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2013年02月20日
89. とよた真帆 石の収集・京友禅・青山真治 「にじいろジーン」
「ぐっさんを連れて行くならこんなトコ!」では白金台で待ち合わせです。長らくこのあたりに住んでいたとのこと。
とよたさんは17歳でモデルデビュー。その後女優に転進します。2002年に映画監督の青山真治さんと結婚しました。
亀と石…
2人の向かった「自然教育園」は都会の中にあって豊かな自然が感じられる場所です。
「この近くに住んでいたんです」ひょうたん池に来ると「亀が友だちなんです」
とよたさんの趣味は石の収集です。
「石は地球ができたときのストーリーを含んでいるんです」
石への思いが高じて、今は地層にも興味を持っているそうです。
「いい石、あそこにあるな」と、さりげなく拾うとよたさんです。
極上のハンバーグ
次に向かった場所は白金のプラチナ通りにある「純喫茶 RORO]
とよたさんが20年前から通う喫茶店です。店主の気さくな人柄を慕う人が多く、スターや有名人の常連さんもいるそうです。
とよたさんのオススメは「極上の」ハンバーグ。(セット 1000円)
「ふわふわの食感ですよね」とぐっさん。
青山監督とはカラオケや旅行にも行かれるのですが「旅行はロケハンになって…」
「この家は(映画に)いいな…って」「プライベートと仕事の境目がなくなって…」
「石も最近、番組になっちゃった」石のことで俳句の番組に出演されたそうです。
京友禅のデザイン
次に2人が向かったのは世田谷区、奥沢です。
とよたさんの特技に絵画があります。美術学校のころからずっと絵を描いています。
ある家に入ると、斬新な柄の和服がずらり。「わたしの作品です」
なんと京友禅のデザインを手がけているとか。「デッサン、50点ほど手がけました」
とよたさん、ぐっさんに「京友禅で何か作ってみません?」
約2時間、風呂敷のデザインに取り組むお2人。何かに夢中になっている時間って楽しいんですよね。
とよたさんがこんなに多彩な方だったなんて…はじめて知りました!
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2013年02月19日
88. 高良健吾 卵焼き・スカイダイビング 「A−Studio」
故郷熊本のタウン誌「タンクマ」で高校生スタッフになったのが、そもそもの始まりです。
「5000円もらえるので」とモデルとしてタウン誌に載ります。
笑顔のいい高良少年を編集長の知人が東京の事務所に紹介し、高校卒業後上京することになります。
親友のアキラ
高校時代、毎日過ごした親友のアキラ(家入彬)さんも埼玉の大学に進学。時間のあった高良さんはよく一緒にいたそうです。
この親友のアキラさん、高良さんのことが大好きで、主演の映画「横道世之介」の世之介役が実際の高良さんに近いということで「自分だけの高良健吾を(世間に)分かられてしまうのがいやだ」と言っています。
世之介が風呂に入るシーンでは「ぼくも風呂に一緒に入りました」そして「(高良がぼくのために)ふわっとした卵焼きを作ってくれたこともあります」
高良さん、一時期ふわっとした卵焼きにハマっていたそうです。「酢を入れるとふわっとするんです」
アキラさん、鶴瓶さんにボソッと「(高良のこと)大好きなんです」とつぶやいたそうです。それをスタジオで又聞きした高良さん「うれしいな」「3年間ずっと一緒のクラスでした」
これって相思相愛?この男同士の友情を羨ましく思う人は多いかもしれません。
「(アキラは)なんでも話したくなる友だちなんです」
高校のころは毎日高良さんがアキラさんを迎えに行っていたそうです。
「寝てるんです、アキラ。学校が始まる10分前なのに。それから起きてシャワーを浴びて…毎日遅刻でした」高良さん、優しいですね。
「毎週水曜日は休んでたんです。(アキラ)言ってませんでした?」「知らんわ!」
大親友のアキラさん、今の仕事はというと、高良さんの事務所のマネージャーなんです。離れたくないから?
「もうひとりタダクマっていう親友がいて…」友だちのことを語りだすと止まりません。
役者魂
「横道世之介」の沖田監督とは「南極料理人」でも一緒に仕事をしました。
映像とは別にセリフを後から入れたらしいんですが、高良さん、寒い感じを出すために、零下の場所で裸になって震えながらセリフを言ったそうです。
「堺(雅人)さんから『そこまでしなくていい』って言われたんですけど、テクニックがない分だけそういうのをしないと…」
聞いていた鶴瓶さん「ギュってしたなったわ」
高良さんに一番影響を与えたのは「M」という映画を撮った廣木隆一監督です。
「余計なことすんな」「芝居すんな」「俺にOKしてほしくて芝居すんな」嵐のようなダメだしです。
20〜30回の撮りなおしで思わず高良さん「わかんねえ」
すると廣木監督「お前の(生きてきた)18年が必要なんだ」
このときの廣木監督との格闘(!)が高良さんの役者魂を覚醒させたようです。
大好き!スカイダイビング
いつも笑顔の高良さんですが、とびきりの笑顔になる瞬間があります。
スカイダイビングです。
「大好きなんです」「もしものことは考えない」「落ちたら落ちたでしょうがない」「毎日でも飛びたい」
人なつこい笑顔の奥に、危険を求めるデカダンの香りを感じ取ったのは私だけでしょうか?これがこの人の隠し味?
