2013年10月19日
298. 西郷輝彦 中華・和菓子・二子玉川商店街・おもちゃ美術館 「はなまるマーケット」
ぐっさんとの待ち合わせは東京・世田谷区・二子玉川。
「ぼく、あんまりこっち来ないんです」とぐっさん。「でも来てみると、すんごいいっぱい店があって…」
「日一日と進化していく街…」と西郷さん。この街は西郷さんの地元。もう20年近く住んでいるそうです。
まず2人は西郷さん行きつけの中華の店に行くことに。
「中国家庭料理 上海」
西郷さんがよくランチで利用するお店だそうです。
「いい雰囲気でしょ?昔からずっとこのままです。20年前から、この街に引っ越してきたときから…。そのときまだ子どもが小さかったから…。ランチ食べたり、2階で家族で食べたり…」と西郷さん。
「ところでこのお店、創業何年?」と西郷さんが店の人に尋ねると、
「創業17年になりますね…」(笑)
「あれ、ちょっと待ってください…。合わないじゃないですか…」と西郷さん。(笑)
「五目あんかけソバと1/2チャーハン」(900円)
西郷さんのお気に入り。
具がたっぷりの五目あんかけソバとチャーハンのセットは、この店一番の人気メニューだそうです。
「野菜もたっぷり、具もたくさんで…」とぐっさん。「うん…おいしい」「身体にしみわたりますねえ…」
「チャーハン、薄味なんですけど、その分、食材のうまさが…」とぐっさん。
「家庭料理ですよ」と西郷さん。
「ほんとにそうですね…」とぐっさん。
確かに、家庭料理ではあまり濃い味付けはしませんものね。
デビューとブレイク
西郷さんは1964年に歌手デビュー。
「きっかけは?」
「当時はバンドボーイをやって歌手になってスターになる、というのが多かった」と西郷さん。「(俳優より)こっちのほうが近道だ!」「早く有名になりたかった…」
きっかけは先輩の「トンズラ」でした。急にいなくなった先輩の穴を埋めるために「お前、代わりに歌え!」
そのころ、舟木一夫さんの「高校3年生」が大ヒット。学生っぽさを前面に出そうと、西郷さんは「スクールトリオ」というユニットに入ることになりましたが、上手くいきませんでした。
「こんなこというたら失礼ですけど、(『スクールトリオ』って)ダッサい名前ですねえ…」とぐっさん。
「売れそうにないよね」と西郷さん。
歌手活動は順調で、やがて「星のフラメンコ」が大ヒット。西郷さんは橋幸夫、舟木一夫さんとともに「御三家」として大人気に…。
「とにかくひどいスケジュールで、めちゃくちゃですよ…」
映画3本掛け持ち、いずれも主演。歌番組すべて出演。地方公演も全部行く…。撮影の合間の移動で睡眠をとっていたそうです。
「セリフがぜんぜん言えない。覚える気もなくて」どうしたのでしょうか?
「『アフレコだからいいよ』って…。監督が『おれがセリフ言うからその通りに言いなさい』」
「すごい時代やな…」と驚くぐっさん。
二子玉川商店街
西郷さんが、ほぼ毎日通っている商店街です。
「ここ、ここ、ここ」と西郷さんが指さした先にある店は
「西河製菓店」
「50年もやっているんですよ」とお店の方。西郷さんのお気に入りは
「豆大福」(126円)
薄い皮から小豆が透けて見え、おいしそうですが、ここでぐっさんが、「ぼく、個人的にみたらしだんご、好きです」
「みたらしだんご」(84円)
「香ばしさとちょっと苦味があって…おいしい」とぐっさん。
みたらしだんごというのはたいていおいしいのではないかと思うのですが…。「豆大福」の感想を聞きたかった私(よしろう)でした。
次に2人が入ったのは
「焼き鳥専門店 ふらっと」
「何度も店の前を通って…。女房と、『どんな店かねえ?』って…」
現在は月に1度のペースで通う、お気に入りの店となりました。定番メニューは
「おまかせ5本盛り」(730円)
この店イチオシメニューだそうです。店長が仕入れた鳥肉の中から、とくに状態がよい部位をセレクトし、国産の備長炭でじっくり焼き上げたものだとか。
焼酎とセットで楽しむのが西郷さんの定番だそうです。
2013年6月、娘の辺見えみりさんに女児が誕生。西郷さんはおじいちゃんになりました。
「よく携帯の待ち受けに孫の写真、『冗談じゃねえや、バカヤロー…』」と感じていた西郷さん。「(今はその気持ち)分かりますよ」(笑)
「携帯に入ってるんですか?」
「人には見せないけど…入ってる」(笑)
おもちゃの美術館
2人が次に訪れたのは新宿区・四谷。
孫への愛情に目覚めた西郷さんが行きたいところがあるのです。
「孫にね、おもちゃとか、夢をかけてね…」と西郷さん。「大変なおもちゃが並んでいる美術館」
「東京おもちゃ美術館」(入館料 大人700円 子ども500円)
小学校を改装して作られたおもちゃの美術館。国内外から集められたおもちゃが約15,000点。おもちゃを体感できるスペースや展示されたおもちゃを購入できるショップなど、いろいろあるそうです。
「グッド・トイ展示室」
日本全国に4,000名いる「おもちゃコンサルタント」が選定した優良おもちゃが展示されています。ほとんど木製品…。
子どもたちが飽きもせず叩く「大工さん」。
どういう叩いても沖縄民謡に聞こえる「小さな森の合唱団〜沖縄版〜」
その他「ゲームの部屋」「おもちゃのまち きいろ」など、様々な展示室で童心に帰る2人。
「我々はいくつになってもおもちゃを卒業しない」と西郷さん。「手作り感がとてもいいですねえ…」
西郷さんがお孫さんを連れて、この美術館を訪れるのは、そう遠いことではないでしょう…。
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