本屋大賞2024のノミネート作品のうち「成瀬は天下を取りに行く」を一押ししている、ゲーム作家のkuroです。
上の句が言いたいだけです。
200歳まで生きたくなるし、滋賀県に行きたくなる一冊です。
そんなこんなで本日の進捗です。
https://youtu.be/cCZckneZ81c
# 赤い世界
## マップ制作
昨日の日誌の続きです。
建築物のマップはドアの開閉で進行方向を見失いがち。
演出、エフェクトを使い、迷わないためのヒントを模索しています。
https://x.com/rpgmaker_kuro/status/1767935038690336944?s=20
・上から下に光と背景画像を流す
・半透明のイベントをドアに向かって歩かせる
特に後者は環境を使った誘導テクニック。
ゼルダ、Sky 星を紡ぐ子どもたち、最近ではFF7 Rebirth(フクロウが誘導する)でも見られました。
書きながら気づいたのですが、効果音の位相を使って誘導することもできそうですね。
消音や音が聞こえにくい環境でプレイする可能性もあるので、音だけに依存するのはよろしくありませんけれど。
なにはともあれ、前進です。
## 思い出補正の正体
子供の頃に遊んだゲームが記憶の中では、とても魅力に溢れていて、2024年現在でも遜色なく遊べると感じる「思い出補正」。
人間の脳は記憶を改ざんすることが頻繁に行われているので、ある程度は情報を圧縮、要素を抽出した結果なのだろうと思っています。
興味深いのがオクトパストラベラーの開発者インタビュー。
スーパーファミコンやプレイステーションのドット絵が味わい深く感じられるのは、ブラウン管テレビのにじみがフィルターのような(カメラのぼかし効果のような)からではないかという説を話されています。
https://youtu.be/r7_sWDIJOUo?t=1321
本当に「思い出」は美しかったという話です。
「思い出補正」という言葉で考察を止めてはたどり着けない境地ですし、考えることの大切さを改めて気づかされます。
それでは素敵な1日をお過ごしください。
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