民生委員を辞める時一悶着あった。
他の市町村の民生委員の会計処理はどうなされているのか判らない。
しかし、私が委員を辞任にあたり意見を上伸しそれが、今日までの当市が長きに渡り行われてきた会計処理の
過ちに漸く気づき今後改めてゆくことになった。
例えば、アパートを借りるとき月半ばの15日に入居したら、家賃は当然半額払えばよいのである。
それが当たり前の一般常識でである。
この一般常識が委員の活動費と事務費において無視というか、全く考慮されていなかったのである。
民生委員はボランティア活動と聞かされていたのだが、活動費が支給されていたのである。
また委員個人は事務費として事務局に年間一定金額を収めねばならなかったのである。
委員を受託し活動を始める時、年間の事務費を会計に支払うのであるが活動費をいただいていないから、当然
支払いは自分の財布から前払いである。当然初年度は貸借対照表からすれば負からのスタートである。
辞任し活動費を受領した時に貸借対照表が互いにゼロになるのである。
これは、正規な時期に任命を受けた人の場合である。この場合問題は生じない。
中途から委員になった人は過不足の問題が生じて来るのだが、最初は判らないし金銭の事だから口にし難い事
と、誰一人指摘しなかったのであろう。
私は委員として一年の中途から受けたのであったが、12ケ月分の事務費を請求され支払ったのである。
初めてのことだから判らないから言われるがままに事務費を治めたのである。
そして、翌年活動費が支給されたが、当然の事ながら活動した月数の手当であった。
しかし、事務費は活動月数に関係なく一年12か月分要求され支払っていたのである。
ここで既に述べたが、初年度は貸借対照表からすれば負で終わった年であった。
こノことは疑問に感じながらも指摘する勇気は無く辞任しようと思う時迄伏せていた。
辞任届を書きだしたらこの疑問に気付き遅ればせながら辞任届と共に疑問点を市の担当者に届けた。
民生の事務局は今まで何十年もやってきたことを、覆すことは無いだろうと思ったからである。
市の担当者から私の主張が正しいと報告が有り、悪しき慣習が是正されることになった。
今まで疑問に思う人はいたであろうが、誰一人問うことは無かったようである。
長いものには巻かれろの人たちであったのかも知れない。
2021年02月08日
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