2014年05月20日
476. 糸井重里 趣味・恐竜・あんこ・犬・コピーライター 「スタジオパークからこんにちは」
「今日のゲストはいろいろやってらっしゃる方で…、その一つがコピーライター」と伊藤アナ。
「コピーライターという言葉、この方で知ったわね」とMC役の高畑淳子さん。
コピーライターとしての糸井さんが80年代に放ったコピーの数々…。「おいしい生活。」「不思議、大好き。」「くうねるあそぶ」「いまのキミはピカピカに光って」。
そしてジブリ作品にも糸井さんのコピーが。
「このへんないきものはまだ日本にいるのです。たぶん。」となりのトトロ
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」魔女の宅急便
糸井さんは1948年11月10日生まれ。65歳。群馬県・前橋市出身。
中学時代の夢はマンガ家。毎日マンガを描いていたそうです。
高校卒業後、上京。広告制作会社に勤務。コピーライターの仕事を始め、1980年代に活躍。コピーライター・ブームの火付け役となります。
また、小説家・作詞家としても活躍。沢田研二さんのヒット曲「TOKIO」の作詞もしました。NHK教育テレビでは、若者向けの番組「YOU」の司会も…。
「『コピーライターはなんでも出来るんだよ』って言いたかったんです。コピーライターが考えている順番とか、最終的に表現にする…。基本的にはどの仕事もコピーライターの仕事の中に入ってるんで…」「司会は打ち合わせと同じですから」
最近の興味@
恐竜
「これはずっとなんですけどね…。浅く、長く…」
スタジオに恐竜の卵の化石が持ち込まれました。
「中国で発掘されて、1回アメリカに渡って、ぼくのところに…」「これは妻(樋口可南子さん)のプレゼントです、ぼくへの…誕生日プレゼント」
他にもティラノサウルスの牙が…。
「これはぼくが大人になったから買えた…大人買いが出来たっていうか…」
値段をさりげなく聞く高畑さん。
「高いもの買うと人に嫌われるんです…。ぼろいジーパンの古いやつみたいな値段です」いわゆるヴィンテージもの?「でも安くはない…。ヤですね、その言い方」(笑)
恐竜への興味は怪獣が出発点だったそうです。円谷プロの怪獣…。
最近の興味A
あんこ
「甘いものは好きなんですけど、あんこは特に好きで、ある種の憧れだったんです…」と糸井さん。「大人になったら何をしようかな、っていうことが子どものときからすっとありますけど、『あんこをつくる』って一つの憧れだったんですね」
そしてついにあんこを作るために動き出したそうで…。
「老舗のあんこを作っている方の工場にお邪魔したり…、自分で作るようになって…やっぱり嬉しい」
自家製の、昨日出来たばかりのあんこをMCの2人に振舞う糸井さん。
「おいしい!うわ、このつぶつぶ感、たまりませんね」と伊藤アナ。
「教えてくれた人がいいんで…」あんこづくりの苦労を語る糸井さん。
最近の興味B
犬
「あんこの次はわんこ」と伊藤アナ。(笑)
「うまいこと言いますね」と糸井さん。(笑)
「うまい!」と高畑さん。「考えてたでしょ?」
「いつかまた飼えるようになったらいいな、と思っていたんですけど…」
動物を飼えないところに住んでいたそうです。
「今だ!という機会が11年前に来まして…」「引っ越しから始まって…。飼える家を探した」
引っ越しと同時に禁煙も始めたそうです。
「犬の年齢がぼくの禁煙の年齢なんですよ…。便利なんです」
犬の名前はブイヨン。糸井さんの運営するHP「ほぼ日刊イトイ新聞」で有名です。目次に登場していますね。
猫も好きになったという糸井さん。
「野良猫をどうするか、という話で、うちの会社にいた子が、どうするかで、愛護運動の人と知り合って、その活動に興味を持って…。で、もうじき、動物病院とペットサロンと、保護・引き取りの団体と、一つの建物に固めた建物に引っ越します…団体が」
糸井さんは、その会社を作るお手伝いをしたそうです。
「一番いいのは捨てる人が一人もいなくなることなんですけど…。ご老人で飼ってる人が亡くなったりとか、いろんな問題があるんで…」「一概に人間のせいだけにするわけにもいかない…『じゃあ、みんなで面倒みよう』みたいな…」
私(よしろう)が糸井重里さんの名前を初めて知ったのは矢沢永吉さんの「成り上がり」のインタビュアーとしてでした。
その後、80年代を迎えるとあらゆるところに「糸井重里」という名前が…。ご本人の作品のみならず、「糸井重里」という名前があると、「大丈夫です、この〇〇」みたいな、いわば「保証書」のような役割を果たしていた気もします。
バブルが崩壊し、時代が変わると、糸井さんの出番は少し減ったかのような気がしたのですが、また強烈な形で出てきました。「ほぼ日刊イトイ新聞」です。
矢沢永吉さんと対談し、吉本隆明さんを引っ張り出し、谷川俊太郎さんに声をかけ…、「言いまつがい」を出版し、「ほぼ日手帳」をヒットさせ…。もうやりたい放題で、本当にこの人からは目を離せません。
京都の街を歩きながら、「糸井さんの京都のお宅はどこだろう?」などと夢想する私です。
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