『失敗は成功のもと』 という諺があります。
「失敗すれば、方法の誤りなど失敗の原因もわかるので成功へ一歩近づくことになる。―大辞林―」
という意味です。
英語では
“Failure teaches success.”
(失敗は成功を教える)
といいます。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(住友進=訳 サンマーク文庫)
の中で、失敗についてこう述べています。
(29頁)
「 失敗とは、何かを創造するための踏み石です。
失敗することで、目標は遠ざかるのではなく、以前よりはるかに近づいてくるのです。
実際には、失敗など存在していません。
私たちが失敗と呼んでいるものは、実は、ものごとの修正の仕方を教えてくれる大切な仕組みにほかならないのです。」
厳密に言えば、失敗は存在しません。
これについて、斎藤一人さんは、著書
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(サンマーク文庫)
の中で、次のように述べています。
(27頁〜28頁)
「 『失敗したらどうするんですか?』
っていうと、
失敗したら
『これじゃダメだ』
ということがわかったって思えばいい。
それも成功なの。
ようは、人間の魂的に言えば、
失敗はないんです。
ただ経験しただけなんだよね。
『こういうことをしたらこうなった』
という経験をしたにすぎないの。」
“失敗は成功の母”です。
自己意識を進化・向上させるための踏み石です。
このことについて、文学博士でカンボジア大学総長、政治学部教授の深見東州氏(本名 半田晴久さん)は、著書
『強運』
(たちばな出版)
の中でこう述べています。
(18頁)
「 幸運に恵まれている人間というのは、根が明るい。
人生を深刻ぶってジメジメ考えない。
そして、なんでもかんでも自分のプラスになるよう考えるのが得意という人が多い。
『失敗しても、それは次回大きな成功を得るための貴重な体験』
ぐらいにとらえ、
文字どおり
“失敗は成功の母”
と考える。
つまり、
どんなことでも、
自分が人間として、
大きく成長していくための
“スプリングボード”(跳躍台)
としてしまうのだ。
こうすることで不思議なことに失敗は失敗でなくなり、
すべてが成功への糧となってしまう。
実際、成功者というのはこのパターンの中で生活している。」
三者の意見を統合すると、
『失敗は存在しない』
ということになります。
マザー・テレサは、
『愛の反対は憎しみではなくて、無関心である』
という名言を残しています。
これを模して言えば、
『成功の反対は失敗ではなくて、何もしないことである』
と言えます。
経験を沢山積み、
大いに魂を成長させましょう。
(結論)
『失敗は成長の糧となる。
積極的に行動し、
経験を積み、
自己意識を進化・向上させよう!』
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
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『強運』
(著者 深見東州 たちばな出版)
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