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2020年09月29日
【おすすめ本】『死に至る病 〜あなたを蝕む愛着障害の脅威〜』PART2 穴のあいたザル、虚無感、無条件に得られる喜びを知らない。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
僕にはずっと、
”穴のあいたザル”のような虚無感がある。
何かを達成しても、おいしいものを食べても、
それが終わった瞬間、自分が空っぽになる。
バスケで活躍できた日も、
野球で上達を実感できた日も、
終わった瞬間、
空虚で無意味な自分に逆戻りする。
「だから何?何を喜んじゃってんの?」
一見、充実している自分を、
いつも冷めた口調で嘲笑する自分がいる。
なぜ自分は”穴のあいたザル”なんだろう。
こんなにも楽しい人生を送っているのに、
なぜいつも空っぽなんだろう。
2.この本で得た気づき
人間という動物が喜びを感じる仕組みは、
次の3つしかないそうだ。
- エンドルフィン
食事や性的興奮などによる脳内麻薬 - ドーパミン
目的の達成や報酬を得たときの快感 - オキシトシン
親から無条件に愛され、受け入れられる
安らぎに満ちた喜び
親から無条件の愛情を与えられずに、
不安定な愛着を抱えた人では、
オキシトシン系の充足が不十分にしか得られない。
そこで、頑張ることによって目標を達成し、
周囲からも認められることで自分を支えようとする。
そのプロセスがうまくいっているときは、
オキシトシン系の不足を、
ドーパミン系の充足で補っているわけだ。
そうか。僕は
何もしなくても得られる喜びを知らないんだ。
何かをして、達成した時の喜びしか知らないんだ。
だから”穴のあいたザル”なんだ。
新しいことに挑戦したり
好きなスポーツで成果を出したりして、
ザルに水を流し込んでいるに過ぎなかったんだ。
だとしたら、
僕はアルコールやスマホ依存症と
本質的には同じ状態かも知れない。
スポーツ、音楽、ダンス、英語と、
やりたいことに挑戦してる”つもり”。
本当は、
どうやっても得られないオキシトシンの喜びを、
「新しいことへの挑戦中毒」になることで、
必死に埋めようとしてるだけかも知れない。
3.学びから実戦していきたいこと
「無条件に愛される喜びはもう手に入らない」
喜びの種類がわかったとはいえ、
その現実はこの先も立ちはだかる。
具体的にどうすればいいかは、わからない。
でも、自分の心の状態に気づくことはできる。
「今、自分は報酬系でも何でも、
喜びを補充したがってるんだな。
すぐに流れ出てしまうとしても、
喜びを補充しないといけないくらい、
追い詰められてるんだな。」
今後、もし不健康な依存症に
片足を突っ込もうとしたら。
喜びの欠乏が限界に達した自分に気づき、
手遅れになる前に助けを求めたい。
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2020年09月24日
【おすすめ本】『学びを結果に変えるアウトプット大全』〜PART3 アウトプットとは”運動”、記憶定着のカギは”身体に覚えさせること”〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
僕は今シーズンから社会人の草野球チームに入り、
一度はあきらめた”左利きのショート”への挑戦を始めた。
守備練習ではショート、セカンド、外野手に挑戦、
練習試合ではセカンド、センターを経験できた。
そんな自分に、いつしか芽生えた欲。
「いつか投手に挑戦してみたい」
「投げ方の基礎を固め、コントロールを安定させたい」
今から周りの野球経験者に追いつくためには、
どのように練習を重ねていけばいいだろう。
思ったところに投げるコントロールを身につけるには、
どのように練習すればいいだろう。
そんな模索を繰り返していた。
2.この本で得た気づき
投げるのが上手くなるには、
たくさん練習する。反復する。
長年バスケをやってきて、
そんなことはわかりきってると思っていた。
だけど、この文章を読んで、ハッとした。
アウトプットとは”運動である”
体で覚える”運動性記憶”が記憶定着のカギ
僕はわかっているようで、忘れかけていた。
どこか思考停止したまま、
ただ工夫なく反復練習していただけかも知れない。
その上で、大切な気づきを得た。
2週間で3回以上アウトプットすると、
長期記憶として残りやすくなる。
インプットしたことは、たくさん使って
「重要な情報」として長期記憶させる。
