私の靴の選定は、近頃まず駄目である。
妻に言わせれば、「何所見て買ってるの？」である。
確かに言われても仕方のないことである。
それにしても縁がないというか、なんと言って良いものか。不思議である。
普段履きの靴はそうでもないが、雨対策として買うものが全体的に駄目である。
数年を経ずして、どこからか水が侵入してくるのである。
ジンわりと、靴下が濡れるのである。
長靴などはまさしく雨対策そのものである。
にもかかわらず靴下が濡れる。
どこからか浸水するのである。
冬の北海道に旅行する為に雪対策に買った靴も、その時は良かったが３年もしたら靴下が濡れる。
それ以外の安全靴みたいな半長靴の靴も、路面が濡れていると私の靴下もジンわりと濡れてくる。
昼間使用するシューズも水漏れ防止シューズとなっていたから買ったのに、小雨でも靴下が濡れる。
こうなってくると、流石に私は靴を選ぶセンスがないのか、単に靴との相性が悪いのか判らなくなる。
人となら相性の良し悪しも有ろうが、事靴に至って相性もへちまもあるもんじゃぁ無いだろと。
どの靴にしても５年１０年使用している訳ではないし、激しく使用しているものでも無い。
長靴は確かにいつも表に出しっぱなしではあるが。
それが原因か。
長靴だって、ワークマンで買ったから先ず製品にしても間違いは無いだろうと思っている。
さて、今度買う長靴は果たしてどうであろうか。
何となく楽しみである。
またまた浸水するのかな。
この下書きを書き終わってから、数日経ったある日そう云えば、この20年の間（公社を辞めてから現在迄の間）に買った靴が浸水していたなと思い出した。
購入する靴の価格が確かに安くなってきていた。
最近３、４千円程度の靴ばかり買っている。
昔と違い安くとも結構良い商品が販売されているはずなのに、思い起こすにこの6,7年間で４足浸水。
一体全体何が、世の中が、誰が悪いのか。
作っているのが悪いのか。
履いてる私が悪いのか。
情けない・・・
