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2020年08月05日

【おすすめ本】『火の鳥4 鳳凰編』 〜なぜ苦しいのに生きる?なぜ死に怯える?生きるも死ぬも、ちっぽけなはずなのに〜。

「生きることはこんなに苦しいのに、なぜ生きるの?」
「どうせいずれは死ぬのに、なぜ苦しんでまで生きるの?」
「生きるって何なの?死ぬって何なの?どうして悩むの?」




生について、死について。
生きることへの苦しみ、死ぬことへの恐怖。

そんな、答えのない自問自答を繰り返すとき、
みずからの死生観に寄り添い、ともに考えてくれる本。

『火の鳥4 鳳凰編』

IMG_20200729_160902_587.jpg



奈良時代。

生まれた日に、片腕と片目を失い。
生まれた日に、父親を事故で亡くし。
生まれた日に、母親はそのショックで心を病む。

そんな、あまりにも険しい生い立ちの我王(がおう)



その我王に、道すがらで襲われ。

仏師(彫刻家)の生命線である右腕が
不自由になった茜丸(あかねまる)



何不自由なく暮らせているのは、
ほんの一握り、都の権力者だけ。

日本と呼ばれる島の、99%以上の人間は。

貧困に苦しみ、重い年貢に苦しみ、
圧政に苦しみ、疫病に苦しみ、

それでも生きる苦しみに苦しむ。



こんなに苦しんでまで、なぜ生きるの?
この”生きる苦しみ”は、死ぬまで続くのに。

死ねば救われるの?死ぬために生きるの?

人を殺めてまで、民衆を苦しめてまで、
”生きる苦しみ”を自分から延ばそうとするのはなぜなの?

生きるのが苦しい、死ぬのが怖い、
そんなもの、無限の宇宙のちっぽけなごみなのに?

なぜ、僕らはちっぽけなごみとわかっているのに、
それでも苦しみながら生きるの?




そんなことを、ぐるぐる考えるようになったら。
自分の人生に、虚しくなったら。

この本を、手に取ってみてほしい。



ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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