2017年08月19日
こけしの恐ろしい秘密
こけしというのは元々、東北地方で生まれたと言われている。
その起源は、貧困で苦しむ親が、生きていくために子供を殺す、正に「子消し」から来ているのだとか。
そして、こけしを見れば分かるが、それら全て無表情である。
実は無表情にも理由があるのだという。
昔、上述したような理由で、ある女性がわが子を雪山に捨てた。
その供養のためにこけしを作ったのだが、その際に、こけしの顔をあえてにこやかな笑顔にしたのだ。
そして、翌日。
その作ったこけしを見ると、昨日作ったはずのこけしが、笑顔ではなく怒りの表情をしていた。
心身ともに疲れていたので、もしかしたら自分のミスかもしれないということで、改めてそのこけしを笑顔に作り直した。
しかし、翌日になると、また怒った表情をしているこけし。
怖くなった女性は、そのこけしを燃やしてしまう。
そして時は経ち。
女性は改めて子供を身ごもった。
そして出産となったのだが、かなりの難産となってしまった。
必死の思いで出産をする女性。
そして、子供の顔がお腹から出てきた時、その子供の表情が、怒ったこけしそのものだったのだ。
その出産後、女性は亡くなってしまう。
その事件以降、こけしは必ず無表情でなければならない、というルールが出来た。
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