2009年01月31日
細胞検査士の養成について
細胞検査士とは、国家資格ではなく、日本臨床細胞学会が認定する資格です。
受験資格は、
@ 臨床検査技師または衛生検査技師の資格取得後、細胞診実務に一年以上従事した者。
A 臨床検査技師または衛生検査技師の資格を有し、日本臨床細胞学会認定の細胞診技術者養成機関(癌研究会付設細胞検査士養成所、大阪府立成人病センター内細胞検査士養成講習、東京都健康推進財団細胞検査士養成所、杏林大学保健学部細胞検査士養成過程、藤田学園衛生技術短期大学細胞診スクリ−ナ養成所、北里大学医療衛生学部細胞検査士コース)を卒業した者。
いずれの場合も所属機関長の発行する証明書を要する。
B 4年制大学で日本臨床細胞学会が認定した細胞検査士養成過程(杏林大学保健学部細胞検査士養成過程、北里大学医療衛生学部細胞検査士コース、山口大学医学部保健学科細胞検査士養成過程、群馬大学医学部保健学科細胞検査士養成コース)修了者で大学卒業見込みの者。
いずれの場合も所属学部長の発行する細胞検査士養成過程または、細胞検査士養成コース修了の証明証と卒業見込書を要す。
このほど、「弘前大学医学部保健学科で、細胞検査士の養成課程を開設する。」こととなった。まことに、喜ばしいことだと思う。
細胞検査士を養成へ/弘大医学部
弘前大学医学部保健学科(對馬均科長)は新年度、がん細胞早期発見のための専門的知識や技能を持つ細胞検査士の養成課程を開設する。国立大学法人が同課程を設置するのは、群馬、山口に次いで三大学目。同課程開設により、同学科の検査技術科学専攻(定員四十人)に今春入学する学生から、在学中に臨床検査技師と細胞検査士の受験資格を得ることができる。弘大側は、慢性的に不足傾向にある細胞検査士の増加と、入学者数のアップに期待を寄せている。
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