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中川と江戸川があり、古くからなまず料理が食べられてきた埼玉県南東部に位置する吉川市。なまずの町として知られる吉川市で創業４００年の歴史を持つ名店。「料亭 糀家」では、ナマズの刺身やたたきなどナマズのフルコースを味わえます！


出典−https://94635966.at.webry.info/

埼玉県吉川市にある「料亭 糀家」。１６２０年（元和６年）創業。希少なナマズ刺身など、ナマズのフルコース料理が食べられる人気のなまず料理専門店。


出典−https://94635966.at.webry.info/

創業４００年を超える歴史をもつ老舗店で、近藤勇、勝海舟、板垣退助、中曽根康弘など歴史上の偉人が数多く通った料亭でもあります。

明石家さんまさんの娘であるIMARUさん等の芸能人や著名人も多く来店。十六代目当主となる斉藤忠行さんがお店を守り続けています。

吉川市は、吉川駅前の南口ロータリー内に設置される黄金色に輝くナマズのオブジェもあるナマズの街。吉川市内には、ナマズ料理の料亭「料亭 糀家」「糀家こうじや」「福寿家ふくじゅや」「ますや」と４軒あります。

廊下、部屋には、安藤広重や東山魁夷、葛飾北斎や安藤広重、片岡球子、中川一政などの名画などが飾られており、見学することも可能。

天保年間の物と推定される谷文晁の鯰図（１６０×８３cm）も…。ほかにも、上村淳之や与謝蕪村の絵画もあり、美術館さながらです。

出典−https://blog.goo.ne.jp/junniwa2010/

創業当時から変わらぬ姿で雪見灯籠や赤玉石。勝海舟も愛用したという「草履脱ぎ石」も残されています。

客席は、不明。

駐車場は、７０台。

電車での来店は、最寄り駅のＪＲ武蔵野線「吉川駅」から徒歩１２分（約１.０ｋｍ）。

出典−http://www.yoshikawa-kojiya.com/
※「料亭 糀家」の公式ＨＰからスクリーンショットで加工し掲載しています。

「料亭 糀家」のメニューは、なまず料理とうなぎ料理をメインにした料理のメニュー。コース料理のほか、１品ずつ注文も出来る。

うな重膳、なまず天ぷら御膳など手軽にいただけるランチメニューもある。お土産や持ち帰り用の「うなぎの朴葉巻き」も。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、ありません（確認できません）。

出典−https://ameblo.jp/buriuni/

超稀少で珍しい鯰料理のフルコース！

「中川コース」（４５００円）。卵の煮付＆枝豆、ナマズの刺身、ナマズの照焼、ナマズのマリネ、ナマズの天ぷら、ナマズのたたき揚げ、ナマズの団子汁、ご飯、デザートの水羊羹（昼のみ）という内容。

ナマズの卵を甘辛く煮付けた料理で、子持ちガレイの卵に近く新感覚の味わいである卵の煮付け。養殖ナマズを使った刺身は、淡白さよりも旨味を感じるさっぱり、あっさりの刺身。

たたき揚げは、ナマズの中落ちや骨、頭、キモなどを使ったつみれを揚げた吉川の郷土料理。ナマズの旨味を丸ごと味わえる１品。ふわふわ食感でクリーミーな食感で、味付けはレモン汁のみ。

天ぷらは、ぷりっとした食感が最高の天ぷらで香ばしさが際立つ上品な料理。なまずのマリネも、ナマズの炙った香ばしさが美味い。

甘塩っぱく味付けされたナマズの照焼は、思わずご飯が食べたくなる絶妙な味付けで、噛みごたえのある、しっかりとしたナマズの身を食べられます。

ナマズの団子汁は、ナマズの身や骨、肝を包丁で叩いて作ったつみれ団子の入った味噌汁。そして、ご飯 、デザートの水羊羹（昼のみ）。


出典−https://fanblogs.jp/saitamakankou/

ランチで手軽に名店のナマズ料理…

「なまず天ぷら御膳」（２２００円）。なまずの卵の煮付け。ナマズの切り身の天ぷら。中落ちや骨、頭、肝を包丁で叩いて、味噌で味付けしたツミレを揚げた名物のたたき揚げ。つみれ団子入りの味噌汁。ご飯、香物、デザートつき。


鯰（ナマズ）料理なんて、日常の食生活で食べられる機会は皆無です。ましてや、江戸時代から続く名店で味わうナマズ料理…。偉人たちが訪れた当時のものが数多く残っているものを見に行くだけでも相当な価値がありますっ。

最終更新日　２０２２年４月２４日（記事の修正、追加）