こんにちは!
EVE2です。
間接法いかがだったでしょうか?間接法については、自分なりに理解できたのですが、その理解が正しいかどうかは、いろいろな問題を解く中で確認していきたいと思います。
その検討を受けて、今回は、営業キャッシュフローの直接法について、どんな方法なのか見ていきましょう!
[営業キャッシュフロー 直接法]
まずは、Copilotに解説してもらいましょう!
直接法による営業キャッシュフロー計算は、主たる営業取引の区分ごとに、資金の流入と資金の流出とを直接足し引きして、その差額として営業活動によるキャッシュフローを表示します。主たる営業取引の区分には、営業収入による資金の流入、仕入れによる資金流出、人件費支出による資金支出等があります。
直接法では、資金の収入と支出を、営業取引の区分ごとに直接、加算、減算して営業キャッシュフローを表示します。そのため、直接法によるキャッシュフロー計算書の方が、営業活動の実態が直感的に理解しやすいと言えます。直接法によるキャッシュフロー計算書では、キャッシュフローの収支の全体像が把握しやすいことから、将来のキャッシュフローの予測も行いやすくなります。
例えば、商品の販売による収入は、現金販売による収入額に加えて、売掛金や受取手形(売上債権)の回収高から計算します。また、商品の仕入れによる支出は、現金仕入のほか、仕入債務である買掛金や支払手形の支払高から計算します。これらの計算を通じて、営業キャッシュフローを算出します。このように、直接法では各取引のキャッシュフローを直接計算し、それらを合計して営業キャッシュフローを求めます。この方法は、キャッシュフローの詳細な内訳を明確に示すことができるため、企業の現金収支の状況を詳細に理解するのに有用です。
間接法は、全体の利益、税引前当期純利益から営業に係わるキャッシュを求めるために、営業のキャッシュとは関係ない、勘定科目を引いたり、関係するんだけれど、実際のキャッシュの動きとは違う勘定科目については、実際の流れに沿った修正をすることにより、営業キャッシュフローを求めようとしました。
しかし、直接法は、営業キャッシュフローに関係する勘定科目を直接計算し、それを集計することによりキャッシュフローを求める方法になります。
難易度から言うと、Studyingの講義内では、直接法の方が難しいという発言がありましたが、使用しているAIすべて(ChatGPT、Copilot、Bard)、それぞれケースバイケースでどちらも難しいという言い方をしています。しかし、実際には間接法を利用している企業が多くその理由について、Copilotは以下のように回答しています。
直接法と間接法のどちらが難易度が高いかは、その適用と目的によります。
直接法は、各取引ごとのキャッシュフローを直接計算し、それらを合計して営業キャッシュフローを求めます。この方法は、キャッシュフローの詳細な内訳を明確に示すことができるため、企業の現金収支の状況を詳細に理解するのに有用です。しかし、直接法でキャッシュフロー計算書を作成するためには、直接法のための基礎データを用意することが必要で、これが手間を要するため、一般的には難易度が高いとされます。
一方、間接法は、損益計算書の税引前当期純利益から調整していく方法で、収入・支出の内訳が直接的にはわからないものの、「営業活動によるキャッシュフローと利益がなぜズレているのか」が一目瞭然にわかります。間接法は直接法よりも簡単に作成することができ、基本的に貸借対照表と損益計算書から作成することができるため、直接法のように別途のデータを用意する必要がありません。そのため、間接法は直接法に比べて難易度が低いとされます。
しかし、これらの方法はそれぞれ異なる情報を提供します。直接法は取引ごとのキャッシュフローが把握しやすい一方で、間接法は営業活動によるキャッシュフローと利益がなぜズレているのかがわかります。したがって、どちらの方法が「難しい」かは、その使用目的や情報の必要性によるところが大きいです。また、国際会計基準では収入・支出が把握しやすい直接法を推奨しています。したがって、将来的には直接法の採用が増える可能性もあります。このため、直接法と間接法の両方を理解しておくことが重要です。
やっぱり、一般的に直接法の方が難しいと思っていいようです。ただ、難しい点は、基礎データを用意する点であり、試験ではその作業は不要です。試験にはどちらも出題されるので、両方覚え確実に得点したいところです。
[あとがき]
営業キャッシュフローの直接法の踏み込んだ話は、明日します。
話はがらりと変わりますが、今日、藤井王将が、大山十五世名人が樹立した、タイトル戦19連勝を越え、20連勝を達成しました。中小企業診断士の問題を解きながら、ず〜っと見ていたのですが、藤井王将の輝かしい記録を飾るには、ちょっと、物足りない勝負でした。それについては、対戦相手の菅井竜也八段も勝負後、反省の弁の中で、同様のことを語っていましたが、正直言っていいところがありませんでした。8冠を達成したときの、永瀬拓矢九段との勝負と比較してしまい、物足りなさを感じてしまいました。
ただ、藤井王将が、年末から年始にかけて今まで以上に強くなったということなのかもしれません。それは、それで面白いのですが、もう少ししたら飽きてきそうです。藤井王将に勝てないまでも、はらはらさせるような展開を指す棋士が現れることを強く望みます!
では、また!
■よくわかる!直接法のキャッシュフロー計算書の作成手順(ビジョンを実現するキャッシュフロー経営)
https://vision-cash.com/cf/cal/direct-method-cash-flow-statement/
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