2013年02月17日
87. 西田敏行 上野動物園・2番手が好き 「あさイチ」
年のせいか、年々朝起きるのが早くなっているとか。
「5時に起きます」「(あさイチ)毎日見てますよ…いのっち!」笑いを誘います。
「今トレーニングしてるんです。西島(秀俊)くん、すごいですからね」「八重の桜」で共演している西島秀俊さんのようなマッチョボディを目指しているそうです。「バレンタインボディですよ」
一番泣いたのは…
有働さんいわく「名優中の名優」ですが「日本一涙もろい男」とも呼ばれています。
「本当によく泣く、毎日泣く」「動物と子どもが出てきたらそれだけで泣く」「一生懸命頑張っていると泣く」「お笑い芸人さんが一生懸命やっていると、笑うところなのに、その裏を読んで泣く」
「一番泣いたのはいつですか?」
「1985年に阪神タイガースが21年ぶりに優勝したときです」
優勝を決めたスワローズ戦は球場で見ていたそうです。優勝が決まったときスワローズの私設応援団長が1塁側から3塁側に走ってきて「21年ぶりの優勝おめでとうございます」と言って、ばっと花吹雪を投げてくれたのです。
西田さん、この話をしながらまた涙。
「皆でハグして、男同士チュッチュッ、キスして」「その後ビアホールで飲んで…あのときだれが支払ったんだろう?」
子どものころは
西田さんは福島県郡山市の生まれで、周りにタイガースファンはいません。
「『巨人・大鵬・玉子焼き』の時代に、ぼくは『阪神・柏戸・目玉焼き』だったんです」
「2番手が好きなんです…近藤勇より土方歳三」「1番手は立派だなあとは思うけど、2番手に魅かれるんです」
西田さんは養父母に育てられます。「優しい両親でした」お母さんは実の母の妹なので血のつながりはあります。
血のつながりのないお父さんが「役者 西田敏行」を育てたと言っても過言ではありません。
土曜日、昼過ぎに仕事から帰ると西田少年を自転車の後ろに乗せ、映画を見に行くのです。
「3流館で6本立てを見るんです」入れ替え制のない時代でした。
「ずっと見ていました…弁当を持っていって」「そのうちに映る側になろうと思って」
辛かった高校時代
東京に出てきたのは高校からです。
「映画に出ている人で福島弁で話している人はいない」「頭が柔らかいうちに東京さ行きたい」「バイリンガルになるんだ!」
意気込んで東京に出てきましたが
「東京の高校で、東京の高校生が(福島弁を)笑うんです…『だべボーイ』って言って」
西田少年、人生初めての挫折です。学校に行くのが嫌になった西田少年が制服のまま行っていたのが上野動物園。
「空を見上げているゴリラがいて…」それがゴリラのブルブルです。
ほかのゴリラは動物園生まれだったのですが、ブルブルはアフリカから連れてこられたゴリラでした。
「空を遠望している感じがあった」「ずっと動かないんです」「哲学的な深いものを感じて…」
後に俳優として世に出た西田さんは、上野動物園の園長と対談する機会を持ちました。
「印象に残るお客さんは?」とたずねたところ、「一日中、ゴリラの檻の前で座っている高校生がいました」「それ、ぼくです!」
青年座、そして快進撃
高校卒業後、一日だけ大学に通いましたが、すぐにやめて青年座に入ります。初舞台の酔っ払い役で認められ、次は主演。そして快進撃が続きます。
最新作「遺体…明日への十日間」では東北大震災の時の遺体安置所でボランティア活動をする男性の役をします。当事者になりきっての熱演です。
2番手が好きな西田さん、ドラマの世界では「超」1番手です。
2013年02月16日
86. クエンティン・タランティーノ 日本大好き! 「笑っていいとも!」
3年ぶりの新作「ジャンゴ 繋がれざる者」は西部劇です。
タモリさんが「西部劇はめずらしい」と言うと「『ジャンゴ』は『レ・ミゼラブル』よりヒットしてる」
アナログ派
タランティーノ監督、アナログ派だそうで、携帯電話を持っていません。
「連絡とろうとしている人は不便かもしれませんが、話したくない人と話さなくていいからいい」それはそうでしょう。
「脚本はどうしてるの?」
「手で書いたものをタイプする」とのことですが、いまどきタイプライター?…ワープロを使っているようです。1987年のものでフロッピーディスクで保存します。
「30ページしか保存できないんです」
「手書きで書くと書きすぎる、タイプをしないといけないと思うと、(書く量が)抑制される」
なんでも脚本を書くときに、すべての役を演じるとか。自分がその人になりきって「自分がそれを書きとめる」
すごいなあ。憑依しちゃうんですね。
日本が大好き
小さいころから日本が大好きだったそうで、「文化、映画、マンガ、アニメ」と言ってから「マッハ、GO!GO!GO!」とひと叫び。ああ、私も幼いころ大好きでした!
