小豆洗いの小手先大工猫日記

2回目の緊急事態宣言が数日前に発令された。

一都三県の極地的発令であるにせよ、経済の中心地であるから社会に与える影響は甚大である。
不要不急な外出は控える、リモートにて出来る仕事は率先して自宅業務にとマスコミはあおる一方であるが、
それらによりどれ程多くの人が迷惑を被ることか、思うと厳しいものがある。

世の原理原則ではないにしても、しわよせは常に弱者に襲い掛かる。
このような状況下におちいっても、依然としてオリンピックは開催しますと発言している政治家がいるが、
彼等に投票した人の見識眼を問いたいものである。

ちなみに1月8日午後3時の厚生省発表による数字を見るとは恐ろしいものである。
　以下、主だった国の実情を、国名　感染者数　死者数のみ記す
１.　アメリカ　　2157万人　　　36万5千人　　　　　２.　インド　　　1041万人　　　　015万人
３.　ブラジル　　796万人　　　　20万人　　　　　　４.　ロシア　　　329万7千人　　　5万9千人
５.　イギリス　　289万8千人　　　7万8千人　　　　　６.　フランス　　276万3千人　　　6万6千人
10.　ドイツ　　　188万6千人　　　3万8千人　　　　　27.　日　本　　　26万5千人　　　3千8百人
28.　中　国　　　8万7千人　　　　4千6百人　　　　　29.　韓　国　　　6万7千人　　　　1千人　
　
1月4日イギリスでは一日の新規感染者数が59000人にのぼり、5日にロックダウン（都市封鎖）された。
アメリカでは連日一日の感染者数が20万人を超えていると報道されている。
日本でも年末年始の帰省が規制されるという、おじさんギャグにも笑えない現実がそこにみられる。

新幹線の年末年始の乗車率が20％という信じ難いニュースが流れていたが本当なのかと疑いたくなる。
新幹線がこれならば当然のことながら飛行機もガラガラで飛んでいるのだろうと想像できる。
でなければANAがボーナスカットとか定期代ではなく、実費払いなどというニュースが流れるはずがない。

飲食店の閉鎖、ホテル旅館の休業閉鎖の声も聞こえてくる。
寒さも連日増してくるし、西日本を中心に豪雪の被害も連日報道されている。
コロナだけでも厄介なのに、自然災害に見舞われている人々の境地はいかほどか。