効率よく「身体に覚えさせる」ための、
具体的な目安。
忘れかけていた基本に、立ち返れた気がした。
3.学びから実戦していきたいこと
良質なインプットを得て、
すぐにたくさんアウトプットする。
そのために、僕は練習の前後や合間、
チームメイトにキャッチボールを
お願いすることが多くなった。
1球ごとに、
- フォームのチェック
- 身体の使い方のポイント解説
- 投げるときの心の状態
これらの指導をしてもらう。
そして次の1球は、
教えてもらったことを心掛けて投げる。
これを繰り返すようになった。
現在、まだまだ
思ったところに投げる技術はない。
だけど、
思ったところにボールが行かないのは
どう投げた時かわかるようになった。
今から野球経験者に追いつく。
コントロールを安定させる。
いつか、試合でショートを任せてもらえるようになる。
いつか、投手に挑戦する。
掲げた目標のため、
これからも”運動”というアウトプットを繰り返す。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
2020年09月21日
【おすすめ本】『人はなぜ、宗教にハマるのか?』〜PART1 人間が同種を殺せるのは、自分の宗教以外の信者は人間ではないから〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
本来、
人の心を救うために作られたはずの宗教。
なのに、宗教は
いつの時代も政治や戦争に利用され、
救うはずの人を簡単に殺している。
同種で殺し合う動物は滅びてしまう。
だから人間にも、
同種を殺してはならないという情報が
組み込まれているはず。
そんな本能レベルのタブーを、
こんなに簡単に破らせることができるものだろうか。
いったいどういうメカニズムで、
宗教は本能を破らせるんだろう。
宗教はどうやって、
人殺しの正当化に利用されてるんだろう。
2.この本で得た気づき
答えは簡単だった。
簡単、しかしあまりの恐ろしさに、
血の気が引いた。
「宗教」においては、本来、
自分の宗教の信者以外は「人」ではないから
自分の宗教こそが、唯一絶対に正しい
だから自分の宗教以外の者は間違っている
間違っている者は人ではない
人ではないから殺して構わない
そんな、
権力者による強烈な洗脳が成功してしまうから。
国を守るため、聖地を取り戻すため、
そんな大義名分に奮い立った「正しい者」たちが
今日もどこかで人を殺しているんだ。
「あの国を滅ぼしてもっと儲けたいな。
何とかして戦争を正当化できないか。
しかし、
”同種を殺してはならない”
この本能、邪魔だな。
よし、宗教を利用して
アイツラは同種じゃないと信じこませよう!」
もし、歴史上の権力者たちが
こんなことを考えていたとしたら。
人間とは、なんて恐ろしい生き物だろう。
3.学びから実戦していきたいこと
この世界には、唯一絶対の正解はない
なぜなら人間は不完全な生き物だから
自分の考えを押しつけたくなったり、
相手の考えを否定したくなったりした時。
このことを強く意識するのが大切だと思った。
それと、もう1つ。
たとえ自分は無宗教だと思っていても、
宗教は形を変えて無数に存在することも意識したい。
たとえば、
資本主義教
利益教
人を特定の考えに向かわせようとする流れは、
常に身近にある。
力ある者、影響力のある者が
どういう意図でその発信をしているのか。
どんな利益を得たいために
その考えを浸透させようとしているのか。
いったん立ち止まって、
それを考えることを心がけたい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
2020年09月19日
【おすすめ本】『学びを結果に変えるアウトプット大全』〜PART2 プレッシャーを、パフォーマンス向上のエンジンにする〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
プレッシャーが多ければ多いほど、
パフォーマンスが高まる選手
プレッシャーに押しつぶされ、
プレーが消極的になってしまう選手
僕はずっとバスケをやってきて、
どちらかというと後者の選手から
抜け出せないのが悔しかった。
試合終盤の、勝負がかかる重要な場面。
※(=クランチタイム)
そこで過去に決めきれなかった数々のシュート。
あれを決められる選手になりたい、
プレッシャーを楽しむかのような
メンタルコントロールの力がほしい。
否応なしにかかる緊張、プレッシャーと
どう向き合うかを模索していた。
2.この本で得た気づき
