2017年07月23日
「ライトノベル作家志望者に求められること」から学ぶ
「ライトノベル作家志望者に求められること」から学ぶ
文章力、表現力、語彙を増やすために何が必要か、どのような方法があるのかを考えていました。
そしてゲームと相性が良いのはライトノベルと思い至り、「ライトノベル作家志望者に求められること」を調べてみました。
ここでは私自身の整理を兼ねてまとめています。
◇◇
まず参考として読んだ本はこちらです。
新人賞を受賞するために必要なこととして書かれていたのは次の通り。
・完成させること
作家になりたいと考えている方の中でも、実際に作品を完成させることができるのはごく僅かとのことです。
なお、参考までにこんな数値が挙げられていました。
[1年あたりの内訳]
作家になりたいと考えている方:数十万人
作品を完成させる人:?人
何らかの受賞者:500人未満(完成させる人の中から40人に1人とのこと)
専業の小説家として活動できる人:2〜5人
漫画「バクマン。」の1巻でも生涯漫画家として活動できる人は0.001%(10万人に1人)と表現されていましたので、非常に似ています。
・基礎文法ができること
意外と文章の基礎が出来ていない方は多く、基礎文法ができるだけで頭一つ抜け出せるとのことでした。
具体的には、この本のレベルのことが確実に抑えられること、だそうです。
他人ごとと思わず、確認してみたいと思います。
なお書籍以外ではこちらのサイト様が詳細に解説をされています。
こちらもご参考になれば幸いです。
ライトノベル作法研究所
http://www.raitonoveru.jp/
・キャラクター/設定を作りこむこと(キャラクターの履歴書を作成する)
作品内で書かれていないことを、設定、背景を作りこむ作業です。
書式はJIS規格が良いとのことでした。
転職Hacks様
履歴書テンプレートの無料ダウンロード全5種類(word・PDF)
https://ten-navi.com/hacks/resume-34-5292
多くの方がストーリーを考えることばかりに注力して、この作り込みが行われていないそうです。
(下読みと呼ばれるチェックで、読む人が読めばわかるらしいです)
これをしている/いないで作品のクオリティに違いが出る(賞においては、一次選考の突破にも影響する)とのことです。
また履歴書を作成する過程で、このキャラクターは長編には向いていない、というような気付きも得られるそうです。
・ルール、ニーズを理解する(応募要項を読む)
賞に応募する場合は応募要項の確認ですね。
他にも次のような戦略や一般常識/ビジネスマナーにも通じてくると思います。
-賞に求められている内容を読み取ること(読者層の意識、商業展開に適しているかなどの視点があるか)
-〆切りを守る
-適切なコミュニケーションが図れる
これは作品を世に送り出すために、作品の外でどれだけの準備を費やせるか、でもあると思います。
カテゴリエラーも回避できることでしょう。
・その他Tips:
-小説が書けないのは、無から有を生み出せないのと同じ。人生経験を積む、本を読むなどで自分のバックボーンを作り上げる。
-アイディアだけでは完成しない。取材のような地味な作業、継続的な努力が必要。
※ここがおそらく「完成させる人」と「完成させられない人」の違いと思っています。
◇◇
以上、ゲーム制作者の立場から外れない範囲で、気付きや考えをまとめてみました。
基礎の基礎的な部分を調べただけでも、背筋が伸びる思いです。
やはり事前の下準備や心構えがあるとないとでは、後に大きな違いになると思いました。
執筆キャリアがある方にとっては当たり前かもしれませんが、チェックリストや考えを広げる手助けになれば幸いです。
文章力、表現力、語彙を増やすために何が必要か、どのような方法があるのかを考えていました。
そしてゲームと相性が良いのはライトノベルと思い至り、「ライトノベル作家志望者に求められること」を調べてみました。
ここでは私自身の整理を兼ねてまとめています。
◇◇
まず参考として読んだ本はこちらです。
新人賞を受賞するために必要なこととして書かれていたのは次の通り。
・完成させること
作家になりたいと考えている方の中でも、実際に作品を完成させることができるのはごく僅かとのことです。
なお、参考までにこんな数値が挙げられていました。
[1年あたりの内訳]
作家になりたいと考えている方:数十万人
作品を完成させる人:?人
何らかの受賞者:500人未満(完成させる人の中から40人に1人とのこと)
専業の小説家として活動できる人:2〜5人
漫画「バクマン。」の1巻でも生涯漫画家として活動できる人は0.001%(10万人に1人)と表現されていましたので、非常に似ています。
・基礎文法ができること
意外と文章の基礎が出来ていない方は多く、基礎文法ができるだけで頭一つ抜け出せるとのことでした。
具体的には、この本のレベルのことが確実に抑えられること、だそうです。
他人ごとと思わず、確認してみたいと思います。
なお書籍以外ではこちらのサイト様が詳細に解説をされています。
こちらもご参考になれば幸いです。
ライトノベル作法研究所
http://www.raitonoveru.jp/
・キャラクター/設定を作りこむこと(キャラクターの履歴書を作成する)
作品内で書かれていないことを、設定、背景を作りこむ作業です。
書式はJIS規格が良いとのことでした。
転職Hacks様
履歴書テンプレートの無料ダウンロード全5種類(word・PDF)
https://ten-navi.com/hacks/resume-34-5292
多くの方がストーリーを考えることばかりに注力して、この作り込みが行われていないそうです。
(下読みと呼ばれるチェックで、読む人が読めばわかるらしいです)
これをしている/いないで作品のクオリティに違いが出る(賞においては、一次選考の突破にも影響する)とのことです。
また履歴書を作成する過程で、このキャラクターは長編には向いていない、というような気付きも得られるそうです。
・ルール、ニーズを理解する(応募要項を読む)
賞に応募する場合は応募要項の確認ですね。
他にも次のような戦略や一般常識/ビジネスマナーにも通じてくると思います。
-賞に求められている内容を読み取ること(読者層の意識、商業展開に適しているかなどの視点があるか)
-〆切りを守る
-適切なコミュニケーションが図れる
これは作品を世に送り出すために、作品の外でどれだけの準備を費やせるか、でもあると思います。
カテゴリエラーも回避できることでしょう。
・その他Tips:
-小説が書けないのは、無から有を生み出せないのと同じ。人生経験を積む、本を読むなどで自分のバックボーンを作り上げる。
-アイディアだけでは完成しない。取材のような地味な作業、継続的な努力が必要。
※ここがおそらく「完成させる人」と「完成させられない人」の違いと思っています。
◇◇
以上、ゲーム制作者の立場から外れない範囲で、気付きや考えをまとめてみました。
基礎の基礎的な部分を調べただけでも、背筋が伸びる思いです。
やはり事前の下準備や心構えがあるとないとでは、後に大きな違いになると思いました。
執筆キャリアがある方にとっては当たり前かもしれませんが、チェックリストや考えを広げる手助けになれば幸いです。
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