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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
プロフィール

2023年06月05日

【自己重要感が幸せの鍵となる】

【自己重要感が幸せの鍵となる】

『自己重要感』といえば、世界的大ベストセラーの

『人を動かす』

(D・カーネギー著 原題 “HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE” ) です。

この本の一大テーマになっています。

『新訳 人を動かす』
(田内志文訳 角川文庫)

の中でD・カーネギーは、こう述べています。 
(164頁〜165頁)

「 人の行いにはひとつ、忘れてはいけない重要な法がある。

その法を遵守すれば、トラブルに巻き込まれることはほとんどなくなると言っていい。

むしろその法のおかげで私たちは数え切れないほどの友人と、無限の幸福とに恵まれるのだ。

だがその法をやぶるやいなや、私たちは無数のトラブルに見舞われてしまうことになる。

その法とは、これだ。

『重要でありたいという相手の気持ちを常に立てよ』

前にも書いたが、ジョン・デューイは
                     『人間が持つ最も深い衝動とは重要人物になりたいという欲求である』

と言っている。

そして、ウィリアム・ジェームズは 

『人間が持つ最も深い行動原理は、人から認められたいという熱望である』 

と言う。

(中略)

人は、周囲から認められたいと願うものだ。

本当の自分の価値を認められたいと願うものだ。

自分が住む小さな世界において、自分は欠かすことのできない重要な人物なのだと感じたいのだ。」

このように 『自己重要感』 は私たちにとって欠かすことのできない大切なものです。

私たちの幸福感に大きな影響を与えます。

だから、人の話を適当に聞き流したりせず、良い聞き手になりましょう。

心からの賛辞を贈りましょう。

また人だけではなく、“自分褒め”もおすすめです。

これをセルフ・コンパッションといいます。

つまり、

『自分に優しくすること』

『自分への思いやり』 

です。

『セルフ・コンパッション〔新訳版〕有効性が実証された自分に優しくする力』

(著者 クリスティン・ネフ 監訳者 石村郁夫 樫村正美 岸本早苗 訳者 浅田仁子 金剛出版)

にこう書かれています。 
(259頁)

 
「 セルフ・コンパッションを実践することで、私たちは安心でき、気持ちが安定し、人とのつながりを感じられるようになる。

そのため、問題や限界のことだけを思ってくよくよ悩むのではなく、日々の生活の中ですばらしいと思えることに喜びを感じられるようになる。

単に危険を回避するのではなく、自分の夢を追えるようになっていく。」

自分の価値を自分で認めてあげましょう。

あなたには独自の才能があります。

まさに、

『世界にひとつだけの花』 

です。

あなたはこの世の中になくてはならない、かけがえのない大切な命です。

『自己重要感』 を高める一つの方法として、『陰徳・陽徳日記』 をつけることをおすすめします。

『陰徳』 とは、人知れず善行を積むことです。

ファミレスやコンビニのトイレに入ったとき、鏡を磨いたり洗面周りを拭いたり、便器や床をキレイにしたり、しましょう。

公園や家の周りにゴミが落ちていれば拾いましょう。

『陽徳』 とは、人にわかる徳行です。

小さな親切で構いません。

たとえば、駐車場から通りに出ようとしている車に道をあけてあげるとか、レジ係の女性の笑顔を褒めてあげるとか、小さな好意です。

寝る前に一日を振り返り、陰徳・陽徳日記をつければ、自分が段々いい人に思えてきます。

社会にとって有益な人間に思えてきます。

私はこれをやるようになってから、自分が良い人に思えてきました。

(元から良い人でしたがさらに良い人に思えてきました。←自分で言うな!)

(結論)
自己重要感を大切にしましょう。

『新訳 人を動かす』
(著者 D・カーネギー 訳者 田内志文 角川文庫)
https://amzn.to/3CcXmzw

『セルフ・コンパッション[新訳版]有効性が実証された自分に優しくする力』
(著者 クリスティン・ネフ 監訳者 石村郁夫 樫村正美 岸本早苗 訳者 浅田仁子 金剛出版)
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【得るは捨つるにあり】

【『得るは捨つるにあり』】

『得るは捨つるにあり』 とは、

「何かを得るためには何かを捨てなければならない」 

ということです。

『二兎を追う者は一兎をも得ず』

(同時に二つの事をしようとすれば、両方とも成功しないー広辞苑―) 

という意味で使われることもあります。

『断・捨・離』 のように清らかな心を得るは、ものへの執着を捨つるにあり、という意味にも使います。

『死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり』(上杉謙信の名言)や

『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』 

のように

「命を得るは命を捨つる覚悟にあり」 
(腹を括ることでかえって活路を見いだすことができる) 

という意味で使うこともあります。

『糧を棄て船を沈むる謀(はかりごと)』

という故事があります。

これは、楚の項羽が鉅鹿の戦いで、自軍の船を沈め、釜をこわし、小屋を焼き、兵士に生還の志を抱かせなかったために、秦軍に大勝したという故事です。〔史記項羽本紀による〕

この場合は、

『勝利を得るは退路を捨つるにあり』 

といえます。

『未知のものを得るは既知のものを捨つるにあり』
(創造力や自由を得るためには、既知のものを捨てる勇気が必要である)

『悟りを得るは執着を捨つるにあり』
(涅槃寂静の悟りの境地に達する為には煩悩を解脱しなければならない)

このように

『得るは捨つるにあり』 

という成句は非常に奥深い意味をもっていて、含蓄があります。

この成句を座右の銘に加えてみませんか?

