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2024年02月02日

売上債権 −営業キャッシュフロ(間接法)ー 〜財務・会計〜



 こんにちは!
 EVE2です。
計算.jpg
 昨日までは、営業キャッシュフローで使用されている講義で教えてもらった勘定科目に疑義が発生したため、その正誤について検証をしました。その検証を受けて、本日は、❽売上債権の増加額が、どのように営業キャッシュフローに反映されるのか考察していきましょう!

❶税引前当期純利益
❷減価償却費
❸貸倒引当金)
❹営業外利益(受取利息及び受取配当金)
❺営業外損失(支払利息)
❻特別利益(有形固定資産売却益)
❼特別損失(例無し)

❽売上債権の増加額
❾棚卸資産の減少額
❿仕入債務の減少額
⓫前払費用の増加額
⓬未収収益の増加額
⓭前受収益の増加額
⓮前受金の増加額
⓯未払費用の増加額
⓰前払金の増加額

〜Studyingの講義より〜



[❽売上債権]
 売上債権とは、以下のような勘定科目を指します。本日は、Bingからの回答です。

・売掛金
 掛取引の段階では、売上代金が回収されていませんので「売掛金」という売上債権として資産計上します。
・受取手形(約束手形)
 「売掛金」が回収される段階で、預貯金以外の方法で決済されることがあります。代表的な決済方法が、一定期日後に決済を行うことを約した約束手形による「手形決済」です。
・電子債権
 最近では、債権の電子化が進み、約束手形に代わってファクタリング債券のような「電子記録債権決済」という方法も浸透しています。


ようは、収入としての売上は計上されているが、現金がはいってきていないという状態です。
 余談ですが、簿記2級電子債権について、詳しく取り上げています。同債権は、電子データで取り扱っているため、紛失のリスクもありませんし、事務処理の手間が掛からない上、印紙の添付も不要です。
 以上の理由により、現在急速に普及している取引方法なので、覚えておくといいことがあるかもしれません。

[キャッシュフロー上での売上債権の取扱い]
 税引前当期純利益から求める、営業キャッシュフロー上、売上債権は、下記フローの粗利に相当するモノだと考えます。
 ただ、上述している通り、まだ現金という扱いにはなっていません。その売上債権は、前期と当期を比較し、その増加額をマイナスして、その結果を営業キャッシュフローに繁栄します。
 ようは、キャッシュフロー上は、現金回収できていない債権が増加したため、マイナスにします。
 営業キャッシュフローを対外的に良く見せるためには、売上債権を早期に回収するということが重要ということになります。

@税引前当期純利益
 ↓
A特別損失
 ↓
B特別利益
 ↓
(経常利益)
 ↓
C営業外損失
 ↓
D営業外利益
 ↓
(営業利益)
 ↓
E販売費及び一般管理費
 ↓
(粗利(売上総利益))
 ↓
F売上原価



[あとがき]
 まだ、よくわからないのは、売上高の中に、売上債権が含まれており、その含まれた売上債権は、当期純利益が算出されるまで一度も計算項目として出現することなくそのまま、利益として報告されています。
 売上債権が、現金同等物だという定義だとするとそれはそれでいいのですが、その増加額を営業キャッシュフローに繁栄する必要はあるのかという点は疑問に思います。現在は、機械的に覚えるしかないのかもしれません。簿記1級が取れるレベルになれば、おのずとその理由を知ることができるような気もします。

 では、また!!!

■売上債権とは?種類や管理・回収方法、売上債権回転期間と回転率の計算方法も解説( Money Forwardクラウド会計)
https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/47570/

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