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2020年03月06日

本名『理琉(ワタル)』が表す意思。

僕の本名は『理琉(ワタル)』と読む。

この名前は自分で付けた。

『これから何があろうと、宝石のように輝き続ける』

という意思を表している。



自分で名前を付けたというのは、僕は戸籍から改名したから。

旧名:『航(ワタル)』
新名:『理琉(ワタル)』


家庭裁判所へ「名の変更」を申し出、受理されて今に至る。

「戸籍”改名”、その先へ。」



当時の僕は、新しい名前になることよりも、
父が付けた名前を捨てたい願望の方が大きかった。

旧名は、僕のことを愛していない父が
勝手に膨らませた理想像に付けたもの。

中身は僕じゃなくてもいい、
代えの利く誰かに付けられたもの。

旧名を捨てることで、父に支配された自分を殺す。
そうして人生をリセットし、自分で付けた名前とともに、生まれ直す。


それが、家庭裁判所を訪れた一番の理由だった。



新しい名前『理琉(ワタル)』をまとって4年目。

去年までは、殺したはずの旧名の自分が
しょっちゅう顔を出しては暴れていた。

拭えない罪悪感
心を無視され続けたことへの怒り
愛情をもらえなかった悲しみと寂しさ


去年、父が区役所の生活保護課で暴れ、
彼はどうしようもない、自分しか見えていないと悟るまでは、
過去の怨恨に囚われ、前を向けなかった。

「延長戦決着、戦利品は”諦め”。」



今から思えば、彼のことを前向きに見捨てるための
踏ん切りがついた事件。

それまでの僕は過去に囚われてばかりで、
他人と感情に振り回されて生きていると感じていた。

就職や生活保護の廃止も相まって、
ようやく自分の足で人生を歩む実感が出てきた。



新しい名前で生まれ直した自分は、
宇宙で起きるすべての現象でさえも、
自分という宝石を磨く糧にしよう。

何があっても、今度こそ誰にも心を支配されない、
真に自分の足で歩く人生にするんだ。


そんな意思を込めて『理琉(ワタル)』という字を選んだ。

不安、恐れ、罪悪感、心の混乱、などといったものが、
永久に完全になくなるということはあり得ない。
そういうものがないという人間はこの世に存在しないのである。

だが、あっても、もう左右されなくなる。これがカギなのだ。

過去や現在の親との関係に対するコントロールを増していくにつれ、
あなたはそれ以外の人間関係、特に自分自身との関係が
劇的に改善されていることに気づくだろう。

そうなった時、あなたはおそらく生まれてはじめて、
「自分の人生を楽しむ」自由を手に入れることになるだろう。


『毒になる親』エピローグ より


親戚からのメールには、今も『航』と書かれてくる。

文面を見るたび、複雑な気持ちになる。
名前を変えたことを直接は言ってない、たぶんみんな知ってる。

『航』は「父の理想の息子」という、中身が空洞の入れ物、
その中で怯えていたのが『理琉(ワタル)』。


親戚が『航』と書いても、僕は『理琉(ワタル)』として、
これから何があろうと人生を輝かせる。



posted by 理琉(ワタル) at 00:47 | TrackBack(0) | 家族

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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