『人生で大切なこと 百選!究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazonペーパーバック)
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2023年06月04日

『幸運の女神』につく

『幸運の女神』 につく

『朱に交われば赤くなる』 という成句があります。

「人は交わる相手によって善悪いずれにも感化される」 という意味です。

だからできるだけ、ポジティブな想念を持っていて、ポジティブ感情に満ちている人と付き合いましょう。

『斉藤一人 人生に悩んだとき神様に応援してもらう方法』(著者 柴村恵美子 PHP研究所)のなかで一人さんは、こう述べています。
(67頁〜68頁)

「 強力な磁石にナイフをくっつけておくと、そのナイフ自身が磁力を帯びて磁石になるんです。

でも、磁石から離して放置しておくと、その磁力はやがて失われるんだよ。

それと同じで、

『うまくいってる人』や

『幸せな人』 

『豊かな人』 

と接しておくことが大事なの。

そういう人って魅力という 『引き寄せる磁力』 を持ってるんだよね。

だから成功するし、豊かにもなれるんだよ。

それと、ナイフには磁石の磁力を取り入れようという性質があるから、磁力を持つことができたんだよね。

それと同じで、人のいいところを取り入れようという気持ちがないと、その力を自分のものにすることはできないの。

でも、一生懸命に取り入れようとしてると、それがやがて自分の魅力になっていくんだよ。」

『うまくいっている人』
 
『幸せな人』
 
『心が豊かな人』

『いつもニコニコしている人』

と接しましょう。

そして、その人の良いところを積極的に取り入れましょう。

瀬戸内寂聴さんは、著書『生きることば あなたへ』 (光文社) のなかでこう述べています。
(229頁)

「 幸福な人のそばに寄ると、幸福のほてりを受けてこちらも温かくなります。」

高次元意識を持った人と付き合う、覚者(悟りを開いた人)の書いた本を読むこともおすすめです。

あなたの意識レベルを向上させる人や本に接することが肝要です。

(結論)
『幸運の女神』を探し、自己意識を高めましょう。』

『斎藤一人 人生に悩んだとき神様に応援してもらう方法』
(著者 柴村恵美子 PHP研究所)
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『生きることば あなたへ』
(著者 瀬戸内寂聴 光文社)
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『ツイてる!』は最強の言霊!

『ツイてる!』は最強の言霊!!

『ツイてる』 といえば、累計納税額日本一の斎藤一人さんが本家本元です。

一人さんは、著書『ツイてる!』 (角川書店)の中でこう述べています。(39頁〜40頁)

「 私は、中学校しか出ていません。

商人の息子として育てられたから、多少は商売のことを知っているつもりですが、ずば抜けて秀でた商才があったわけでもないんです。

でも、どうしたわけか、私は納税額が日本一になってしまった。

それは、ツキ以外の何ものでもないんです。

別に謙遜しているんじゃないですよ。

私は、本当に、ツイてる人間なだけなんです。

では、なぜ、私は『ツイてる人間』なのか、ということになるのですが、答えはいたって簡単です。

昔から 『ツイてる』 というのが口グセだったからなんです。

どうして 『ツイてる』 という言葉を口グセにしてきたのかと聞かれても、そんなこと、私にもわかりません。

くしゃみをした後に、必ず 『チキショーめ』 という人がいますが、その人に、どうして 『チキショーめ』 というのかを訊ねてみても、たぶん答えられないでしょ。

それが、口グセというものです。

私の 『ツイてる』 という口グセも、それと同じことです。

それで、無意識のうちに『ツイてる』という言葉を口にしてきたら、ツキがどんどん舞い込んで、今に至るわけです。

だから、『ツイてる人間になる』 って、その程度のことでいいんです。

『ツイてる、ツイてる』 と、いえばいいんです。

ツイてない人間って、自分のことを 『ツイてない人間だ』 と思っているだけなんですよ。

ツイてる人間と、ツイてない人間の違いとは、たったそれだけのことなんです。」

まさに 『ツイてる』 は魔法の言霊です。

『ツイてる』 を口グセにして運気が上がった人たちが沢山います。
 
株式会社 Rising Star代表取締役の星 渉さんは、著書 「神メンタル 『心が強い人』の人生は思い通り」(KADOKAWA)の中でこう述べています。
 (229頁〜231頁)

「 私自身も、新しい口癖を作り上げることで上手くいった1人です。

私が最初に口癖にしたのは、『ツイてる』 という言葉でした。
 
(中略)

私はまず、毎日行なうことで最も時間が長く、その間ずっと 『ツイてる』 と言葉にして発し続けられることはないか探しました。

そこで見つけたのが、朝起きてから出かけるまでの準備の時間です。

私は朝、出かけるまでの準備が40分前後で完了するので、その間ずっと 『ツイてる』 といい続けることにしました。

(中略)

最初の1週間は、ひたすら 『ツイてる』 といっていることに違和感を覚えましたが、10日目を過ぎたあたりから、日常生活の中で 『ツイてる』 という回数が増えてきたことを実感するようになりました。