どんな名選手だろうと、人間である以上、
勝負どころでプレッシャーをゼロにはできない。
頭ではわかっているけど、
プレッシャーとのつき合いに苦闘する自分がいる。
そんな中、この一節の文章ではっとした。
ある程度の「緊張」があったほうが
パフォーマンスはアップする。
緊張は敵ではなく、味方であるということです。
僕はこの「プレゼンする」の1ページで、
大きな気づきを得た。
緊張をなくそうと躍起にならなくていい、
緊張があることは、むしろ喜ばしいことなんだ。
なぜなら、緊張が自分のパフォーマンスを、
もっともっと高めてくれるから。
3.学びから実戦していきたいこと
それに気づいてから、
僕は試合終盤のクランチタイムで
落ち着こうと必死になるのをやめた。
代わりに、プレッシャーが大きくなり始めたら、
こうつぶやくようにした。
「パフォーマンスが上がってきたな…。」
果たして、プレッシャーを
パフォーマンスに変えられているのか。
それはわからない。
ただ、
「落ち着け」とつぶやいていた頃よりも、
落ち着いてコートに立てる自分を実感し始めた。
ある日の試合では、
その試合で決めた5本の3ポイントのうち2本を、
同点の残り時間3分を切ってから沈めることができた。
プレッシャーを消そうと躍起になるのではなく
パフォーマンス向上のエンジンにする。
これから、クランチタイムを迎えるたびに、
僕はそれを心がけ、ビッグショットを沈めたいと思う。
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2020年09月04日
【おすすめ本】『学びを結果に変えるアウトプット大全』〜PART1 読書感想の書き方、価値を伝える大切さ〜。
気づきが多すぎて、1記事では書ききれない。
ので、シリーズにする予定。
今回はパート1、
以下2つの気づきについて話したい。
ー目次ー
学んだことが自分の中にたまってきたのに、
うまく出し切れない、消化不良の自分がいる。
アウトプットが不十分なまま、
学んだことだけはどんどんたまっていく。
もっと出し切りたい!
伝えたい!書きたい!アウトプットしたい!
そんなモヤモヤを打破できなかった中、
バスケの仲間がこの本を紹介してくれた。
「最近、読んだ中でいちばんおもしろかったよ!」
その仲間と別れた数分後、
僕はすぐにAmazonでこの本を購入した。
せっかく読んだ本のおもしろさを、
記事でうまく伝え切れていない自分に、
基本形のテンプレという道しるべをくれた。
「ビフォー」+「気づき」+「TO DO」
そうして作ったのが、まさに本記事の構成。
僕は旅が大好き。
遠くへ行くのはもちろん、
思い立ったら近場を日帰りで回るのも好き。
でも、それをどう伝えたらよいか迷っていた。
「読まれるように書きたい」
どこかにそんな欲が出ていた。
そうじゃない。
読んでほしい、伝えたい、それを”営業”だとするならば、
営業とは、その商品が持つ
本当の価値、素晴らしさ、魅力を正しく伝えること。
行って感動したことをそのまま書けばいいんだ。
読まれたい、売り込みたいじゃなく、
すばらしかった、感動したと素直に伝えればいいんだ。
それに気づけたからこそ書けた、渾身の記事がこちら。
→「【小樽・日帰り旅行】小樽水族館、日和山灯台の夕陽、天狗山の夜景。」
読書感想の記事テンプレや、価値を伝える大切さは、
もちろん大きな学びになった。
それと同時に、僕は改めて、
この2つの大切さに気づくことができた。
この本を読むきっかけをくれたのは、
バスケ仲間が紹介してくれたから。
仲間が紹介してくれたのは、
僕がブログを書いていることを伝えていたのと、
友人として良好な関係でいられてるから。
仲の良い友人ができたのは、
こりずにバスケを続けているから。
1冊の本との出逢いには、
自分が歩んできた人生の歴史があった。
これからも、友達を大切にし、
好きなことはとことん続けていきたい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
ので、シリーズにする予定。
今回はパート1、
以下2つの気づきについて話したい。
- 読書感想の記事を書きやすくなった
- 売り込むのではなく、価値と感動を伝えればいいと気づけた
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
学んだことが自分の中にたまってきたのに、
うまく出し切れない、消化不良の自分がいる。
アウトプットが不十分なまま、
学んだことだけはどんどんたまっていく。
もっと出し切りたい!
