2013年09月29日
278. 堀内孝雄 お気に入り洋食・たこ焼き・ヴィンテージギター 「にじいろジーン」
ぐっさんとの待ち合わせは東京都・渋谷区・笹塚です。
堀内さんとぐっさんは1年前にライブで共演しました。
「ライブのときも暑かったけど、今日も暑い」と堀内さん。「笹塚は自分の地元なんで…」
2人が目指したのは「笹塚ボウル」。ボウリング場です。
「入ったことないですけど、いつも気になってて…」とぐっさん。
「その中におしゃれな店があるのよ。おススメです」と堀内さん。
行きつけの洋食店
「MANIMAL」ボウリング場2階にあるお店です。
堀内さんはお孫さんも一緒に、家族ぐるみで来るそうです。「ほんとリラックスできる」
堀内さんたちはいつも奥の個室を利用するのだとか。
堀内さんのおススメは、数ある食材の中から2品を選び、スパゲティまたはリゾットを作ってもらうオリジナル料理です。
2種の食材とソースを選んでスパゲティ…950円
2種の食材とソースを選んでリゾット…1,000円 ※食材を1種増やすごとに200円増し
ぐっさんが選んだのは「せせり」と「つぶ貝」のリゾット。「せせり」とは鶏の首の部分ですね。
見慣れぬ食材を見つけたぐっさん、店の方に質問します。
「リコッタ・チーズって何ですか?オコッタみたいな…」
「全然違うんですけど…」(笑)
「ドライですねえ…」と、その反応に軽いショックを覚えるぐっさん。
出来上がったリゾットを口に運ぶ2人。「うまい!」
ぐっさんの皿を見て、「せせり、残ってるやん?」と堀内さん。
「2ついただきました」とぐっさん。
「おう、ツー・せせり…。失礼、失礼、失礼!」と変なノリの堀内さん。
「酔っぱらってるみたい」(笑)とスタジオのベッキーさん。確かに!
堀内さんは3人の息子さんを育てましたが、子育てに関して、最近分かったショックなことがありました。
子どもがまだ小さいころのこと。
朝起きて、パパの部屋をのぞく子供に、「パパの布団入れ」
よくある光景です。
「ガーッとして、『かわいいなあ、お前は!』一番嫌やってんて…」「早よ、言え!」
うーん、親のダイレクトな愛情表現が子どもには迷惑…あることでしょうね…。
堀内さんは芸能生活42年目、63歳です。今の目標は70歳まで現役生活を続けること。
「スタッフに、『どう?』目をそらす」(笑)
「なに目をそらしとんねん!」「この目を見ろ!」と言いたい堀内さんです。
自分でたこ焼きが焼ける店
堀内さんとぐっさんが次に向かったのは、練馬区。
「浪花」お好み焼き・たこ焼き
自分でたこ焼きが焼けるということで、堀内さんが「一度来てみたい」と願っていた店だったとか。
「焼くのが楽しみなんです。これが楽しみで生きているようなもんです」と堀内さん。(笑)「いや、ほんとでしょ!」
「素敵な楽しみですけれど、もう少し他に楽しみは?」とぐっさん。(笑)「あってもいいと思います」
2人がチャレンジしたのは
「たこ焼き」(1,111円 ネギ追加)
だしがたっぷり入っているので、ソースが無くても食べられるくらい味がしっかりしているのだとか。
堀内さん、自分が焼いていたたこ焼きを、ぐっさんにも手伝うように言います。ところが、それが柔らかかったのか、形が崩れて…。
「いじりすぎやで…最悪やで、これ…。ここまで育てた子を…」かなりシビアな堀内さん。
言い過ぎたと思ったのか、「ウダウダ言いながら楽しむのがいいんですよ」と自分でフォロー。「1つになれるから絆なんですよ」
「今、ちょっとギスギスしましたけどね…」とぐっさん。堀内さんの言動に傷ついた感じです。
「大丈夫!だいじょうぶマイフレンド!」慰めながら、かつて村上龍原作・監督の映画のタイトルを口にする堀内さん。
出来上がったたこ焼きを口に入れる堀内さん。真似をして、顔をゆがめるぐっさん。ぐっさんは猫舌…。
「唇以外、ぜんぶ熱いですよ」とぐっさん。
アリス、再始動
アリスが4年ぶりに再始動です。47都道府県ツアーを敢行します。
「どうですか?今、アリスをやっているというのは?」とぐっさん。
「絆が強くなるんですね…昔のように『こいつを負かそう!』とか思わない。『今、こいつがリードを取ってるから、一番いい感じでフォローしたいな』と…」
3人で出かける、ということはないそうです。
「『干渉しないでおこう』となるんですね。」大人の関係ですね。相手の世界に踏み込み過ぎないほうが長続きしますよね。
楽器店でセッション
最後に2人が向かったのは、千代田区・神田・神保町。
ここにヴィンテージ・ギターを販売している店があります。
「リムショット」13年前にオープンし、常時100本以上のギターを揃えているそうです。
「お値段はどうやってつけるんですか?」とぐっさん。
「ある程度、相場が決まっていて…」と店長。
ぐっさんが注目したのは、自分の生まれ年に生まれたギター。
「ギブソン ジュビリー 1969」15万5,400円。
堀内さんも生まれ年のギターを手に取りました。
「マーティン D-18 1949」69万8,250円。
アリスのヒット曲「冬の稲妻」を演奏することになりました。
「どうやったらいいですか?」とぐっさん。
「イントロめんどくさいから」とかなり適当に始まりましたが、歌いだすとさすが…。かなり聞きごたえがあります。ところが終わりどころが分からないまま、演奏終了…。
「終わり方、打ち合わせしなかったからね」と堀内さん。「まあ、テレビ的にはこれくらいで…」
ここで再びむっとするぐっさん。
「ぼくが中学でギター始めて、本当に憧れていた大先輩ですから、『イントロめんどくさい』とか『テレビ的にはこれくらいで』とかやめてください」(笑)
いやあ、ぐっさんは不本意だったかもしれませんが、堀内さんの魅力の「軽み」が、還暦を過ぎても健在だったことが嬉しかったよしろうでした。
関西地区のギター小僧にとってはアリスは憧れであり、大きな目標でしたから。でも一人一人を見ると、アリスのメンバーってかなり変なんですよね。もちろんこれはいい意味で。
ぐっさん、お疲れさまでした。
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