そして、1ヶ月もすると、反射的とまではいえなくても、何か起きた時には 『まずはツイてると捉えよう』 という考えが優先されるようになりました。」

YouTubeで人気の心理カウンセラーmasaさんは、著書 「神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う『奇跡の言霊』」(KADOKAWA) の中で、『ツイてる』 という言霊の奇跡について次のように述べています。
(33頁〜35頁)

「 書店に行くと、1冊だけ光り輝いている本が目に入りました。

不思議に思い手に取ると、それは斎藤一人さんという方の言霊の本でした。

その本には、『よい言葉を唱えていると口に出したとおりの人生になって、不平不満、グチ、泣き言、悪口、文句ばかりを言っているとそのとおりの人生になっちゃうよ』 と書かれていました。

これを読んだとたん、私は、『え、それって、私のことじゃん!』 と激しい衝撃を受けたのです。

まさに悪い言霊で、知らず知らずのうちに自分で不幸な人生を生み出していたのです。

さらによりにもよって神社で、神様に悪い言葉を投げかけていたのです・・・・・・。

当時の私の魂は、そうとうフキゲンになっていただろうと思います・・・・・・。

また、その本には、

『“ついてる” “ありがとう” などのよい言葉を1日1000回、100日間続けると奇跡が起こるからやってごらん』 

と書いてありました。

私はワラにもすがる気持ちで、

『毎日 “ついてる” という言霊を1000回唱えるから、100日間絶対にやるから、神様、どうか母の病気を治してください!』

と願をかけて、言霊を唱え始めたのです。

するとなんと、90日くらい経ったころ、『治らないかもしれない』 と言われていた母が、すっかり回復します。

元気な母の姿を見ながら、私は、

『私の中にも魂は存在してくれていた!』

『言霊の力ってほんとうなんだ!』

『奇跡は起こる!』

と実感したのです。」

まさに、『ツイてる!』 という言霊は奇跡を起こします。

口コミで広がり、約140万部を突破した話題の小冊子 『ツキを呼ぶ魔法の言葉 講演筆録』(とやの健康ヴィレッジ)の著者である、五日市 剛さんはこの本の中で、うだつの上がらない部下に 『ツイてる』 を朝、夕、言ってもらうようにしたところ、驚くような業績をあげるようになったエピソードを紹介しています。

『ツイてる』 という言霊を口グセにすると良いことは、心理学やNLP(神経言語プログラミング)による根拠もありますが、この“言霊”は理屈を超えています。

ひとつの真言(マントラ)であると、私は認識しています。

私は、『ツイてる』1日1000回を日課にして一年半以上になります。

『ツイてる』 が口グセになってから確かに運が向いてきたと実感しています。

あなたも、ぜひ、『ツイてる!』 を口グセにしてみてください。

きっとその効果に驚きますよ。

(結論)
『ツイてる!』 は最強の言霊!!

『ツイてる!』(著者 斎藤一人 角川書店)
https://amzn.to/3WRUthc

「神メンタル『心が強い人』の人生は思い通り」(著者 星 渉 KADOKAWA)
https://amzn.to/43ItsP9

「神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う『奇跡の言霊』」
(著者 心理カウンセラーmasa KADOKAWA)
https://amzn.to/3CbJsO8

『五日市 剛さんのツキを呼ぶ魔法の言葉』(著者 五日市 剛 とやの健康ヴィレッジ)
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2023年06月03日

【競争から協力へ】



『競争』 から 『協力』へ

『力比べ』から『助け合い』へ

『競い合い』から『教え合い』へ

『勝ち組、負け組を決める争い』 から
『共存、共栄』へ

思いきって舵を切ってみてはいかがでしょうか?

価値観の転換、パラダイムシフトの時代が来ているような気がします。

私は、二十歳の頃から六十歳までテニスを楽しんでいましたが、勝負事・競い合う事に興味がなくなりやめました。

スポーツ中継も楽しみでしたが、今は一切観ません。

スポーツ自体を否定しているのではありません。

単に、私が勝負事や競い合う事に興味がなくなっただけです。

作家の小林正観さんは、著書 『ありがとうの神様』(ダイヤモンド社)の中で、競い合わないことの大切さについて、次のように述べています。 (17頁〜19頁)