伝えたい!書きたい!アウトプットしたい!
そんなモヤモヤを打破できなかった中、
バスケの仲間がこの本を紹介してくれた。
「最近、読んだ中でいちばんおもしろかったよ!」
その仲間と別れた数分後、
僕はすぐにAmazonでこの本を購入した。
2.この本で得た気づき
1.読書感想の記事を書きやすくなった
せっかく読んだ本のおもしろさを、
記事でうまく伝え切れていない自分に、
基本形のテンプレという道しるべをくれた。
「ビフォー」+「気づき」+「TO DO」
そうして作ったのが、まさに本記事の構成。
- この本を読む前の自分(ビフォー)
- この本で得た気づき(気づき)
- 学びから実戦していきたいこと(TO DO)
2.売り込むのではなく、価値と感動を伝えればいいと気づけた
僕は旅が大好き。
遠くへ行くのはもちろん、
思い立ったら近場を日帰りで回るのも好き。
でも、それをどう伝えたらよいか迷っていた。
「読まれるように書きたい」
どこかにそんな欲が出ていた。
そうじゃない。
読んでほしい、伝えたい、それを”営業”だとするならば、
営業とは、その商品が持つ
本当の価値、素晴らしさ、魅力を正しく伝えること。
行って感動したことをそのまま書けばいいんだ。
読まれたい、売り込みたいじゃなく、
すばらしかった、感動したと素直に伝えればいいんだ。
それに気づけたからこそ書けた、渾身の記事がこちら。
→「【小樽・日帰り旅行】小樽水族館、日和山灯台の夕陽、天狗山の夜景。」
3.学びから実戦していきたいこと
読書感想の記事テンプレや、価値を伝える大切さは、
もちろん大きな学びになった。
それと同時に、僕は改めて、
この2つの大切さに気づくことができた。
- 友達を大切にする
- 好きなことはとことん続ける
この本を読むきっかけをくれたのは、
バスケ仲間が紹介してくれたから。
仲間が紹介してくれたのは、
僕がブログを書いていることを伝えていたのと、
友人として良好な関係でいられてるから。
仲の良い友人ができたのは、
こりずにバスケを続けているから。
1冊の本との出逢いには、
自分が歩んできた人生の歴史があった。
これからも、友達を大切にし、
好きなことはとことん続けていきたい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
2020年08月29日
【おすすめ本】『人は、なぜ他人を許せないのか?』〜”正義中毒、誹謗中傷は脳の仕組みから生まれている”〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
「他人を許せない感情をなぜ抑えられないの?」と、
どこか納得できていなかった。
「自分の所属する集団と違う」
それで罵り合うだけに飽き足らず、
簡単に傷つけ合い、殺し合いにまで発展する
「自分の中にある正義や”べき思考”と違う」
それに対して、個人で思うだけにとどまらず、
SNSで簡単に誹謗中傷する、人格否定する
どうして抑えられないの?
どうして”言った後どうなるか”を考えられないの?
そんな「どうしてできないんだ」
という目線で見てしまっていた。
2.この本で得た気づき
そんな考えを捨て切れなかった僕は、
この内容にハッと気づかされた。
人間の脳は、
自分の所属する集団以外を攻撃するようにできている
集団外を攻撃すればするほど、ドーパミンが出ることで
”気持ちいい”状態になれる
そのため、対立する集団同士で争うのは、
”実はお互い気持ちいいので争い続けたい”
自分と違うものを
「許せない」と思うのが自然なんだ。
それが、集団生活を営む人間の、
”脳のつくり”なんだ。
そして、ひとたびタガが外れれば、
誰でも正義中毒に陥る危険性を秘めているんだ。
野球やサッカーの試合で、
ファンやサポーターたちが互いに罵り合うのは、
ドーパミンを出し合う状況を提供し合ってるんだ。
「どうして抑えられないの?」
などと考える自分の視野は、とても狭かった。
3.学びから実戦していきたいこと
「●●人はみんなこうだ」
「△△チームのファンはこうだ」
「◆◆国はひどいことをする」
そうやって、
集団をひとくくりに考えてしまうのは、
脳がサボっているからだという。
●●人だからといって、
個々の考え方は1人1人違うのに、
その”個々”について考える労力をかけることを
サボっているそうだ。
僕は「他人を許せない」と思ってしまったら、
立ち止まろうと思う。
そして、自分に問いかけたい。
「今、ひとくくりに考えようとしてない?」
「何が許せない?どうして許せない?」
「向き合うのは他人じゃなく自分の心でしょう?」
そして、いつも心がけていたい。
「違いはおもしろい、違うから楽しい」
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
2020年08月07日
【おすすめ本】『フェルマーの最終定理』 〜世紀の難問に挑む、偉大な数学者たちの350年〜。
<ピュタゴラスの定理(三平方の定理)>
X2+Y2=Z2
を満たす整数解は無限に存在する。
ふむふむ、
確か、中学校の数学で習ったな。
直角三角形の辺の長さの計算だったっけ。
<フェルマーの最終定理>
Xⁿ+Yⁿ=Zⁿ
X3+Y3=Z3
X⁴+Y⁴=Z⁴
X⁵+Y⁵=Z⁵
・
・
n=3以上の場合、整数解は存在しない。
n=2
→n=3、4、5…にしただけで。
整数解が無い?ウソでしょ?
