こんにちは!
EVE2です。
昨日から、財務・会計のキャッシュフロー計算書に入り手こずっています。きちんと理屈を覚えておらず、計算式を丸暗記した結果です。キャッシュフロー上なんでプラスなのか、なんでマイナスなのかといった、理屈を文書化し覚えようとしていますが、時間がかかりそうです。そういう部分は、毎日こつこつとまとめていきましょう!ただ、そこにとどまることはせず先に行きたいと思います。
とういう状況で勉強を進めていますが、Studyingのハンドルネーム名とアイコンを「システムエンジニアが目指す中小企業診断士」にあわせました。仲間募集中ですので、気軽に声をかけて下さい。
[有価証券]
今日は、有価証券について深掘りし、ブログにまとめていきたいと思います。
有価証券ってパット聞いたところ、株を思いつきますが、それだけではありません。国が発行する国債、会社が発行する社債なども含みます。
その有価証券ですが、その目的により、扱いが変わります。種類として分類すると、以下の4つになります。
❶売買目的有価証券
❷満期保有目的の債券
❸子会社および関連会社株式
❹その他有価証券
❶売買目的有価証券とは、時価の変動の差益により利益を得ることを目的とするための有価証券です。
次に❷満期保有目的債券は、満期まで保有することを目的とした債権となります。
❸子会社及び関連会社株式は、その名称の通り、子会社及び関連会社の株式です。
その他有価証券は、❶❷❸以外の有価証券となります。では、具体的にどんな商品を指しているのでしょうか?ChatGPTに聞いてみました。
[具体的な商品]
❶から順番に見てみましょう。
❶の売買目的有価証券は、以下の回答がありました。
❶売買目的有価証券
@株式
他の企業の株式を購入し、将来的な株価上昇による利益を目指すことがあります。これは、市場の価格変動に応じて取引されることが一般的です。
A優先株式
優先配当が支払われる優先株式も、企業が売買目的で取引する有価証券の一例です。
B株式投資ファンド
株式型の投資信託やETF(上場投資信託)など、複数の企業の株式を組み合わせて取引する投資商品も含まれます。
C一部上場株式
企業が将来的な成長や収益を期待して、一部上場市場で売買される株式を保有することがあります。
では、満期保有目的債券はどうでしょうか?
❷満期保有目的の債券
@定期利付債券
企業や政府が発行する債券の中には、定期的な利息が支払われ、最終的には満期において元本が返済されるものがあります。これらの債券は、元本を確実に取り戻すことが期待されています。
A償還債
償還債は、特定の期間が経過すると元本が一括で返済される債券です。投資家は、償還日に元本を受け取り、それまでの利息を得ることができます。
B国債
国債も一般的には満期が設定されており、満期において元本が返済される特徴があります。
C社債
企業が発行する社債も、一定期間が経過すると元本が返済されることが一般的です。
子会社および関連会社株式は、その言葉通りのものなので、飛ばして、次の❹その他有価証券はどうでしょうか?
❹その他有価証券
@株式投資ファンド(株式型投資信託)
企業が他の企業の株式を保有している場合があります。これは、企業が将来的な資産の増加や収益の機会を追求する一環として行われることがあります。
A派生商品
オプション、先物契約、スワップなどの派生商品は、企業が金融市場で特定のリスクをヘッジするために保有することがあります。
B投資信託
企業は、投資信託を通じて様々な資産に投資することがあります。これには債券型投資信託や不動産投資信託(REIT)などが含まれます。
C他社の社債
他の企業が発行する社債を保有することも、その他有価証券の一部として考えられます。
D金融機関の預金証書やCD(Certificate of Deposit)
企業は、金融機関に預けた資金に対して発行される証書やCDを保有することがあります。
E非上場株式
企業が非上場の他社の株式を保有している場合も、「その他有価証券」に分類されることがあります。
具体的な商品をイメージすることができました。
問題は、以上の有価証券を決算時にどうするのかということです。Studyingにも解説が載っているのですが、各項目の記述レベルがばらばらで覚えにくい・・・。そこで、記述レベルを合わせ以下のようにまとめました。
[決算時の各有価証券の処理方法]
❶売買目的有価証券
計上書類:損益計算書(流動資産)
評 価:時価
❷満期保有目的の債券
計上書類:貸借対照表(固定資産)
評 価:帳簿価額
❸子会社および関連会社株式
計上書類:貸借対照表(固定資産)
評 価:取得価額
❹その他有価証券
計上書類:貸借対照表((固定資産/資本)
評 価:時価
以上の記述で気を付けなければならないのは、満期保有目的の債券の帳簿価額という記述です。同債券は、基本期末において、帳簿に記載された価額を転記します。最初は多分取得価額でしょう?ただ、取得から時間がたった場合、市場金利の変動や債券の信用格付けの変化によって満期保有目的債券の帳簿価額を調整する場合があります。その場合は、「償却原価法」に基づいて償却原価を算定し、算定した結果を帳簿価格として計上します。
[あとがき]
決算時の各有価証券の処理方法の部分で納得がいく記述がなく、なかなか頭に入っていきませんでした。そのため、ChatGPT等を利用してまとめたものが以上の内容です。不明な点等ございましたら、引き続き調べますのでお知らせください。
なお、上記において、償却原価法という言葉がでてきていますが、これについては、簿記2級のテキストにもでてきます。どのような方法なのか、Bingに聞いてみました。
償却原価法は、金銭債権の取得価額と債権金額が異なる場合に適用される方法です。具体的には、債権を債券金額より低い価額または高い価額で取得した場合、その差額に相当する金額を取得日から満期日(償還日)に至るまで毎期均等額を貸借対照表価額に加減する方法を指します。
分からない原因をつきとめ、積み上げ式に調べていくと理解していくことができます。ただ、去年は、このような勉強方法を徹底してやっていたため、時間がなくなってしまいました。今年は、ブログにまとめるときだけにする予定です。やはり、試験で得点が取れる箇所を優先的にやることが合格の近道になりそうです。
では、また!
■償却原価法とは〜定額法による計算方法と仕訳のやり方〜(いぬぼき)
https://inuboki.com/2q-syoubo-kouza/kobetu4-4/
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