「 私には、知的障害を抱えた長女がいます。

彼女は、普通の子どもよりも筋力が足りないため、速く走ることができません。

運動会の徒競走では、いつも『ビリ』です。

彼女が小学校6年生のとき、運動会の前に足を捻挫してしまった友達がいました。
  
長女はこの友だちと一緒に走ることになっていたため、私の妻はこう思ったそうです。

『友だちには悪いけれど、はじめて、ビリじゃないかもしれない・・・』

運動会を終え、妻はニコニコしながら帰ってきました。

私は、

『ビリじゃなかったんだ』 

と思ったのですが、

『今回もやっぱりビリだった』

というのです。

今回もビリだったのに、どうして妻は、いつも以上にニコニコ嬉しそうにしていたのでしょうか。

徒競走がはじまると、長女は、足を捻挫した友だちのことを何度も振り返り、気にかけながら走ったそうです。

自分のこと以上に、友だちが無事にゴールできるか、心配だったのでしょう。

友だちは足をかばうあまり、転んでしまいました。

すると長女は走るのをやめ、友だちのもとに駆け寄り、手を引き、起き上がらせ、2人で一緒に走り出したそうです。

2人の姿を見て、生徒も、父兄も、先生も、大きな声援を送りました。

そして、ゴールの前まできたとき、娘は、その子の背中をポンと押して、その子を先にゴールさせた・・・というのです。

この話を聞いたとき、私は気づきました。

人生の目的は、競い合ったり、比べ合ったり、争ったりすることでも、頑張ったり努力をしたりして 『1位になる』 ことでもない。

人生の目的は、

『喜ばれる存在になること』

である。

私はそのことを長女から教わりました。

そして長女は、そのことを教えるために、私たち夫婦の子どもになったのだと思います。」

ほとんどの人は、競い合うこと、抜きんでることに価値があると思っています。

しかし、正観さんが述べているように、価値観の転換が必要なのではないでしょうか?

弁護士・医学博士の秋山佳胤氏の著書 『競わない生き方』 (三笠書房 知的生きかた文庫) の表紙にこう書かれています。

「 『競わない生き方』 とは、この世で一緒に生きている仲間とも、自分の内なる声とも競わないスタンスです。

素直にさらけ出せば、誰ともぶつかりません。」

さらに秋山博士は、この本の中でこう述べています。 (6頁)

「 今は、裁判の相手方であっても――
もちろん立場上言うべきことは言いますが――
同じ星に暮らしている同胞であるということを意識し、愛を送るようにしています。」

私たちは、同じ地球に生きるもの同士、スピリット(魂)です。

この世には、勝ちも負けも存在しません。

アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、助け合いの大切さについて次のように述べています。(37頁〜38頁)

「 助け合いのシステムをうまく活用できるかどうかは、助け合いこそが、宇宙を動かしているシステムだと認識しているかどうかにかかっています。

このシステムを認識する気持ちが強ければ強いほど、人生も、いっそう楽しく充実したものになります。

助け合いが宇宙のシステムだと知っている人は、あまり多くはないでしょう。

むしろ、人生は競争であり、人間は本来争う生き物だと信じている人のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか。

現代社会は、目的やゴールに向かってあくせく奮闘することを奨励しています。

幸せは、ほかの人の犠牲があってはじめて成り立つもの、という考えを植えつけられたりもします。

そこまで極端ではなくても、『人のことなどかまっていたら、自分は幸福にはなれない』 程度のことは、ごくあたり前と見なされています。

このような考えを刷りこまれてしまっているために、『エッセンス』 = 『愛』 こそが、人間の 『ほんとうの姿』 である、という真実が信じられなかったり、ときにそれを疑ってしまったりするのです。

わたしたちは、競争のシステムを肯定するだけでなく、それを美徳とさえする社会に、首までどっぷりつかりきっています。

感覚がすっかり麻痺してしまっているのです。

(中略)

わたしたちはみな、心の深いレベルでは、

『互いに助け合って生きたい』

と望んでいます。

それもそのはず。

本来はそれこそが、人間にとって自然な生き方だからです。

ただし、あせりは禁物です。

これまでの生き方を刷新するには、一歩一歩、着実に前進していかなくてはなりません。」

『愛』 こそが、私たちの本当の姿です。

『競争』 から 『協力』へ

『力比べ』から『助け合い』へ

『競い合い』から『教え合い』へ

そして、『共存、共栄』へ!!

思い切って舵を切ってみてはいかがでしょうか?

『ありがとうの神様』
(著者 小林正観 ダイヤモンド社)
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『競わない生き方』
(著者 秋山佳胤 三笠書房)
https://amzn.to/42nlomb

「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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【艱難、汝を玉にす】【逆境が人をつくる】

【艱難、汝を玉にす】

『艱難、汝を玉にす』 という成句があります。

意味は、

「人は多くの艱難を乗り越えてこそ立派な人物になるー広辞苑―」
 
です。

英語では
 
“Adversity makes a man.”
(逆境が人をつくる)

といいます。

私自身について述べます。

国公立の医学部を目指し二浪するも合格できず、早稲田大学理工学部が補欠合格で拾ってくれたので縁を感じて入学しました。

卒業後、三菱電機LSI研究所に入社しましたが、配属されたLプロW課には、東大・京大卒の理学博士や国際学会で研究論文を発表する優秀な科学技術者がいて、極度の劣等感に苛まれ、自己嫌悪に陥り、将来への漠然とした不安感から神経症になりました。

神経科の医者から精神安定剤と抗うつ剤を処方され、社内の心理カウンセラーによる継続的なカウンセリングを受けて、なんとか立ち直ることができました。

しかし、その後抗うつ剤が効きすぎて躁状態になり、同僚や後輩を連れてキャバクラに行くなどしてクレジットカードでさんざん散財し、返済不能になり親に尻ぬぐいをしてもらう羽目になりました。

詮ずる所、自分の進むべき道はエンジニアではないと判断し退職しました。

三菱電機在籍期間は3年3ヶ月でした。

その後、実家の衣料品小売店(ジーンズ&カジュアルショップ)の店長を16年務めましたが、平成大不況により仕入れ先の大半が倒産するという苦境に陥り、売上も激減し、2002年12月敢え無く閉店しました。