素人目には、
でたらめに整数を入れてみたら
解が出そうに見える、こんなシンプルな式なのに?
さらに驚愕なのは、
整数解は存在しない。ことを
350年以上、
人類のどんな偉大な頭脳も証明できなかった。
そんな、
あまりにシンプルな”世紀の難問”に立ち向かう、
数学者たちの苦闘を描いた
『フェルマーの最終定理』
17世紀フランスの、
数学の”アマチュアの大家”
ピエール・ド・フェルマー。
いじわるで、思わせぶりな裁判官は、
その後の三世紀にわたり人類を悩ませる謎かけを残した。
【Xⁿ+Yⁿ=Zⁿ】
<18世紀>
二十代で独眼になり、
六十代で失明した後に”月の運行の計算”を完成させた
レオンハルト・オイラーの苦闘。
女性が数学を学ぶことへの差別を乗り越えた
ソフィー・ジェルマンの苦闘。
<20世紀初頭>
そもそもフェルマーの最終定理は証明不可能と、
明らかになりかけた危機。
そして1995年。
7年間の孤独な研究の末、
ついに世紀の難問を打ち破った
アンドリュー・ワイルズの苦闘。
1人のアマチュアが趣味で作った問題に挑んだ、
幾多の天才たちの挫折。
そして、
「もうダメだ…!!」
敗北を覚悟したワイルズが、
栄光をつかむまでの、凄まじい戦い。
胸が熱くなる、
フェルマー VS 天才たちの三世紀。
リンク
2020年08月05日
【おすすめ本】『火の鳥4 鳳凰編』 〜なぜ苦しいのに生きる?なぜ死に怯える?生きるも死ぬも、ちっぽけなはずなのに〜。
「生きることはこんなに苦しいのに、なぜ生きるの?」
「どうせいずれは死ぬのに、なぜ苦しんでまで生きるの?」
「生きるって何なの?死ぬって何なの?どうして悩むの?」
生について、死について。
生きることへの苦しみ、死ぬことへの恐怖。
そんな、答えのない自問自答を繰り返すとき、
みずからの死生観に寄り添い、ともに考えてくれる本。
『火の鳥4 鳳凰編』
奈良時代。
生まれた日に、片腕と片目を失い。
生まれた日に、父親を事故で亡くし。
生まれた日に、母親はそのショックで心を病む。
そんな、あまりにも険しい生い立ちの我王(がおう)。
その我王に、道すがらで襲われ。
仏師(彫刻家)の生命線である右腕が
不自由になった茜丸(あかねまる)。
何不自由なく暮らせているのは、
ほんの一握り、都の権力者だけ。
日本と呼ばれる島の、99%以上の人間は。
貧困に苦しみ、重い年貢に苦しみ、
圧政に苦しみ、疫病に苦しみ、
それでも生きる苦しみに苦しむ。
こんなに苦しんでまで、なぜ生きるの?
この”生きる苦しみ”は、死ぬまで続くのに。
死ねば救われるの?死ぬために生きるの?
