飼育しているレオパが産卵した。親はこの子達↓
手前の大きい子(ハイイエロー)がメス。後ろの一回り小さい子(サングロー系)がオス。見ての通り、オスが若い。メスの方は一年以上育てていて、取り敢えずは問題ないと思う。けれど、正直オスがこの若さで発情するとは思わなかった。繁殖はもう少し育てて、とか思っていたのだが。個別飼育のケージが狭くなったので、ちょっとの間だけと軽い気持ちで多数飼育にした、ハッキリ言おう。認識の甘さが、モロに出た。有精卵かどうかは分からない。と言うか、実はこれ2クラッチ目。1クラッチは孵卵器に移して程なくペコペコに凹んでしまった。無精卵の可能性と、自分のヘッポコによる落ち度と。多分、後者の方。繁殖に対する心づもりが、全く出来ていなかった。それは、前記の子が1クラッチ産んだ数日後に如実に現れる。
この子が、産卵した↓
恐らくは、ジャガーノート系。そして見ての通り、若い。ウチに連れてきた時はよく覚えていないが、多分生後1年程。この子も、交尾をしていたらしい。これには焦った。いくら阿呆でも、若い子が無理に産卵するリスクは知っている。って言うか、状態が十分ではない個体が産卵した時のダメージは、この間トッケイがしっかりと教えてくれた。慌ててメスの状態を見たが、どうやら元気な様。エサを与えると、いつにもましてガツガツと食べた。
これが、今回の話の全貌。
何の事はない。中途半端に知識を齧った阿呆がやらかした失敗談。メス達の強健さに助けられただけの話である。で、後から生まれた卵も、中途半端な管理をしてキッチリ駄目にしてしまった。救い様がない。
そんな感じで凹んでいた所の、今回の2クラッチ目。母体の状態は良好。今度こそはと思い、ガッチリ孵卵環境を整えた。湿らせたバーミキュライトを敷いたタッパーに入れて、穴を開けた蓋をして。この前までトッケイが養生していたケージにいれて30°で保温した。とりあえず、今度こそ抜けはない。と思いたい。有精卵かどうかは分からないが、無事に孵化してくれたらこんな嬉しい事はない。祈るばかりである。レオパは一回の交尾で5クラッチくらいまで産卵する。今後も、気をつけていなければならない。
取り敢えず、メス二匹には食べるだけ食べさせておこう。
最後に、関係ないけど↓
久々に見た、全身像。随分と大きくなったもの。
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