少しばかり金融資産があったので株で儲けてやろうと思い2003年から株取引を始めましたが、アメリカのサブプライム問題による株価下落で損をし、2008年に取引を中止しました。

そうこうしているうちに、母親がラクナ脳梗塞による脳血管性認知症になり自宅で介護をすることになりました。(母との二人暮らしでした)

10年以上介護の後、2019年9月に他界しました。

2020年、日経225の先物取引に手を出すも、短期間に百万円以上の損失を出すという大失態を演じました。

二十代、三十代の時婚約しましたが、一回は相手から破棄され、一回は私から破棄しました。

未だに独身です。

今は、親も子も兄弟もなく、田舎で一人暮らしをしています。

現在、カードローンとクレジットのリボ払い残高合わせて四百万円以上の借金があります。

このように決して順風満帆とは言えない私の人生ですが、明るく、楽しく、元気良く生きています。

日々、幸せを感じて生きています。

『経験してきたことは全て“学び”である。

魂を成長させる“糧”となっている。』

今は、そう確信しています。

人生で起こることすべては“学び”です。

正に、『艱難、汝を玉にす』 です。

『楽天主義』 (著者 ヘレン・ケラー 訳=岡 文正 イーハトーヴフロンティア) にこう書かれています。

「 悲しみと苦痛はやがて、
『人のために尽くす心』 という 
美しい花を咲かせる土壌だと考えよう。

心を優しく持ち、耐え抜くことを学ぼう。

強い心で生きるために。」 
(61頁)

「 不幸せの極みにあるとき、
自分にはすべきことがあるのだと
信じなさい。

誰かの苦悩を
和らげてあげられるかぎり、
人生は無駄とはならない。」   
(82頁)

たとえ、病になろうと不運が訪れようと、神さまが与えてくれた試練だと思い、感謝してすべてを受容し学ぶことが肝心であると今は認識しています。

(結論)
『逆境から学び、成長しよう!』

『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazonペーパーバック)
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『楽天主義』(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)
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2023年06月02日

【まず自分が光り輝く】

【まず自分が光り輝く】

斎藤一人さんは著書
 
『愛される人生』(KKロングセラーズ 新書版)
 
の中で

「自分が光り輝く人間になること」 

の重要性について次のように述べています。
(94頁〜100頁)

「 人間、この世に生まれた以上、最低でも一人、しあわせにしなきゃいけない人がいます。

それは誰かというと、『自分』 です。

もちろん、自分の心が明るく楽しく、しあわせでいられるようになったら、そのしあわせのなり方を人に教えるんですよ。

(中略)

『本当のしあわせってなんですか?』

って、まず自分が光り輝く人間になる。

そしたら、その光で周りの人を照らす、明るく楽しい心にしてあげる。
 
(中略)

そばにいる人も、いつのまにか、光り輝く人間になってくる。

自分の周りに光り輝く人間が集まってくると、闇が入り込む隙なんて、もう、ないんです。

いいことがバカバカ起きて、スゴいしあわせなんだよ、って。」

まず自分が明るく楽しく元気になることが大切です。

次にその明るさで周囲を照らしましょう。

自分発信で 『幸せのなり方』 を伝えましょう。

一般社団法人開華GPE代表理事の村松大輔氏は著書 

「『自分発振』で願いをかなえる方法」(サンマーク出版) 

の中で 『自分発振』 の大切さを次のように述べています。
(3頁〜4頁)

「 たったひとつのことを意識するだけで、あなたの人生がどんどん変化し始めるのです。

そのたったひとつのこととは、『自分発振をすること』 です。

私たちはふだん、無意識に 『自分発振』をしています。

この自分発振を通して、あなたの感情や潜在意識は周囲に発振されています。

そしてそれが、人生の質に最も大きな影響を与えていることがわかってきました。

いま人生がうまくいかないと感じている人は、例外なくネガティブな自分発振をしています。

たくさんの方の悩みや人生に触れてきた経験から、これは断言できます。

ならば、上手に自分発振すればいいのです。

この方法は性別・年齢問わず、誰でもできます。

どんな悩みを抱えている人でも、人生は確実に変わるといっていいでしょう。」

では、その“自分発振”とは具体的にどういうことでしょう?

村松大輔さんは、こう述べています。
(24頁〜25頁)

「 自分発振とは 『主体的に意識や感情の波を飛ばすこと』

 『発振』 とは、波を飛ばすことを意味しています。」

つまり、

『人生は心一つの置きどころ』

ポジティブな想念と感情を持ち、それを発振することが大切だということです。

自分発振に専念することの重要性について、村松氏は次のように結論づけています。 
(213頁)

「 大切なのは、いつまでも 『最高の自分を発揮する』 こと。

そんなあなたの行動やパフォーマンスがたくさんの人を感動させ、共振させ、どんどん周りの人のヘルツを高めていきます。

あなたのすぐ近くに大切な人、守りたい人がいるならなおさらです。

自分発振に専念することが、いちばん大切な人のために役立っています。」

結局、まず自分が光り輝くことが大切だということです。

(結論)
『ポジティブな想念と感情を持ち、明るく、楽しく、元気よく、周囲を照らす人を目指しましょう。』

『愛される人生』
(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
https://amzn.to/3NikQtz

「『自分発振』で願いをかなえる方法」(著者 村松大輔 サンマーク出版)
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【楽天観が幸福感の根幹!