人を殺めてまで、民衆を苦しめてまで、
”生きる苦しみ”を自分から延ばそうとするのはなぜなの?
生きるのが苦しい、死ぬのが怖い、
そんなもの、無限の宇宙のちっぽけなごみなのに?
なぜ、僕らはちっぽけなごみとわかっているのに、
それでも苦しみながら生きるの?
そんなことを、ぐるぐる考えるようになったら。
自分の人生に、虚しくなったら。
この本を、手に取ってみてほしい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
「どうせいずれは死ぬのに、なぜ苦しんでまで生きるの?」
「生きるって何なの?死ぬって何なの?どうして悩むの?」
生について、死について。
生きることへの苦しみ、死ぬことへの恐怖。
そんな、答えのない自問自答を繰り返すとき、
みずからの死生観に寄り添い、ともに考えてくれる本。
『火の鳥4 鳳凰編』
奈良時代。
生まれた日に、片腕と片目を失い。
生まれた日に、父親を事故で亡くし。
生まれた日に、母親はそのショックで心を病む。
そんな、あまりにも険しい生い立ちの我王(がおう)。
その我王に、道すがらで襲われ。
仏師(彫刻家)の生命線である右腕が
不自由になった茜丸(あかねまる)。
何不自由なく暮らせているのは、
ほんの一握り、都の権力者だけ。
日本と呼ばれる島の、99%以上の人間は。
貧困に苦しみ、重い年貢に苦しみ、
圧政に苦しみ、疫病に苦しみ、
それでも生きる苦しみに苦しむ。
こんなに苦しんでまで、なぜ生きるの?
この”生きる苦しみ”は、死ぬまで続くのに。
死ねば救われるの?死ぬために生きるの?
人を殺めてまで、民衆を苦しめてまで、
”生きる苦しみ”を自分から延ばそうとするのはなぜなの?
生きるのが苦しい、死ぬのが怖い、
そんなもの、無限の宇宙のちっぽけなごみなのに?
なぜ、僕らはちっぽけなごみとわかっているのに、
それでも苦しみながら生きるの?
そんなことを、ぐるぐる考えるようになったら。
自分の人生に、虚しくなったら。
この本を、手に取ってみてほしい。
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2020年07月15日
【おすすめ本】『死に至る病〜あなたを蝕む愛着障害の脅威〜』寂しさと、虚しさと、欠乏感に潜む愛情不足。
「何をやっても虚しい」
「寂しさや満たされない感覚につきまとわれる」
「理由のわからない欠乏感が消せない」
「まだ生き続けないといけないの?」
自分への空虚感、無力感。
生きることが虚しく、無意味に思える。
どうして?
どうしてこんなに苦しいの?
どうしてこんなに空虚なの?
それは、
親からの愛情を受けられなかったことで、
抱えた愛着障害が心身を蝕んでいるから。
そう教えてくれる本。
『死に至る病〜あなたを蝕む愛着障害の脅威〜』
愛情飢餓を抱えた子どもは、衣食住が整っていても、
かつてはほとんど成人できずに亡くなっていた。
それがいつしか、医療の進歩によって、
身体は生かせるようになった。
だから現代には、
愛情不足で傷ついた心のまま
身体だけ延命させられた人であふれている。
「抱っこされた記憶がない」
「かまってもらった記憶がない」
「無条件の愛情なんて存在しない」
「親の愛など信じられない」
だから自分は愛される資格がないんだ。
そうして、
何もかもダメだと思った時、どこにも逃げ込めない。
そんな、心の安全基地を持てなかった人であふれている。
自分が抱える虚しさ、自己否定。
いつも不安で、寂しくて、なのにそれを誰にも言えない。
人の感情に興味が持てず、自分の気持ちすらも上手く説明できない。
それらすべての根っこにある愛着障害と、
向き合いたい人へ、おすすめの本。
ーー愛着障害の克服のため、まずは愛着障害を理解しようーー
「寂しさや満たされない感覚につきまとわれる」
「理由のわからない欠乏感が消せない」
「まだ生き続けないといけないの?」
自分への空虚感、無力感。
生きることが虚しく、無意味に思える。
どうして?
どうしてこんなに苦しいの?
どうしてこんなに空虚なの?
