2013年09月16日
265. 美川憲一 ひつまぶし・銀座木村屋・銀座千疋屋 「にじいろジーン」
「ぐっさんを連れて行くならこんなトコ!」で待ち合わせしたのは東京都・千代田区・有楽町。
「(ぐっさんとは)初めてかしら…でも番組で会ったことあるでしょ?」と美川さん。
「銀座大好きなの…何言っても銀座は銀座なのよ…」
「人はいっつも多くないですか?」とぐっさん。
「でも私、平気なのよ…ぜーんぜん、平気!」と美川さん。
休日にはよく銀座を訪れるそうです。今日は銀座界隈の美川さんお気に入りの店が登場します。
おススメの店@
「ひつまぶし 名古屋備長(びんちょう) 銀座店」(マロニエゲート 12F)
「有名ですよ。備長っていろいろありますけど…大好きで…」と美川さん。
2007年にオープンしたお店です。本場名古屋のひつまぶしが東京で味わえる人気店。
「夜になると並んですごいんですよ…並んで食べたのよ」「『並ぶんですか?』って言われて…そうよ!並ぶのよ!」
予約しても、予定が入ってキャンセルすると悪いから「並んで食べる」のだとか。
「上ひつまぶし」(3,980円)
原産地にこだわらず、全国から脂ののった、皮の柔らかいうなぎを厳選。香ばしいかおりが食欲をそそります。
「私、このために今日何も食べないで来たのよ」と美川さん。「ん〜、おいしい」
「まわりがカシュカシュしてます」とぐっさん。このカシュカシュという表現が美川さんの心にフィット。
「中はフワフワ、外はカシュカシュしてて…」と美川さん。要するに本当においしいうなぎだと…によ
意外な事実
美川さんは、コロッケさんによるものまねで、歌手活動だけではなく、バラエティ番組でも人気者となりました。
「『ねえ、ちょっと、ものまねやってくんない?』って私がお願いしたのよ、コロッケに」と美川さん。
この発言に驚いたぐっさん。そして、ものまねをしていたところに本物が登場する、あのサプライズについても、「『ご当人登場!』って私が初めてよ」
そしてものまね芸人との連携が次々と。
「コロッケに『私とディナーショウやらない?』って」
「全部仕掛け人じゃないですか?」とぐっさん。確かに。プロデューサーですね。
「それで私のものまねする人がずいぶん増えて考えられないくらい…。私で商売している人、多いのよ」嬉しそうな美川さん。そして次の企画。
全国の美川さんを真似している芸人さんを集めて「美川憲一ものまね大会」をやろうというのです。
「審査員長はコロッケさん」
うーん、美川さんが長年芸能界で活躍してきた理由が分かったような…なかなかの戦略家ですねえ。
おススメの店A
銀座は美川さんが子どものころから慣れ親しんだ場所です。先ほどから少し歩いて着いたのは銀座4丁目。
「銀座木村屋」
「うちの母があんパン好きだったのよね」
子どものころ、よくお母さんとあんぱんを買いに来たそうです。
「あんぱん 小倉」(158円)創業当時から変わらない味を守り続けているのだとか。
「エビカツサンド」(1,155円)
2品を持って店の前で食べる2人。
「あんぱん食うわよ」(笑)「うめえ!」と美川さん。
続いてエビカツサンド。
「サンドイッチにおさまるエビじゃなくて本格的なエビ」とぐっさん。
「ほんとほんと!」と美川さん。「ん〜、エビエビしてる」
おススメの店B
「銀座千疋屋 銀座本店」 1894年創業。
2Fのフルーツパーラーに美川さんの大好物があります。
「フルーツパフェ」(1,365円)
世界中から厳選されたフルーツを惜しみなく使用。子どものころの美川さんにとって最高の贅沢だったそうで…。
「甘味が違うでしょ?」と美川さん。
20歳のときの大ヒット
20歳のときの美川さんにビッグチャンスが訪れます。「柳ケ瀬ブルース」がデビュー3曲目の楽曲として決まったのです。しかし…
「『柳ケ瀬ブルース』の意味が分からなかったの」と美川さん。
「20歳の美川さんには…」
「すいません、歌えません」と言ったのだとか。なんと!
「何だ、お前。新人のくせにクビだ!」
帰宅した美川さん、お母さんに、「今日クビになったよ」
事の次第を知ったお母さん、「謝りに行きましょ!」
事務所の社長宅で親子で土下座をしたそうです。「それで許してもらったの」
そして「柳ケ瀬ブルース」は大ヒット。美川さんは人気歌手となります。
ああ、親子の愛ですねえ。お母さんの行動がなければ、歌手美川憲一はあれほどの人気になっていたかどうか。人生にはそんなに何度もチャンスは来ませんものね。
その後、2人は港区・愛宕に向かいます。
すっかり暗くなった愛宕神社の出張屋台の縁日で、綿菓子をほおばり、金魚すくいに興じる2人。
それにしても、一度美川さんが蹴った「柳ケ瀬ブルース」を次は誰が歌うことになっていたんでしょう?
別のスターが誕生していたのか、それともヒットしなかったか…。いろいろ考えてしまうよしろうです。
「柳ケ瀬ブルース」はクールで端正な面持ちの若き美川憲一が、あの独特の歌声で歌ったからこそ大ヒットしたのだと思います。もしお母さんの行動がなければ…。いろいろ考えると興味は尽きません。
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