【『楽天観』が幸福感の根幹!】

『楽天観』は「何でも楽天的に考えよう」という短絡的な考え方ではあリません。

広辞苑にはこう書かれています。

「世界および人生の意義・価値に関して、悪や反価値の存在を認めながらも、現実をあり得べき最良の世界・人生と見なす立場(ライプニッツ)。」

『楽天観』は哲学者であり、数学者でもあるライプニッツが定義づけした歴然たる哲学です。

ポジティブ心理学の提唱者で元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン博士は、著書 『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』 (小林裕子訳 アスペクト) の中でポジティブ感情の大切さについて、こう述べています。(309頁)

「 バーバラ・フレデリクソンの研究によると、ポジティブな感情は、知性を磨き、身体能力を培い、危機に直面したときは勇気をふるいおこさせる。

ネガティブな感情は目前の脅威と戦う能力を減少させてしまうが、ポジティブな感情は成長をうながす。」

さらにセリグマン博士は、著書 『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』 (宇野カオリ監訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中で楽観主義の重要性を次のように述べています。
(367頁〜368頁)

「 楽観主義者は行動を起こし、より健康的なライフスタイルを実現している。

楽観主義者は自分が行動することが大事だと思っている。

一方で、悲観主義者は自分が無力であり、自分がやることは何にも影響しないと思っている。

楽観主義者は試してみる。

悲観主義者は受動的な無力感に陥る。」

セリグマン博士は、『ポジティブ感情、楽観主義の重要性』 を端的に示しています。

奇跡の人、ヘレン・ケラーは著書 『楽天主義』 (岡 文正 監訳 イーハトーヴフロンティア) の中で 『心の法則』 に関してこう述べています。 (28頁〜29頁)

「 私の楽天主義は、私自身と私の周囲にある事物との両方にまたがって立っている。

それゆえ、私がひとたび 『世界は善であれ』 と要求すれば、たちまち外界はこれに従う。

また、私が 『世界は善である』 と宣言すれば、この宣言が真実であることを実証するために、多くの事物が結集して、整然とした善の体系をつくるのである。

私は善なるものに対しては、心の扉を開いて迎え入れ、悪なるものに対しては、断固として心を閉ざして中に入れない。

この剛毅な確信の力は、どのような障害、反対にあったとしても、これを克服する境地に達している。」

彼女は心の法則について十分に理解していました。

さらにヘレン・ケラーは同書の中で、楽天主義の真髄を次のように述べています。 

「 混沌とした世界から確固とした事物を生み出し、生きる力をもたらし、一人ひとりに独立した自分の世界をつくらせ、一秩序とする。

そして、その秩序を支えるのが楽天主義である。」 (34頁)

「 楽天主義こそいっさいを成功に導く信念である。

希望がなければ何ごとも成就するものではない。」 (89頁)

「 楽天主義とは、善を信じ、輝かしい未来の到来を確信し、明日を今日より美しいものにするための努力を重ねる生き方なのである。

明日は今日より美しい。

明後日は明日よりさらに美しい。

楽天主義者はそのように信じている。」
(91頁)

楽天的に考えた方が何ごともうまくいきます。

医学博士・理学博士・農学博士で元 Patent University of America学長の佐藤富雄博士(1932年-2012年)は、著書 『楽天思考 口ぐせで夢がかなう――脳の想像力が人生をつくる』(講談社+α文庫) の中で楽天思考の重要性を次のように述べています。 
(96頁〜97頁)

「 この“人間ミサイル”といわれる目的達成機構にインプットされた目的が、幸福感とか充実感といった、からだに“快”をつくり出していくようなものであれば、人生は幸福なものになります。

これが望ましく、またノーマルな姿です。

二○億年から三○億年もかかってつくられた人間の自律神経系は本来、私たちが快適に生きるためにできた生命システムです。

このため、不安や緊張、さらには極度のストレス状態になると逆に自律神経失調症を起こし、からだを不快にしてしまいます。

私たちのからだ全体がリラックスしていて、夢やロマン、希望に満ちた状態のなかから出てくる考えかたや行動というのは、結果として 『楽天思考』 になっています。

目的達成機構という人間ミサイルに目的を入力して“強引に”達成をはかる積極思考よりも、この楽天思考をすると、結果的にはより大きなことを成しとげられることが多いのです。」

楽天主義は幸福感を得るために必須の哲学です。

『ポジティブ心理学』 と 『楽天観』 を学び、理解し、幸せの道を歩みましょう!