監督、日本に来ると、お気に入りの定宿に泊まり、近所を散歩するのだとか。気に入りの散歩コースがあって、「裏道、小道、散歩道、どこかは言えないけど、いつも行くバー、いつも会う友人がいる」
こんなに日本が愛されるとやはりうれしいものですね。
2013年02月15日
85. 田原総一朗 練乳・AKB・JKT 「はなまるマーケット」
「『朝まで生テレビ』はつらくないですか?」年齢を気にされての薬丸さんの質問です。
「深夜テニスをしているのと同じです…ボールの代わりに言葉をやりとりして」
「実際にテニスはされるのですか?」「しない」珍妙なやりとりです。
「今朝のおめざ」は
「いちごの練乳がけ」
「いちごより練乳が好きなんです」と言いながらいちごに練乳をかける田原さん。その量がハンパではありません。
「毎日大量にかけてる。だいたい3回ぐらいで(練乳が)なくなります」
「練乳フォンデュみたいですね」と薬丸さん。うまいこと言うなあと思いましたが、田原さん、見事にスルー。ひょっとして人の話をあまり聞かないタイプ?
JKTとAKB
最近、インドネシアのジャカルタに行きました。目的は…秋元康さんプロデュースの「JKT48」のライブを見るためです。
「インドネシア語でAKBの歌をうたうんです。超満員ですよ」
掛け声が全部日本語だそうです。「超絶かわいい!」「アンコール行くぜ!」
「日本語を使うのがおしゃれなんだね」
「取材で行かれたんですか?」「取材じゃなくて見に行ったんだ」
何でも秋葉原にAKBを見に行って「ハマった」そうで。
「客が(メンバー)ひとりひとりのことをみんな知ってるんだ」
「AKBは高校野球だって秋元さんが言っている」「ファンがAKBを育ててるんだ」
どうしてAKBが高校野球?
「プロ野球だと失敗すると怒る…AKBが間違うとファンは応援するんだ」なるほど!
「ぼくだけ踊れないからさびしいのよね…」と田原さん。踊る田原総一朗は見たくない!
「歌い終わったらハイタッチ…インドネシアもハイタッチ」
最近話題の峯岸さんのことも。
「峯岸…これはすごい。AKBにいたいって必死だよね」
お好きなメンバーは?
「たかみな…すごいよね。14歳でメンバーになって。ボーイフレンドができる前にAKBに入ってるんだ」「青春をAKBに投入してるんだ」
そういう田原さんもすごいと思います。
「好奇心が強いんです…何やってんだか」
知ってほしい人
AKB以外にも知ってほしい2人がいるそうです。
1人目は春香クリスティーン。
「この子はぼくのファンなんです。ある番組で対面したら泣き出して…」春香さんは大の政治好きです。田原さんに憧れるのももっともです。
「デートしたら、質問をメモ用紙にいっぱい書いてきて…」
もう1人はマダム信子さん。予約も難しい大人気のバウムクーヘンを販売しています。
「一代で成功した、苦労した女性はひねくれてるものだけど…まったくない」
私生活
私生活では双子のお孫さんがいるおじいちゃんです。
「ぼくの真似をするんだ」「バーン!と机を叩いて『だから!』」
「今はお1人で暮らしてるのですか?」
「そうです。気楽ですよ」
娘さんからのアンケートでは
どんな父親「天真爛漫。『ぼくね、ぼくね』と自分のことしか言わない。」
父として尊敬するところ「お父さんという感じではない。79歳になるのに前だけ向いているところはすごいなあと思います」
メッセージ「相手の話を最後まで聞いてほしい」 やっぱりそうか!
田原さん「ぼくは好きなことしかしないんだ」「才能はないけど好奇心が強い」
ツイッターのフォロワーが4万8000人もいるとか、老いて(失礼)ますます盛んな田原さんです。
最後に迷司会者ぶりを発揮しました。
薬丸さんに「ガールフレンド何人いるの?」薬丸さん、たじたじです。
返事に窮していると「お嫁さん、一筋です!」とレギュラー陣から助け舟が。
本当に元気な田原総一朗さんでした!