2015年02月24日
546. 城山三郎が愛した平塚のフレンチ 「サラメシ」
また愛妻家でもあり、若いころに一目ぼれした容子さんと結婚。容子さんが亡くなるまで仲睦まじく添い遂げました。
取材と執筆に明け暮れる日々の中、仕事場からこの店まで、30年近く通い続けたそうです。
「Marie Louise(マリールイーズ)」 神奈川県・平塚。
「シェフのおまかせコース」城山三郎さんが味わったのはこのコースでした。
メインの肉料理が城山さんのお気に入りで、単品でオーダーすることもあったとか。活力の源だったのかもしれませんね。
奥さんと待ち合わせをして、フレンチを楽しんだそうです。
「本当によく話をされてましたね、ご夫婦で…」とシェフの尾鷲幸男さん。「奥様は明るい感じで、にぎやかというかね、それを城山さんがからかいながら、その時間を楽しんでおられるという印象が強かったですね…」
仕事にも妻にも一途な城山さんの「決まりごと」があったそうです。
自身の新刊が出たら、駅ビルの書店で自ら購入し、サインを添えてシェフに献上する、という「決まりごと」。
城山さんの息子さんがシェフと同じ年ということもあって、シェフに気さくに接することができたのかもしれません。
「もっといろんなことを聞きたかった…」と尾鷲シェフ。
誠実な城山さんらしいエピソードですね。
このお店のHPはこちらです。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image