(結論)
『楽天観が幸福感の根幹!』

『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』(著者 マーティン・セリグマン 訳者 小林裕子)
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『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』(著者 マーティン・セリグマン 監訳 宇野カオリ ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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『楽天主義』(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)
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『楽天思考 口ぐせで夢がかなう―脳の想像力が人生をつくる』
(著者 佐藤富雄 講談社+α文庫)
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2023年06月01日

【寂聴さんの『生きることば』】

【寂聴さんの『生きることば』】

瀬戸内寂聴さんは1922年生まれで、2021年99歳で天寿を全うされました。

『含蓄に富む話』 や 『琴線に触れる話』 を沢山説かれています。

私の大好きな作家さんです。

良書『生きることば あなたへ』(光文社)
のなかで、幸せになる秘訣を述べられていますので抜粋して御紹介します。

「 人間は幸せになるために、この世に生まれてきたのです。

そして、自分の存在によって、他の誰かを一人でも幸せにするために生きているのです。

世の中は新しい世紀を迎えても一向に明るいことはないようです。

でも、あなたは絶望しないで下さい。

未来が若いあなたの手の中にあるのです。

過ぎ去った過去を思いわずらうことなく、未来に脅え、心配することなく、生きているこの今の一瞬に、全身全霊をかけ、切に生ききって下さい。

幸せはいつもあなたの心の中にいるのです。

さあ、あなたの心をのぞきこんで下さい。」 (14頁〜15頁)

「 自己の孤独にどっぷりつかり、浮かび上がった人間にしか、真の人間的やさしさは生まれません。」 (61頁)

「 一見、平凡で穏やかで、よそ目には何の苦労もなさそうに見受けられる人の内部に、どんな激しい人知れぬ嵐が吹き荒れているのか、それは掴みきれるものではありません。」 (65頁)

「 自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。」 (67頁)

「 『もうひとりの自分』 に気づくことは、ほんとうにむずかしい。

たとえ家族と住んでいようと、友達に囲まれていようと、もうひとりの自分を発見しない限りは孤独です。

もうひとりの自分を発見できたら、巡礼ではありませんが、同行ふたりです。

孤独ではありません。

お釈迦さまは自分を灯りとしなさいとおっしゃいました。

自分を灯りとするためには『もうひとりのわたし』にマッチを擦って火をつけなければなりません。」 (88頁)

「 この世に無駄ないのちはひとつもないのです。

あなたが元気にそこに居てくださるだけで、世の中は明るくなるのです。

がんばって。」 (89頁)

「 人は幸福になるために生きています。

人間として生まれたからには、この世で幸福になることを、約束されているのです。

ならば、幸福になろうと努力しないことは、怠慢といわなければなりません。」  (190頁)

「 布施とは、相手の欲することを与えること。

物施もあれば心施もあります。

でもわたしは、顔施ということばがいちばん好き。

だれに逢ってもにこにこ優しい表情をみせることで、顔さえあればだれにでも可能なのです。」(191頁)

「 人間とは、いいえ、わたしとは何と情けない生きものでしょうか。

自分の身に体験しなければ、人の苦しさも悲しさも、実感となって身にも心にもしみてこないのです。

私は姉の死を通して、人がこの世で受けるすべての不幸せは、味わったほうが味わわない人よりいいのだと気づかされました。

心に苦しみを感じ、身に苦痛の記憶を数多く受けた者が、人の苦しみ、悲しみを思いやれるという恩寵がいただけるのです。」(54頁)

寂聴さんが述べているように、幸福になる努力をしないのは怠慢です。

不幸や不運の体験が人を強くしたり、優しくしたりするのも事実です。

『憂きことの なおこの上につもれかし
限りある身の ちから ためさん』
 
という、熊沢蕃山の歌にあるように発想を転換させて、

『不運や不幸を怖れるのではなく立ち向かっていく覚悟』

を決めることが、幸運や幸福に恵まれる秘訣です。

極意は

『怖れを手放すこと』

です。

『身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ』 
(捨て身の覚悟があってこそ、活路を見いだし、物事を成就することができる。)
です。

私たちは人生を楽しむために、この世に生まれてきました。

これは、『天』 との約束事です。

楽しむ努力をしないのは怠慢です。

どんなことがあっても、感謝と歓喜の感情を持ち、勇往邁進しましょう。

(結論)
『人生を楽しむべく、どんなことにも感謝して、ポジティブに生き抜こう!』

『生きることば あなたへ』
(著者 瀬戸内寂聴 光文社)
https://amzn.to/3qoloVK
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【白黒思考から白グレー思考へ】

【白黒思考から白グレー思考へ】

私たちは、他者や物事を批評・批判したり、決めつけたり、裁いたりしがちです。

つまり、白黒をつけたがります。

それがトラブルや心の病の原因になります。

心理療法の一つに論理療法があります。

これは、
イラショナル・ビリーフ(irrational belief)をラショナル・ビリーフ(rational belief) に変える療法です。

つまり、白黒思考で凝り固まった不合理な考え方を、柔軟で現実対応力が高い合理的思考に変えていく療法です。

イラショナル・ビリーフは無意識的に生じているので、その認知の歪みにほとんどの人は気づいていません。

具体的には、

@ マイナス思考(ネガティブ・バイアス)

A 自己の過小評価

B 情動的な決めつけ

C 思いこみ(〜すべき、〜すべきでない)

D 悲観的・否定的な早とちり

E ラベリング(一方的な断定)

