2013年09月26日
275. 矢井田瞳 肉吸い・回文・アナグラム・バカリズム 「笑っていいとも!」
花束の中に「南海キャンディーズ 山里亮太」とあります。
「付き合いないでしょ?」とタモリさん。
「山ちゃんは大学のときに同期でした…山ちゃんありがとう!」と矢井田さん。
続いて花束の中に「オール巨人」上方漫才の大御所です。
「私の実家のお近くで…。通ってるお寿司屋さんも一緒で…」実家のご近所さんなのですね。
他に、中島みゆき、小田和正、吉井和哉、葉加瀬太郎…と音楽関係の名前がずらり。
9年ぶりの出演だそうです。
「お母さんになったんだよね」
「もうすぐ4歳です…女の子です」
「ぜんぜん生活変わるでしょ?」
「昔は夜中じゅうお酒飲んで、映画を見て、自分の好き勝手に24時間使ってた…でも今は9時5時ミュージシャンんで…」(笑)「朝起きて午前中ってこんなに光がきれいだったんだなって…」
「何時ごろ起きてたの?」
「『いいとも』が始まるころに起きればいいほうで、朝の7時8時に寝てましたね…」
矢井田さんの生活は子どもが産まれてから、ガラっと変わってしまったそうで…。何か運動でもして体力を付けないと、思っているうちに2、3年経ってしまったそうです。
「タモリさん、運動は?」
「朝起きて軽く走る」
「食べ物は?」
「平均1食半くらい…1日」(へえ、という声)
「朝食べて、昼、これ終わってちょっと食べるくらい…夜なし!酒飲むときは食べないの」(へえ…)「お酒好きなんだ…酒の味を邪魔されるのが嫌なの…」
「炭水化物は?」と矢井田さん。
「炭水化物は1日にご飯2口くらい…」(ええっ!という声)「これで痩せないんですよ…」(笑)「無駄に食べていたんですよ…」
30歳を過ぎると成長しないので、あまり食べる必要がないという意見を出し合う2人。
「悲しくなってくる…」と矢井田さん。
「だんだん体が効率的になってくる…もう成長しないんだもん」とタモリさん。
ここで矢井田さんがある食べ物を紹介します。
肉吸いとベーコンエッグ丼
「先日大阪で、すっごいおいしいのを食べたんですけど…」
「それなんなの?話して」
「肉吸い…肉うどんのうどん抜きです」
「じゃあ、だしに肉が入ってんの?」
「はい、バラだと思うんですけど…」と矢井田さん。「すっごくおいしくて」
「昔からあったの?」
「噂によると、なんばグランド花月の近くのお店で、芸人さんが毎日出前を取ってたんですけど、飽きてしまって『肉うどんのうどん抜き作って』みたいなのがきっかけで…すっごくおいしいですけど…」
矢井田さんが紹介した「肉吸い」、関西のお笑い好きの間ではけっこう有名です。
よしろうの手もとの資料によると、店の名前は「千とせ」。大阪なんばの千日前にあります。名物「肉吸い」は580円。
喜劇役者、花紀京さんが二日酔いで、うどんを抜いた汁を注文したのが始まりだそうです。(サライ 2008年 4/17 「昭和のお笑い」特集)
ここでタモリさんも「抜き」を紹介します。
「東京でそば屋で『抜き』というのがあるの…」「『天抜き』と言うと、天ぷらそばのそば抜きなの…」
「へえー、あるんだ…だし好きが頼むんですかねえ…」
「そう」とタモリさん。「だしが大好きなのよ、おれは!」(笑)「あんなうまいものはないよね…だから肉吸いもうまいよ…肉吸いにご飯食べんの?」
「肉吸いに卵かけごはん…これがまたおいしくて。『なんやろ、このパーフェクト感は!』」
ここでタモリさんが知人の間で流行っている食べ物を紹介。それは「ベーコンエッグ丼」
「それもパーフェクト感高いですよね…」と矢井田さん。
「これもうまいっすよー」
そして作り方を披露。
「マヨネーズを軽くご飯に塗る。ベーコンエッグをのせて、醤油をかけてぐちゃぐちゃにする…くずしながら食べる…」
「完璧ですね…おいしそう」と矢井田さん。B級グルメ対決になりましたね。
回文、アナグラム、バカリズム
9時5時ミュージシャンの矢井田さん。作りたての曲を娘さんが批評することもしばしばだそうで…。
「『それちょっと分かりにくい…』悔しいけど当たってる…こねくり回して作ったものだったりする」
歌詞はパソコンで作っているそうですが、回文やアナグラムの好きな矢井田さんはそっちに脱線することもあるそうです。
「気づくと、タモリモタ、とか考えて…」
「回文、最近あまりやらないね…」とタモリさん。確かに、1980年ごろがブームだったような記憶があります。
「私、ずっと、好きでパソコンに『回文フォルダー』作ってて…」「私はわりと短くてインパクトのあるものが好きで、『素手です』とか…」(笑)
素手です、に激しく反応するタモリさん。「いいねえ」
「あ…『カツラ落下』すいません。」(笑)
「おれも短いの考えた、『ガスですが』」(笑)
「そういうのが好きなんです。いろいろ考えて…アナグラムも」
「言葉の入れ替え?」
「そうです。たとえば、アントニオ猪木…あんときのにおい。入れ替えて違う意味にする」と矢井田さん。
矢井田さん、バカリズムが好きで、先日ライブに行ったそうです。その際、バカリズムさんが「いろはにほへと…」を現代の言葉に置き換えたものがとても面白くて、自分でも作ってみたとか。
「よふけに屁こらえてねむるやつはいりませんぬ。わかれろ。ゆめ、ちえ、あさひをほうきしたものとみなす。おい、こら!」(拍手)
「難しいけど楽しくて…」と矢井田さん。
「おれの名前も、森田がタモリになって…。大学のときのあだ名で、先輩が付けて…。それでこの業界がまたひっくり返すじゃん…。ひっくり返して、『リータモさん』って呼ぶやつが…」(笑)
いやあ、B級グルメからことば遊びまで、矢井田さんの興味の対象がいろいろ分かりました。
ただ矢井田さんの作った「新いろは歌」、「く」と「そ」が抜けているような気がするんですけれど…。
ひょっとしたら、最後の「おい、こら!」は「おい、くそ!」ではなかったのでしょうか…。昼時だから遠慮した…?
スミマセン、あら探しをして…。
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