まだジョギングウェアは手を出さず、エアリズムで乗り切ります。
さて本日の作業動画です。
https://youtu.be/b_DaTK7NeMk
# 赤い世界
## ドット絵修正
2体のドット絵を修正しました。
テストプレイの度に、ドット絵の拙さが気になっていたので、気持ちの上でも整理がつきました。
## イベント実装
ゲーム実装上の台詞を読み直して、動きや台詞を修正しました。
小説を読む、映画を見る、ゲームをプレイする……これらは客観的に自分の作るものの改善点を気づかせてくれます。
◆
身体を倦怠感が覆っていて、対処を講じていた1週間でした。
結論は食事、運動、睡眠の各向上。
本当にこれに尽きます。
栄養ドリンクではなく、栄養価の高い食事を採る。
早朝または日没後に走り、血流を回す。
脳を休めるために、睡眠時間をとる。
また作業の切り替えのときに疲労を感じるので、1つの作業を決めたらできるだけ没頭するのも対処になりそうです。
乗り切りましょう。
# 最近読んだ本
## サンショウウオの四十九日
第171回芥川賞受賞作が2024年7月18日に発表されました。
翌日、本屋に行くとどこも売り切れており、Amazonでも1-4週間の入荷待ちでしたので電子書籍で購入。
芥川賞を1つのマーケティングとして捉えたときに、機会損失だなあと感じました。
読書習慣がない人が本屋に足を運ぶ機会なのに。
本屋大賞は発売されて数ヶ月経過している作品が受賞するので、こうした機会損失はないのですけどね。
作品の話をしますと、本作は1つの身体に2人の意識が宿った先天性の特別な体質の人物の物語。
冒頭20%はおよそ普段の本の読み方ではわからない文章の繋がりが続き※、1つの身体に2人の意識が宿るという前提がわかることで、理解が追いつき、読めるようになる不思議な読書体験。
※本を読む行為は、読み手の頭にある単語の予測変換を連続する作業ではないかなと思います。英語を聞くときの脳の動きも近いですね。
特に2人の意識が混濁するときの文章は本作ならでは。
精神の中から世界を見る描写――それを経験したことのない作者が描けるという点に批評家さんは技量を見るのだと思います。
特別なケースを見ているうちに、一般的な事象「死とはなにか」に光を当てるような作品なのでしょう。
私は「死とはなにか」のような知識はノンフィクションで正解を知りたいので、苦手な本でした。
(「死とはなにか」の答えは、科学研究の成果から導いたものを知りたい。小説のテーマとして読んでも、それは答えではなく作家さんの意見だから)
この苦手とは「ホラー映画が苦手」の類なので、世間が評価した作品として触れることは価値があると思います。
芥川賞受賞作品に興味のある方はぜひ。
それでは素敵な1週間をお過ごしください。
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