こんばんわ。土斑猫です。
現在、真面目に家の生き物達の話をしています。主に飼育環境的な意味で。
という訳で、今回はレオパことヒョウモントカゲモドキです。
飼育器の全貌。
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では、飼育の概要をーと言いたい所ですが、話す事は何もない。見たまんまです。
飼育容器は、熱帯魚用45cm標準水槽。床にはヤシガラを敷いて、シェルター一つ。彩りに朽木。そして水飲み。
これだけです。
「世界で最も飼育に適した爬虫類」の異名は伊達じゃアリマセン。
秋から冬季にかけてはこれに赤外線ヒーターを貼り付けて25〜30度くらいに保温しますが、基本はこのまんまです。
餌はデュビアからミルワームまで、虫なら何でも食います。鶏のササミを食った事もありますが、これには好き嫌いがあるようです。
ビバリウムガイドじゃレプトミン(カメの餌)で育ててたなんて話も乗ってましたので、やってみるのも一興かもしれません。あまり期待できませんが。
では、先週紹介したペットリザードのもう一つの雄、「アオジタトカゲ」と比べるとどうかを考察してみましょう。
比較した際、その強健さはどちらも引けはとりません。
アオジタの方は飼育を始めて十数年、トラブルらしいトラブルを起こしていませんし、こっちのレオパの方は二回ほど大きな山がありましたが、それを見事に乗り越えて今にいたります。
ではお互いの相違は何か。
一番に上げられるのがその大きさです。先のアオジタは成長すると60cm近く。飼う為にはそれなりの場所(90cmクラスの水槽か衣装ケース)と、それを暖めるだけの電熱費がかかります。
その点、大きくなっても30cmにも満たない本種は楽です。場所もほとんどとらず、光熱費もそれなりです。
反面、こっちが水をあけられるのは餌についてでしょう。雑食性で何でも喰らう(かといって何でもやっていいわけじゃないけど)アオジタに対し、レオパは昆虫食性。どうしても餌昆虫であるデュビアやコオロギと付き合わなければいけない訳で(買うなり養殖するなり)、そうゆうのがうざったく感じる人には向いてないと思います。
そして最後に一つ。これ、最初の話と間逆になるんですが、身体が小さい事が悪い方に働く局面があります。
例えば、仕事とかが忙しくなり、水槽内の管理がおろそかになったとします。この時、身体の大きなアオジタは体力があるため、ある程度しのいでくれますが、身体の小さなレオパはダメージがでかくなります。
先のアオジタの際も言いましたが、飼い主が飼育動物の強健さに甘えてしまう事が一番危険です。
実はこれ、小生自身の体験談で、冒頭で触れたこのレオパを襲った二つの山の話です。
この話、長くなるので続きは次回のそのAでお話しようと思います。
それでは。
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