レコードカバーより
2024..01.09 20:15
先程、ネットで矢代さんの死去を知った。
昨年12月30日に亡くなったと。
唄の上手な人であった。
近頃少なくなってきた、謳える数少ない歌姫の一人であった。
その日いつものように家族揃っての食事会で宴を楽しみ、ビンゴ大会を興じていた。
翌朝、記念写真を撮っていつものように解散。
次女の処の長女(中学1年生)が「じじとばばの処に泊まりに行っても良いかな」と聞いてきたので無論オッケーで我々の車で一緒に来たのである。
大晦日、普段見ない紅白歌合戦を若い孫に見せようとチャンネルを回したが余り乗り気でない様子に「今流行りの歌は聞かないの?」と聞いたら「私は飛んだり跳ねたり、訳の分からないのは嫌いなの。それよりの八代亜紀の歌を聴いたいるほうがずっといい」と、心憎い若者らしくない発言に爺さん大喜び。
「貴女はえらいね。じいさんも今の軽薄な歌(歌と呼べない)は大嫌いなんだけど、好い感性しているね。それが正しいと個人的に思うよ」と、そんな話をしていたばかりであった。
今時の中学1年生の女の子がよくもまあ八代亜紀なんだろうと、正直思うのであったがいい物は若かろうが年寄りだろうが所謂、【老若男女、いい物はいい】のである事が証明された。
八代亜紀さんは、歌のテレビ番組を10周勝ち抜いてデビューした人である。
当然若い頃から歌は上手で確か「歌謡選手権」みたいな題の番組から生まれたスターである。
確か4週くらい勝ち抜いていた時、たまたま偶然に東京駅の地下5階位の外房線ホームから降り立ってきたのを見かけたことがあるが、白いパンタロンスーツで大変恰好良く当時からスターのオーラを発散していた。
夜10時近くになって漸くǸHKのニュースで八代亜紀さんの死亡を発表していたが、近頃死んでから早くて10日前後、下手すると1か月ほどしてから発表するようであるがどうしたものか。
たまたま孫娘が若い連中に似合わず、八代亜紀さんの名前を口にしたことから調べ始めた事により知った事実であった。
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