印象に残ったポイントは以下の通りです。内容は住宅に関するものです。
家を建てた後の家族の幸せを願う営業マンはほとんどいない。営業マンはあなたの人生は他人事
大手の建設費用には営業マンにかかるコストや広告宣伝にかかるコストが上乗せされている
中小の住宅会社では大手と同グレードの家を相対的に安く建てられる
仕様書は必ずもらう。見積書と仕様書は読み合わせをする。
契約書には読み合わせをした仕様書、図面を添付してもらう。
契約書および約款も契約前にもらって事前確認する
住宅価格はあってないようなもの
どんなにおおくとも話を詰めるのは3社くらいにする。多すぎてもかえって混乱する
業者には事前に相見積もりをすることを正直に話す
相見積もりは各社の提案内容を見定めるために行なう。自分に合った会社の選考と考える
決して金額だけで判断しない。金額だけの見積もりはトラブルの元
見積もりを他社に持っていくようなやり方では有利に見える見積もりをつくられてしまうだけ
選考基準
1.家族が望む要望をまとめる
2.見学会に行くなど、気になる住宅会社をチェックする
3.建物の構造・仕様をチェックする
4.会社の雰囲気をチェックする
値切りすぎは手抜き工事の元
安すぎる見積もりは住宅会社の倒産リスクもある
決定する際には再度、その会社からの提案内容を見直し確認する
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