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2017年08月24日

意図不明の不気味なCM。「JUNGLE」とは?





「JUNGLE」とは、1992年10月から1993年9月にかけて、フジテレビ系列で放送された深夜番組の冒頭部分に流されていたという、不気味なアイキャッチ映像のことである。その映像には、「ハートバージョン」と「人形バージョン」の二種類が存在しており、それぞれに15秒と30秒の二つのものが用意されている。その映像の内容とBGMが全体的に暗いイメージで構成されており、視聴者に不気味な印象を与えること、また製作者の意図が掴みづらいことなどから、現在でも「不気味なCM」の一つとして多くの人々に記憶されている。その内容については、「この映像には、サブリミナル効果が使われているのではないか」というような様々な噂が囁かれている。





「JUNGLE」とは?

「JUNGLE」とは、1992年10月から1993年9月にかけて、フジテレビ系列で放送された深夜番組の冒頭部分に流されていたという、不気味なアイキャッチ映像のことである。また過去には、テレビ神奈川で放送された音楽番組の冒頭部分でも流されていたことがあるという。

その映像には、「ハートバージョン」と「人形バージョン」の二種類が存在しており、それぞれに15秒と30秒の二つのものが用意されている。またハートバージョンが流されたのは火曜日・木曜日・土曜日であり、人形バージョンが流されたのは月曜日・水曜日・金曜日・日曜日なのだという。

その映像の内容とBGMが、全体的に暗いイメージで構成されており、視聴者に不気味な印象を与えていること、また製作者の意図が掴みづらいことなどから、あくまでアイキャッチ映像であるにも関わらず、現在でも「不気味なCM」、「恐怖のCM」、「謎のCM」などの一つとして多くの人々に記憶されている。その内容については、「この映像には、サブリミナル効果が使われているのではないか」というような様々な噂が囁かれている。

「JUNGLE」の映像の内容

この「JUNGLE」の映像の内容とは、下記の通りである。

ハートバージョン(30秒)
真っ黒な背景の中、単調なドラム音のBGMに合わせてピンク色のハートが点滅する。次第にハートにはカビのようなものが付着していき、最後には「JUNGLE」という文字が表示される。

ハートバージョン(15秒)
真っ黒な背景の中、単調なドラム音のBGMに合わせてピンク色のハートが点滅する。次第にハートが白い菌糸のようなものに覆われていき、最後には「JUNGLE」という文字が表示される。

人形バージョン(30秒)
暗い背景の中、軍歌のような曲調のBGMが流れており、激しいフラッシュによって人形が映し出される。次第に人形が遠くへと離れていき、その人形の周囲には気泡のようなものや、焼けただれたようないくつもの人形が横たわっているところが映し出され、最後には「JUNGLE」という文字が表示される。BGMのコーラス部分の歌詞は、「授かりし 命 乱れ 成りがたい 命」となっている。

人形バージョン(15秒)
暗い背景の中、何かの合唱のようなBGMが流れており、激しいフラッシュによって人形が映し出される。次第に人形のもとへと近づいていき、最後には「JUNGLE」という文字が表示される。BGMのコーラス部分の歌詞は、「授かりし 命 あふれ」となっている。


これらの映像内において、ハートバージョン(30秒)では、ハートに付着したカビのようなものの黒い部分を繋ぎ合わせると、「A」・「I」・「D」・「S」(AIDS)という文字のようにも見える。また人形バージョン(30秒)では、人形の周囲にある気泡のようなものや、焼けただれたいくつもの人形のようなものから核爆弾や核爆発、放射能の被爆者などをイメージさせるような内容となっており、また最後の部分では「ざまあみろ」という声が聞こえるという者もいる。これらのことが、「この映像には、サブリミナル効果が使われているのではないか」というような様々な噂が囁かれるようになった大きな原因となっている。

その真相とは?

この映像で使われている「JUNGLE」というアイキャッチについては、当時のフジテレビ編成部長である小川晋一の「何でもありのごちゃ混ぜでいい」という考えをもとにして選び出された言葉である。そのため、必然的にその映像の内容が、いくつかの要素がごちゃ混ぜになったものになっていても、あまり不思議なことではない。

また「サブリミナル効果」とは、脳内の潜在意識の領域に本人には知覚できないほどの微量の刺激を与えることによって、その人物に何らかの行動を起こさせることが可能になるという効果のことだが、現時点でもその効果は科学的には解明されておらず、それ以前にそのような効果自体が実在することすら証明されていないような状況である。

このサブリミナル効果については、1957年にジェームズ・M・ヴィカリという人物が映画館で行ったとされる実験によって、その効果が証明されたものと考えている者が多いが、この実験のデータは全てヴィカリによる捏造だったことが判明している。その後、現在までにサブリミナル効果が実在することを裏付けるような科学的な根拠などは、一つも見つかってはいない。

しかし、1995年9月26日には、NHKがサブリミナル効果を使用しているかのような誤解を招く表現を禁止するように放送基準を改正していることから推測すると、このアイキャッチ映像が流されていた1992年から1993年にかけては、放送関係者の間では、この効果に対して大きく注目が集まっていたことが予想できる。そのため、その製作者の意図は不明だが、単純に面白半分でサブリミナル効果を取り入れようとして製作されただけの映像である可能性が高いものと考えられる。







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