等です。

イラショナル・ビリーフには論理的な根拠がありません。

単なる独断と偏見です。

このことに気づくことが重要です。

思考と感情・行動は連動しています。

思考が変われば感情や行動も変わります。

イラショナル・ビリーフが日常生活にマイナス効果となっていることに気づけば、気が楽になったり、気が軽くなったりします。

“思いこみ”や“決めつけ”を止めましょう。

20万部突破のロングセラー 『反応しない練習』(草薙龍瞬著 KADOKAWA)
の52頁に、こう書かれています。

「 目覚めた者は、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。

彼は、善し悪しを判断しない。

判断によって心を汚さない。

心を汚す原因も作らない。

ブッダは、正しい道(方法)のみを説く。

かくして 『わたしが』 という自意識から自由でいる。 ――スッタニパータ 〈心の清浄について〉 の節 」

善悪を判断しすぎる心が私たちにはあります。

それは、『わたしが、わたしが、という“我”(自意識)』 によるものです。

つまり、エゴです。

アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、エゴによるレッテル貼りが不快感の原因であるとして、次のように述べています。
(95頁〜96頁)

「 わたしたちは、無意識のうちに、ありとあらゆるものに評価や判断をくだしてしまう 『クセ』 があります。

これが、いわゆる 『レッテル貼り』 です。

(中略)

このレッテル貼りこそが、わたしたちから真実を見失わせてしまう元凶です。

すべてのものは、ありのままで完璧なのに、レッテルを貼ると、それがわからなくなってしまうのです。

すべてが不完全に見えてしまうのです。

そのうえ、エネルギーも停滞してしまい、自由に流れなくなります。

レッテル貼りをした瞬間、レッテル、すなわち 『かたよった考え』 は、レッテルを貼った対象(人、もの、出来事)に対するあなたの気持ちと合体して、ひとつになります。

これが、エネルギーをとどこおらせ、不快感をもよおさせる原因です。

レッテル貼りをやめないかぎり、ギクシャクした人間関係や、特定の不愉快な状況は、なんども、なんどもくりかえされます。

わたしたちは、つい、なんにでもレッテルを貼りたがるものですが、実際には、この世には、正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。

正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、あくまでも相対的なものにすぎません。

すべての出来事は、純粋なひとつの出来事なのです。

それが真実です。

単なる出来事に、『○○だ』 とレッテルを貼るから、単なる出来事は、レッテルである 『○○』 にすりかわってしまうのです。

これでは、完璧な人生を楽しむことなど無理な相談です。

人生を完璧にする唯一の方法は、すべてのものを、ありのままで完璧だと受け入れることなのです。」

宇宙コンピュータは完璧です。

すべてはありのままで完璧です。

この事実を受け入れましょう。

それが人生を楽しむ秘訣です。

判断力を重視している人は、『判断しない』 という考え方が“腑に落ちない”のではないでしょうか?

『判断しない』 を 『断定しない』 『裁定しない』 に置き換えてみてください。

要するに、『決めつけない』 『思いこまない』 ことが肝要であるということです。

好き・嫌いも判断です。

「 『好き』 と 『嫌い』 の間に 『どうでもいい』 という“グレーゾーン”を作ると良いですよ。」 

と、斎藤一人さんは提唱しています。

『おもしろすぎる成功法則』 (サンマーク文庫) の中でこう述べています。
(115頁〜117頁)

「 この前、お弟子さんの舛岡はなゑさんから、すごくいい話を聞いたので、みんなにも教えたいと思います。

はなゑさんが、

『普通は“好きな人”と“嫌いな人”がいるよね。

でも、私の場合はね、“好きな人”と“どうでもいい人”しかいないんだ』
 
って言うんです。

それを聞いて、ひとりさんは

『はなゑさん、いいこと言うなあ!』

と思いました。

なぜかというと、私のお弟子さんになるような人は、みんな 『いい人』 だから、たとえ 『嫌いな人』 がいても、『好きにならなきゃいけない』 って思って、一生懸命努力するんだよね。

でも、『嫌いな人』 を好きになることって、なかなかできないんです。

また、『嫌いな人』 って、『嫌われるようなこと』 をするから、嫌われるんだよね。

それで、そういう人を、いくら好きになろうとしても、また嫌がらせをされて、イヤな思いをしたり、傷ついたりするんです。

そういうときに、

『この人は“どうでもいい人”だから、何を言われても気にならないんだ』

って思うと、気持ちがふっとラクになって、乗り越えられるんだよね。

不思議なものなんだけど、『好き』 という分類と、『嫌い』 という分類の間に、『どうでもいい』 っていう“グレーゾーン”があると、すごく助かるんです。

なぜかというと、『あの人、嫌いだ!』 と思っていると、『嫌い』 っていうトゲトゲした波動を、常に出していることになります。

でも、『どうでもいいや』 と思っていると、トゲトゲした波動は出さずに済みます。

だから、『どうでもいいや』 と思うだけで、自分も、まわりの人も、おだやかでいられるんだよね。」

白黒思考ではなくて、白グレー思考に切り替えましょう。

換言すれば、

『マル(○)バツ(×)思考ではなく、マル(○)サンカク(△)思考でいきましょう。』

ということです。

とにかく、『批判、非難、否定、嫌い』 というネガティブな波動を慎みましょう。

それは、周りの人の為でもあり、自分のためでもあります。

 (結論)
『 白黒思考から白グレー思考へ切り替えよう!』 

『反応しない練習』(著者 草薙龍瞬 KADOKAWA)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『おもしろすぎる成功法則』
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3ILEjQs
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