小豆洗いの小手先大工猫日記

娘３人のうち内、三女の家族は我家からほど程近い所に住まいしているから、来る時は自転車か徒歩である。
長女、次女は千葉、船橋だから流石に車で来る。
我が家に遊びに来た時、私は娘の車の汚れが気にかかる。

余りひどい時は下洗い後に【拭くぴか】でワックス効果を出し、それからガラスコーティングのスプレーを
しながら車体と窓ガラス等を仕上げ掃除する。
帰る時には、来た時とは違いピカピカで帰ってゆく。

走りゆく光っている車を見送る時、やってよかったなぁーと静かに思う。
自分が年取ってなと、感じる時でもある。
何年か前、庭先でいつものように掃除していたとき、次女の３番目の子が「じいちゃん、うちの車掃除してく
れて有り難う」と。

３つ４つの孫からそんな生意気な言葉をかけられるとは。
うれしさもあったが、なんて生意気なことを言えるチビなんだろうと。
私が同じ年頃であったにしても、そんな洒落たセリフなんぞ出てくるはずが無いなと強く思ったものである。
娘たちが育つとき、余り手をかけてあげられなかったから

今少しでも世話をやいてあげれれば、やってあげねば気が付いたら死んでたということになっちまうから。