ぶかぶかな処は長さ3m弱、巾12pの敷居部分である。
駆除1で床板(化粧板)を剥がせば本来の杉の床板が現れるはずである。
絨毯ではなく、妻が幅5,6p長さ1間半の板状の蒔いたものを敷いていた。見た目は板の間である。
これをはずしてさぁ、化粧板を剥がそうとしたら厚さ12oの板に何と6センチ以上もあるねじくぎをみっしり
と10センチ間隔で打ち付けていたのであった。
抜くに抜け難いねじくぎである。
剥がすことは至難の技であるので、電動鋸で切ることにした。
一定の大きさで床に穴を開けたら、下の床板をこれまた鋸でカット。
漸く床下の土が見えた。
木っ端一つ落ちていない綺麗な床下であった。
シロアリの痕跡は土周辺には見られなかった。
とりあえずスミチオンを100倍に薄めて敷居部分を重点的に薬を噴霧し、ドリルで穴を開けたところは溢れん
ばかりに、3度4度と染み込むたびに注入した。
敷居部分もドリルで穴を開け同じく注入。また乱暴にも電動鋸で深さ13o位にして3センチ感覚で切り込みを
いれ、そこにも流し込んだ。
ぶかぶかだから面白いように吸い込まれる。
よくよく調べたら確かにぶかぶかな所もあるが、敷居全体には被害が及んでいないようである。
数日して乾いたら鉋で表面から削りだし、再度薬を散布注入し、木のセメントみたいなものを塗りこみ整形
しようと思っている。
見た目ごまかすのは比較的特異だから、なんとかなるだろう。
また奥の部屋で家人以外は立ち入らない場所だから良しとしよう。
これで、2.30万円の修繕費は浮いたと思う。
1で示したハッポースチロールの板を挟み込む作業は化粧板の剥がしが無理と分かり断念した。
妻も今更暖房効果を云々言う時期でもないだろうとの意見であった。
昨日ここ迄を書き終わり、ホームセンターへ。
そこで高圧洗浄機を見てしまった。ホースに繋いでなく、容器から汲み上げ放水していた。
買ってしまった。洗浄では無く散布用に買い求めたのである。
本体は13000円であるも、汲み上げホースが5000円と非常に割高な部品であるも、買わざるを得なかった。
土台の穴あけドリルの刃も新調した。痛い散財だ。
散布ように柄杓を買ったのに。如何に100均とは言え無駄になってしまった。
おろした50000円が、たちどころに消えた。
薬と鉋と水平器など買うのに妻に借りていたので、それでも足らなかった。
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