一昨日、隔離していたメスのトッケイを大部屋に戻した。それと同時に、大部屋の中を少し模様替え。やぶやぶしくして、隠れられる場所を多くした。
それから二日。隔離していたメスは、オープンスペースには出てこない。たまに確認するために手前に立てかけてあるコルクバークをのけて見るが、だいたい向かって左側のユッカの幹に張り付いている。とりあえず、苛められている様子はない模様。
一番優位にいるらしいオス個体。優位だけあって、唯一しっかりとした採餌を確認している。肉付きも良い。背中にある小さな瘤がトレードマーク。膿が溜まっているのか寄生虫か分からないが、とりあえず影響はない様なので放置。って言うか、本体が肥えるにつれて目立たなくなっている。で、このオス。優位にいるくせに、一番臆病。オープンスペースに出ていても、目が合うと瞬時に逃げる。お陰で、写真がこんなの↓しか撮れない。
最後の一匹は、他の二匹よりも一回り小さい。メス。頭部の模様が綺麗な美人さん。何か知らないけど、いつもオスの傍にいる。トッケイがペアで行動すると言う話は、聞いた事がないけれど。オープンスペースに出て来るし、目が合っても逃げないので写真が撮りやすい。
まあ、導入して間もないし、隔離したり模様替えしたりと落ち着かない事もあって、オス以外の二匹はまだ自発採餌を確認していない。エサ入れの中のコオロギを確認すると、減ってはいるのだけどオスしか食っていない様な気もするし、それにしては消えたのが多いなと思う事もあるし。とにかくWCなので、落ち着かせるのが先だろう。今のところ、極端に痩せてくる様子もないし。
たまに床にいる所を見るとギクリとするけど、触ってみたり覗き込んだりすると普通に壁を登っていく。体調が悪い訳でもないらしい。と言うか、ヤモリと言えばガラスケージにしろプラスチックケージにしろ、壁に張り付いているのが正しい様に思われているけれど、実際にはツルツルの壁面に四六時中張り付いているのは疲れるんじゃないだろうか。事実、昼間は皆、木やコルクバークに張り付いて休んでるし、先に言った様に床にいる事も結構多い。床にいるからと心配になって、あれこれ弄る方がストレスになって良くないのかもしれない。そんな事をするよりも、黙ってコルクや木を入れてやって落ち着ける場所を提供する方がいいのかもしれない。床でグッタリしていたら流石にヤバイだろうけど。
ウチの三匹も、もうしばし様子見。あと一週間もソっとしておいて、エサに対してのアプローチが見えない様だったら、床にレッドローチでもばら撒いてやろう。(バラ撒き給餌でクロコオロギは怖い。あいつら、ガチで生体を齧りやがる)
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