往復4時間の苦労とメリット
⏺️私たちが「遠距離通勤」を選んだ理由
⏺️あえて通勤に片道2時間かける理由とは
️NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」
職場との往復の平均通勤時間は1時間19分。
️都市別で見ると東京圏が1時間42分と、突出して長い傾向にある。
⏹️日本の過酷な通勤事情
海外のメディアでも紹介されるほどで、わざわざ平均の倍近い時間をかけて遠距離通勤する人々も存在。
【保育園にも預けやすい子育て環境の良さ】
スポンサーリンク
️神奈川県鎌倉市在住の30代男性・Aさんの例
共働きの妻ともども2時間以上かけて都内に通勤。
毎朝7時、市内の保育園に娘を預けるのは夫であるAさんの仕事。
夕方5時半前後にお迎えにあがるのは、妻の仕事。
⏹️世帯収入からすれば都内で生活することも可能なのに、なぜ、あえて長距離通勤を選んだのか
【一番の決め手】
実家から近いこと。
子供が急病の時など、いざという時に親が面倒を見てくれる安心感がある。
️認可、不認可ともに保育園も多く、都内よりは預けやすい。
妻はフレックス勤務で定時は午後3時までと、職場の理解があることも大きい。
️恵まれた環境だからこそ可能なことだが、長距離通勤のストレスは意外にも少ない。
【結果】
通勤に時間をかけることで、「かえって時間の使い方が有意義になった」
【メリット】
毎日往復4時間かかることで疲れは溜まるが、考えようによっては、電車内の時間を有意義に使うこともできる。
スマホひとつあればニュースやさまざまな情報をチェックし、メールも返信できる。
周囲も家が遠いことを理解してくれているため、職場の飲み会も一次会で帰れることがほとんど。
ダラダラと2次会、3次会に参加することもないので、都内で一人暮らしをしていた時よりも早く帰れている。
スポンサーリンク
️中心部と比べると家賃は半額で貯金も貯まる
大阪圏における職場からの平均的な往復時間は、1時間26分。
1.5倍以上となる約2時間半をかけて通勤しているのは、大阪・梅田に職場のある20代女性会社員・Bさん。
会社近くの賃貸物件の家賃相場は10万円ほど。
️徒歩圏内でもない限り、確実に通勤ラッシュに巻き込まれることになる。
【対策案】
@駅から多少遠くとも乗り換えがなく、始発で確実に座れる駅を選択。
A車内では本を読んだりスマホで動画を観たりと、趣味を楽しむ時間に使えている。
B会社から定期代が支給されるから交通費の心配もない。
C家賃も府の中心部と比べると半額以下で済み、貯金も溜まる。
D休みの日に会社の人に会うこともないので、変な緊張感もなく住みやすい。
【デメリット】
@帰りの電車では、座れる保証がない。
A終電を逃した結果、1万円近いタクシー代を支払うこともある。
B忘年会や歓送迎会などのシーズンは、結局家賃との差分を浪費してしまいがち。
️ストレスの少ない、都心から郊外への通勤
中心部に出勤する人が多いなか、時間をかけて郊外に出勤する人もいる。
IT企業に勤める40代の女性・Cさん。
⏹️夫婦名義で購入した都内のマンションから、2時間弱かけて通っている
ITシステムの構築を行う会社に勤務し、担当プロジェクトごとに客先に常駐する。
場合によっては、地方へ出向くこともある。
最初は1時間半から2時間かけての通勤を不満に感じていたが、今ではずいぶん慣れた。
⏹️都心部から郊外への出勤は、「メリットの方が大きい」
@通勤ラッシュと正反対の移動になるので、電車が混んでいないことが何よりのメリット。
A毎日座って、常駐する企業へ向かっている。
B帰り道は仕事終わりの機嫌の悪いサラリーマンや、酔客と遭遇することも少ない。
️こんなに時間をかけて通勤するのは“時間の無駄”と言われるが、ビジネスホテルに泊まるよりは、自宅へ帰った方が安心もし、疲れもとれやすいので、他の選択肢は考えにくい。
【まとめ】
1日の数時間を通勤に奪われるデメリットはありつつも、それぞれの価値観。
長い通勤時間を有意義に使っている人もいるので、参考にしていただきたい。
スポンサーリンク
2019年10月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9253012
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック