こんにちは!
EVE2です。
令和5年の問題を、財務・会計へと進めているのですが、最悪です。時間を十分掛ければ、合格点近くに行きそうなのですが、制限時間60分以内に問題を解こうとすると、最悪な結果になりました。企業経営理論では点数を公開できましたが、財務・会計は、恥ずかしくて、言えません。
それと、今回、解いた問題は、去年本番で解いた問題なのですが、最初の問題、1分程度で解ける問題でした。去年の本番では、確か、10分ぐらい掛けたような気がするのですが・・・。しかも、間違っていそう・・・。
まっ、少しは進歩があるようです。
StudyingのAI実力スコアが合格点を超えていたので、合格したつもりでいたのですが、合格は遠い先で待っているようです。とりあえず、体勢を整えて、合格に向けたがんばりたいと思います。
では、昨日の続きです。問題を再掲するところから始めましょう!
[経済学・経済政策 平成25度年第15問]
[考え方]
実は、この問題、正解を判別する方法があります。それは、問題文に、「需要曲線A上の点Lは、線分OMと線分MBの長さが等しくなるような線分ABの中点である」とあります。これは、どの需要曲線もそうだと思うのですが、曲線の中点の価格弾力性は、1となります。つまり、中点の1よりも小さくなれば、価格弾力性は小さくなり、中点よりも大きくなれば、価格弾力性は大きくなるのです。
ここは、間違いを探すと言うことなので、「エ,点Lの需要の価格弾力性は1より大きい」という解答は明らかに間違っています。
まっ、この問題は、モデルを単純化した形で出題されているので、一目で分かりましたが、似たような問題でも、違った形で出題されるかもしれません。それを、考えると、この問題を理解するという意味では、もっと深掘りをして見たいと思います。特に、現在、全く解いたことがない過去問を解きながら(去年の過去問は試験後答えあわせしていません)、しみずみとそう感じています。
[設問ア]
では、設問アから見て行きましょう!
「点KにおけるΔx÷Δpは、線分ODの長さを線分ACの長さで除した値と等しい」
この設問は、昨日の需要の価格弾力性の調査結果から理解することができます。それは、価格弾力性は、以下の公式で導かれるということを知っていれば、この設問アが合っていることが分かります。
ε = (ΔQ/Q) / (ΔP/P)
[設問イ]
では、設問イです。
「点Kにおけるp÷xは、線分OCの長さを線分ODの長さで除した値と等しい。」
これは、単純な一次関数です。K点における座標を(a,b)で表現した場合は、点aは、原点からaの長さ(0D)であり、点bは、原点からbの長さ(0C)です。以上から同じ事を言っていることが分かります。
[設問ウ]
では、次設問ウです。
「点Kの需要の価格弾力性は、線分BDの長さを線分ODの長さで除すことで求められます。」
これは、理解できませんでしたので、Bardに手伝ってもらいました。以下が、Bardからの解答です。
この説明が正しい理由は、以下の通りです。
❶需要の価格弾力性の定義
需要の価格弾力性 (ε) は、以下の式で計算されます。
ε = (ΔQ/Q) / (ΔP/P)
ΔQ: 価格変化による需要量の変化
Q: 価格変化前の需要量
ΔP: 価格変化
P: 価格変化前の価格
❷図への当てはめ
問題文の図に当てはめると、以下のようになります。
ΔQ: 点Kにおける需要量の増加量 (線分BD)
Q: 点Kにおける需要量 (線分OD)
ΔP: 価格変化量 (線分OM)
P: 点Kにおける価格 (線分OC)
❸線分BDと線分ODの長さの比
線分BDと線分ODの長さの比は、以下の式で表されます。
線分BD / 線分OD = ΔQ / Q
❹需要の価格弾力性との関係
上記の式と需要の価格弾力性の定義式を比較すると、以下のことがわかります。
線分BD / 線分OD = ΔQ / Q = ε * (ΔP/P)
❺点Kにおける価格弾力性
点Kにおける価格弾力性は、以下の式で求められます。
ε = (線分BD / 線分OD) * (P/ΔP)
❻結論
以上のことから、点Kの需要の価格弾力性は、線分BDの長さを線分ODの長さで除すことで求められることがわかります。
[設問エ]
そして、最後に設問エです。
「エ,点Lの需要の価格弾力性は1より大きい」
これは、前文で説明した通りです。
[あとがき]
一目で見てわかる問題だったのですが、深掘りしたことにより、需要曲線と需要の価格弾力性について、より深いレベルで理解できそうです。まだ、ちょっと、設問ウについては、しっくりとしない部分があるのですが、それについては、徐々に理解したいと思います。また、何か訂正するようなことがありましたら、ブログから報告させていただきますので、注目していてください。
では、また!
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