それは、
親からの愛情を受けられなかったことで、
抱えた愛着障害が心身を蝕んでいるから。
そう教えてくれる本。
『死に至る病〜あなたを蝕む愛着障害の脅威〜』
愛情飢餓を抱えた子どもは、衣食住が整っていても、
かつてはほとんど成人できずに亡くなっていた。
それがいつしか、医療の進歩によって、
身体は生かせるようになった。
だから現代には、
愛情不足で傷ついた心のまま
身体だけ延命させられた人であふれている。
「抱っこされた記憶がない」
「かまってもらった記憶がない」
「無条件の愛情なんて存在しない」
「親の愛など信じられない」
だから自分は愛される資格がないんだ。
そうして、
何もかもダメだと思った時、どこにも逃げ込めない。
そんな、心の安全基地を持てなかった人であふれている。
自分が抱える虚しさ、自己否定。
いつも不安で、寂しくて、なのにそれを誰にも言えない。
人の感情に興味が持てず、自分の気持ちすらも上手く説明できない。
それらすべての根っこにある愛着障害と、
向き合いたい人へ、おすすめの本。
ーー愛着障害の克服のため、まずは愛着障害を理解しようーー
2020年07月10日
【おすすめ本】『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』 〜授業で習わない、日本創生のストーリー〜。
<歴史の教科書>
奈良時代、日本最古の歴史書である
『古事記』と『日本書紀』が成立した。
以上
ーーーーーーーーーー
どうして古事記はこんなにあっさり終わるの?
日本が作られた物語なのにどうして授業で教えないの?
古事記のストーリーを1から学びたい!
そんな情熱に応えてくれる本。
『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』
先日、紹介したギリシャ神話のシリーズ本。
日本の神話も学びたいと思い購入。
イザナギとイザナミ
アマテラス、ツクヨミ、スサノオ
ヤマタノオロチ
ヤマトタケル
そんな、詳しく知らないもやもやを
マンガと解説文でわかりやすく伝えてくれる。
「この本を古事記の入門書として、
もっと詳しく知りたくなったら他の本も調べてみたい」
そうして古事記に興味を持つきっかけにもなる。
ー<号泣シーン>ー
日本の国土を作ったイザナギとイザナミは、
とある神生みをきっかけに離ればなれになる。
イザナギと一緒にいられなくなったイザナミは、
黄泉の国で涙をあふれさせながら、こうつぶやく。
「私はまだ、愛しいあなたとともにいたかったのに…」
ーー
源氏物語のように泣ける場面あり、
「どうしてそうなるの?!」というような急展開あり。
人間らしさにあふれた日本の神たちの物語、
ぜひ知るきっかけに読んでほしい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
奈良時代、日本最古の歴史書である
『古事記』と『日本書紀』が成立した。
以上
ーーーーーーーーーー
どうして古事記はこんなにあっさり終わるの?
日本が作られた物語なのにどうして授業で教えないの?
古事記のストーリーを1から学びたい!
そんな情熱に応えてくれる本。
『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』
先日、紹介したギリシャ神話のシリーズ本。
日本の神話も学びたいと思い購入。
イザナギとイザナミ
アマテラス、ツクヨミ、スサノオ
ヤマタノオロチ
ヤマトタケル
- 名前は聞けど、どのように活躍したか知らない
- 日本の国土や神を生むストーリーと、ぼんやり知っている
- 歴史の授業で古事記があっさりな理由を知りたい
- 時代背景、地名や神社との関係が知りたい
そんな、詳しく知らないもやもやを
マンガと解説文でわかりやすく伝えてくれる。
「この本を古事記の入門書として、
もっと詳しく知りたくなったら他の本も調べてみたい」
そうして古事記に興味を持つきっかけにもなる。
ー<号泣シーン>ー
日本の国土を作ったイザナギとイザナミは、
とある神生みをきっかけに離ればなれになる。
イザナギと一緒にいられなくなったイザナミは、
黄泉の国で涙をあふれさせながら、こうつぶやく。
「私はまだ、愛しいあなたとともにいたかったのに…」
ーー
源氏物語のように泣ける場面あり、
「どうしてそうなるの?!」というような急展開あり。
人間らしさにあふれた日本の神たちの物語、
ぜひ知るきっかけに読んでほしい。
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー