2010年04月02日
<儲かるようにすべてを変える> 井上和弘
中小企業のコンサルティングを手掛けている著者によるコンサルティング本です。
それでも中小企業だけでなく、中堅企業にも通じるコンサルティングノウハウが書かれています。
少し値の張る一冊ですが、実務の現場を見て、改善に携わってきた著者の生の声が書かれており、
業種別の手の打ち方など広い分野にわたって目安となる考え方が書かれている一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
自社の強いところに経営資源を集中させる
お金を寝かせず利益を上げる「回転」が重要。持たざる経営を目指す
これからの時代は売上よりも利益が増えるかどうかを重視する
売上から経費を差し引いて利益をはじくのではなく、売上から利益を決めて経費の金額を決定する
建設関連業界では交際費や使途不明金があるのが実態
在庫は諸悪の根源
支払手形と手を切る
何で儲かっているのかを見極める。その支持されている商品・サービスのコストダウンを目指す
アイテム数を増やせばリスクが高くなる
自社のサービスの前後を事業化する
資産は財産ではない。資産は稼ぐ武器である
総資本利益率(%)×自己資本比率(%)=300以上をめざす
すべてを正社員でこなす時代ではなくなった。アウトソーシング(外注)を多用する必要がある
従業員20人以下の会社は社長の個人営業の組織である
組織よりも社長の能力や魅力が会社の力そのものである
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