何事によらず好きなことなら、
工夫したり、
努力したりするから上達が早く、
その道の巧者となります。
著作累計330万部を超える、文筆家の千田琢哉氏は、著書
『好きなことだけして生きていけ 人生を後悔しないために必要な49の習慣』(PHP文庫)
の中で、好きなことをすることの大切さについてこう述べています。 (83頁〜84頁)
「 私は断言しておきたい。
人は、
好きなことを仕事にして、
毎日幸せを味わうために生まれてきたのだ。
好きなことを選んでやっていれば、
自然に幸せになるようにできているのに、
多くの人たちはその逆をやらかしている。
嫌いなことを選んで安定を取っているつもりが、
結果として不幸になっている。
嫌いなことをイヤイヤやっていると、
周囲にもイヤイヤが伝わる。
結果として、
嫌な空気を周囲に感染させてしまうから、
すべての出逢いを不幸にしてしまっているのだ。
好きなことを仕事にしている人は、
とにかく毎日が楽しい。
自分が心底好きなことだからこそ、
いいパフォーマンスをしたいと能動的になる。
『もっとがんばれ!』
と発破をかけられるまでもなく、
勝手に猛烈にがんばっている。
好きなことに思い切り打ち込んでいると、
周囲にも幸せが伝わる。
結果として、
幸せな空気を周囲に感染させていくから、
すべての出逢いを幸福にしてしまうのだ。」
好きなことをやっていれば、
自然に幸せを感じます。
好きなことを仕事にしましょう。
本田技研工業の創設者、本田宗一郎氏は、著書
『得手に帆あげて』
(三笠書房)
の中で、好きなことを仕事にする重要性について、次のように述べています。
(147頁)
「 自分の得意なものを発見できた人は幸せな人である。
『好きこそ物の上手』
というように、
好きなことをやることは大事なことである。
『餅は餅屋』
というわけで、
好きなもの得意なものさえやっていれば、
途中で難関に遭遇したとしても、
どうにか乗り切っていけるものである。
努力次第では相当に伸びることも可能だ。
私自身も好きな機械いじりを生涯の仕事にしてきたからこそ、
現在があったと思う。
経営者時代の私は暇さえあれば、
研究室で若い人達と一緒に機械と取り組んでいた。
好きなことだから楽しいし、
それに自信があった。」
これからの時代は、
好きなことに取り組むことがますます重要になってきます。
「Dark Horse 『好きなことだけで生きる人』が成功する時代」(著者 トッド・ローズ オギ・オーガス 訳者 大浦千鶴子 解説者 伊藤羊一 三笠書房)
にこう書かれています。
(85頁)
「 あなたが
『好きなこと』
『本当にやりたいこと』 は、
あなた個人の感情面の“核”を成している。
あなたが何を求め、
何を求めないか。
これによって、
あなたという個人が固有の存在として定義づけられるのだ。
あなたの個性が本当に重要であるということを守り抜く唯一の方法は、
あなたが抱く心からの願望を尊重することである。
『自分が本当にやりたいこと』
と実際にやっていることが合致するなら、
あなたの今後辿る道は魅力的で満足のいくものになるだろう。
逆に、
もし『自分が本当にやりたいこと』を誤って判断したり無視したりすると、
あなたの進む道はわびしく退屈なものになるか、
あるいは、
その道を断念することにもなり得る。」
『自分が本当にやりたいこと』
をやることが、
何より大切です。
『好きこそものの上手なれ』
で自分の好きなこと、
自分が本当にやりたいことをトコトン追求しましょう!
(結論)
『好きをトコトン究め、本当にやりたいことを仕事にしよう!』
『好きなことだけして生きていけ 人生を後悔しないために必要な49の習慣』
(著者 千田琢哉 PHP文庫)
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『得手に帆あげて』
(著者 本田宗一郎 三笠書房)
https://amzn.to/3JauDPE
「Dark Horse『好きなことだけで生きる人』が成功する時代」
(著者 トッド・ローズ オギ・オーガス 訳者 大浦千鶴子 解説 伊藤羊一 三笠書房)
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