2014年05月20日
475. 佐野史郎 医者の家系・趣味・写真・小泉八雲 「徹子の部屋」
ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の「冬彦さん」役で一世を風靡。誰もが知る俳優となりました。ドラマで共演した野際陽子さんたちとはプライベートでもお付き合いがあるそうです。
「家族の感じです、ずっと会っていなくてもね…。親戚っていうか、そんな感じがありますね」と佐野さん。「ああいう密度の濃いドラマを一緒にやった仲間というのは…」
実家は代々島根県・松江市のお医者さん。
「あなたのお家は代々写真の…」と黒柳さん。「写真好き」の家柄でもあるそうです。
「祖母と父が2000年に立て続けに亡くなりまして、押し入れから大量の写真が、アルバムが出てきて…」と佐野さん。
明治42年、初代の佐野家の集合写真も現存するそうです。
「必ず記念写真を玄関先で撮ってましたね…」「今でもそうですけど…」
写真好きは…
父方は松江で医者をする傍ら、趣味で写真を愛好。
「母方も出雲大社で写真館をやっているもので…。」「子どものころから写真が身近にあって…」
夏休みに2週間くらい母方の実家の写真館に預けられ、そこで写真館の様子を間近でみたそうです。
また、お父さんが写した佐野さんの幼少時代の写真も相当数、残っているとか。写真の下にお父さんによるキャプションが添えられています。
「おひるの食事です」「誰か相手をしてくれと、怒って居ます」という具合に。お父さんの、佐野さんへの愛情が伝わる写真の数々…。
「父が亡くなってから、写真への思いが余計強くなって…」「自分でも、改めて気づかないうちに好きで…」
郷里・松江に戻ると、宍道湖周辺を撮影するそうです。
小泉八雲
「怪談」で有名な小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンは松江に住んでいたことがあり、今もその屋敷が残っています。
「(松江では)ラフカジオ・ヘルンって明治時代は言ってたみたいですよ…。松江の人は『ヘルンさん、ヘルンさん』って言ってます。」「松江ゆかりの文人として、松江の人はみんな愛してますから…」
佐野さんは、10年近く前から、松江市主催でハーンの作品を朗読しているそうです。
「ぼくがいろんな作品を構成して、怪談があったり、ちょっとコミカルな童話があったり、あとは哲学的なエッセイがあったり、そういうものを組み合わせて…」「だいたい1時間20分くらいの朗読台本書いて、同級生の山本恭司というロックギタリストと一緒に2人で定期的にやっているんです」
山本恭司!
ここで私(よしろう)はしばし興奮。矢沢永吉さんのライブで度々弾いていらっしゃる圧巻のギタリスト!
確か、高校の同級生だったんですよね…。
今年はハーンの生まれ故郷のギリシャの島で朗読会を行うそうです。
「ただ日本語で、字幕なので、果たしてどう伝わるか…」
岡田将生の父親役
まもなく公開の映画「オー!ファーザー」では、岡田将生さんの父親(4人いるそうです)役を演じるとか。
「岡田くんは本当に二枚目ですけれど、二枚目の自覚がない」と佐野さん。
「だから余計に綺麗に見えるんでしょうね…」と黒柳さん。
「ああ、そうか…」と佐野さん。「楽しいです、彼といると…」
マザコン息子役で有名になった佐野さんも、父親を演じる年齢となりました。穏やかに話している姿は知的で紳士そのもの。これからもご活躍を。
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