RPGツクールMVでアプリリリースを目指す開発室

セールで購入された方は、そろそろ手応えや壁を感じている頃ではないでしょうか。

前者なら喜ばしいのですが、後者の方に向けて何か書きたいと思います。

■RPGツクールで何をしたらよいかわからない、そんなときは

ツクールをゲーム制作ツールと思わずに、クリエイターの雰囲気を楽しむシミュレーションと考えていると良いかもしれません。
具体的に幾つか挙げてみますね。

□マップ作りを楽しむ
レゴブロック、マインクラフトを楽しむ感覚で、まずは1つマップを作るとよいかもしれません。

想像のマップでも結構ですし、知っている土地を再現してみてもいいかもしれません。

□データベース作りを楽しむ
名前に、効能にやりたい放題するのがデータベースいじりの醍醐味です。
無限に使えるものの、実は使うたびにお金をむしられるポーション、とか。

□テキスト作りを楽しむ
テキスト=会話や説明メッセージなどですね。
村人Aに延々とあることないことを喋らせたり、かけあいをさせたり、ですね。
ツボや樽や本棚、絵、あらゆるところに固有メッセージを追加するというのも面白いかもしれません。

□イベント演出を楽しむ
イベント（キャラクターを動かしたり、フキダシを出したり、ジャンプさせたり……）で思いのまま動かせたら、ちょっとした映画監督気分。
これに病みつきという方は多いと思います。

□バトル設定を楽しむ
武器、防具、スキルを沢山作り、属性や敵種類を設定して、純粋にバトルを楽しむのも一興ですね。
接待なバトルも、初見殺しなバトルも、作者次第。

思いつくだけでも、上記が挙げられます。
このうち2つを作り込むことができれば、たぶんミニゲームが完成します。

「最初は簡単な短編から作るといい」とはよく言われますが、もっと簡単に考えていいと思います。
好きなことを詰め込んで、少しずつできる事を増やして、気づけば色々身についているはずです。
難しいことはそれから考えれば充分です。

ツクールをはじめて起動した時の感動や喜びは「だいじなもの」ですけれど、気を抜くと装備から外れがち。
武器や防具は装備しないと意味がないらしいのでご注意ください。
それでは良い創作ライフを！