2009年02月14日
一般検査の注意点
一般検査のおもな検査項目
尿一般(定性、定量)、尿沈渣、アミラーゼ
糞便検査一般、便潜血、虫卵
尿糖日内変動、フィッシュバーグ濃縮試験、髄液・穿刺液検査
@尿採取法および取り扱い方
・ 早朝起床時の第1回排尿が最も良いとされていますが、随時尿でも良いです。
・ 男性の場合、排尿の前半部を捨てて後半部を採尿して下さい。
・ 女性の場合、採尿時、外陰部を清拭させて、中間尿を採取してください。
・ 尿一般検査最低必要量は10mlです。
・ 蓄尿は冷暗所保存してください。検査項目により6N塩酸を添加して蓄尿する場合があります。検査室へ提出するときは尿量の記載をお願いします。必要量は検査項目によりますが50〜100ml(コップ半分)ほどです。
・ 一般検査と細菌検査が同時にある場合は滅菌コップに採取してください。ただし、カテーテル尿の場合はハルンカップと滅菌スピッツにお願いします
@穿刺液(どの検体も速やかに検査室へ提出願います)
・ 髄液は、特に解糖・細胞破壊を起こすため速やかに提出してください。細胞診があってもヘパリン処理はしないで下さい。
・ 関節液
細菌検査の場合は無処理で提出して下さい。
顕微鏡検査の場合は関節液1mlに対してヘパリン50単位を添加してください。
生化学検査、免疫検査の場合は関節液1mlに対してヒアルロニダーゼ100単位を添加し、直ちに検査科に提出して下さい。
・ 胸水・腹水は細胞診検査がある場合は滅菌スピッツにヘパリンを数滴と穿刺液を入れ、残りは注射器に入れたまま検査室へ、速やかに提出して下さい。
・・・医療情報ランキング
・・・一般の最新記事・・・
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5213478
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック