2015年05月24日
581. 長谷川きよし ラジオ深夜便・椎名林檎・大竹しのぶ・京都生活 「スタジオパークからこんにちは」
「今日のゲストの方の歌声なんですけれど、心揺さぶられる…」と伊藤雄彦アナ。「リハーサルで胸が一杯になってしまいました」
20歳で歌手デビュー。今年で歌手生活46年になるそうです。
「去年だとちょうどよかったんですけどね、45年で…」と長谷川さん。(笑)
この4月からNHKの「ラジオ深夜便」で長谷川さんの歌「心震える時」が毎日流れているのだとか。
長谷川さんは声を聞いて、その人の年齢や性格を言い当てることができるという特技を持っているそうです。
この日のMC、清水ミチコさんについては「既に予備知識もありますし」、伊藤アナについては「僕の印象では、割と慌て者かな、という感じがちょっと」と長谷川さん。(笑)
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椎名林檎・大竹しのぶとデュエット
長谷川さんのファンは幅広く、その1人が椎名林檎さん。両親の影響で聴いた長谷川さんの歌が忘れられず、デュエットが実現。
大竹しのぶさんも子どもの頃からの大ファン。長年熱望していた共演を「SONGS」で果たしました。
清水ミチコさんの歌の先生は清水さんに「長谷川さんの歌はあまりにも透明。一緒に歌うとその人の欲望だとか欠点とか出ちゃうから危険だ」と言ってるのだとか。
「あまり危険と言われると、(共演)しようと言われなくなる…」と長谷川さん。(笑)「そんこと、ないですよ」
笑いが絶えないトークですが、長谷川きよしさんってこんなに明るい人だったのでしょうか?何か尖がっている印象が私(よしろう)にはあったのですが。
共演のオファーがあることについては、
「幸せなことですね…、林檎さんから声かけてもらえるなんて、思ってもみなかったから」「突然、たまたま僕のライブに来てくださって、メッセージを残していただいて、『いつか一緒に…』という…」
社交辞令かと思っていたら(笑)本当に連絡があったという…。林檎さんのライブで共演したそうです。
「彼女の歌い方、なんか強いもの持ってますので、僕も引っ張られる感じがありますよね」と長谷川さん。
大竹しのぶさんは、ずいぶん前に長谷川さんのラジオ番組に出たことがあったそうですが、「本人は覚えてないんです」(笑)「彼女は女優ですから、表現はすごいですね、集中力というか、圧倒されるものがあって…」
一方の大竹さんは「長谷川さんの世界があって、それは誰のものでもないですね。…嘘がないから、ストレートに私たちの胸に響くんじゃないかなって…」
「もったいないようなコメント…」と長谷川さん。
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歌手を夢見て
長谷川きよしさんは、1949年、東京生まれ。兄と妹との3人兄弟で育ちます。
2歳で失明。小学校から通った盲学校ではクラスで1、2を争うほどの元気な生徒。
「担任の先生が、『目に障害があっても何でもできるように』とドンドン外に連れてってくれて」小2の時に友人たちとはしゃぐ映像が紹介されました。NHKのドキュメンタリー番組でしょうか?
当時の一番の楽しみがラジオから流れる歌を覚えること。中学生になると歌手になることを夢見てギターを習い始めました。
「歌謡曲からアメリカのポップスからジャズのスタンダードから…、いろんな音楽が一つの番組から流れた時代…」と長谷川さん。
高3のときに、友人に勧められて出場したシャンソンコンクールで上位入賞。シャンソンで有名なクラブ「銀巴里」のオーディションを受けて、ステージに立つようになりました。「歌をうたってお金をもらえるようになって…」
プロへの道が開けたのですね。
ステージを見た音楽関係者から勧められて20歳でデビュー。根強いファンのいる長谷川さんですが、迷った時期もあったそうです。
1回目の離婚後、仕事を半年ほど中断したのだとか。
そして2度目の結婚。現在の伴侶、恵美子さんと一緒になって、再び歌への希望が生まれたそうです。
「…(歌から)離れて、やはり僕には歌しかない…」
「若い頃は突っ張ってた」という長谷川さん。「盲目の歌手というレッテルに反発」し、記者と喧嘩になったこともしばしばだったとか。
そうか…。いろいろあって、今の円熟した長谷川さん、笑顔で語る長谷川さんがいらっしゃると…。
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京都で生活
長谷川さんは4年前から京都に住んでいるそうです。地震の影響もあったのだとか。
もともと京都が好きで、関西で仕事に来たときには京都を訪れて散策を重ねていたとか。
「『老後京都計画』があったんです」と長谷川さん。実際に暮らしてみて、「ワクワクだらけです」。
今の楽しみは、観光客の会話を耳にすること。京都を訪れてテンションが高くなっている会話を聞くと、やはりワクワクするそうです。
「そこに自分は住んでるんだぞ、という」優越感も感じるのだとか。(笑)
ああ、京都生活、いいなあ。
実は、数年前に新聞で長谷川さんが「古川町商店街」の辺りに住んでいるということを知って以来、私はそこを歩くたびに「長谷川きよしさんのお住まいはどこだろう?」とつい思ってしまうのです。
すぐ近くを白川が流れ、京都オーラが全開の素敵な場所です。おススメです。商店街そのものはさびれた(失礼)感じですが。でもそれも風情があって、いい雰囲気です。
ピアフの「愛の賛歌」と自身の作「心震える時」をスタジオで披露。圧巻の歌声でした…。
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