「24時間ファミレス」消滅の危機 居場所を失う“深夜族”たちの嘆き
️“深夜族”たちからは嘆きの声も
働き方改革や人手不足の流れに新型コロナウイルスの感染拡大が相まって、ファミリーレストランの時短営業が加速。
ガストやバーミヤン、ジョナサンなどが全店の営業終了時間を 23時30分に変更し、深夜営業を廃止。
ジョイフルも200店舗閉鎖、24時間営業の縮小を発表。
こうした「脱・深夜営業」の流れに気が気でないのは “深夜族”。
主戦場ともいえるファミレスが奪われた今、何を思い、どこに居場所を見出しているのだろうか。
ここから詳しく説明していきます。
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️自宅近くのファミレスも深夜営業がなくなった
フリーランスで、よくファミレスで仕事をしていた。
自宅だと集中できないし、すぐに怠けてしまう。
独立してから5年間、ずっと深夜にお世話になっていた。
行きつけのファミレスには、週4日以上深夜に通っていたといい、独特の空間や暗黙のマナーのようなものがあった。
オフィス街に住んでいて、客層は仕事している人が多く、週末には終電を逃したサラリーマンが多かった。
普通のカップル、バンドマンや水商売関係の人も。
別れ話やケンカなどのドラマ。
店員さんには、顔を覚えられていて、ちょっとした雑談も楽しかった。
適度な緊張感と謎の安心感で、とにかく深夜のファミレスは仕事が捗った。
仕事終わりのビールがまた格別にうまかった。
深夜のファミレスという大切な居場所と職場を失った今、どこでどのように仕事をしているのか。
閉店時間を気にしなくていいのはネカフェ(ネットカフェ)だが、マンガやゲームなどの誘惑も多くて危険。
お金もかかり、やっぱりファミレスが恋しい。
深夜営業しているところでは、秋葉原のココス、赤坂のジョイフルがお気に入り。
デニーズは24時までの短縮営業中なので今後の深夜営業復活に期待です。
自宅から遠征して懐かしさに浸っている。
️40代男性会社員・Bさん
週末の深夜のファミレスで資格の勉強をしたり、仕事を片付けたりしていた。
家だと集中できなく、ファミレスで勉強や仕事をしていた。
いつも最初にドリンクバーを注文して、資格の勉強に区切りがつくとおつまみとご褒美のビール。
深夜のファミレスの一時は、家庭や仕事のストレスから逃れられる場所でリラックスできるもの。
コロナになってから、近所のファミレスが時短営業になり行き詰っている。
ファミレスでの憩いの時間が“ガス抜き”になっていた。
コロナ禍で在宅勤務になってからは、妻との関係がギクシャクしている。
一つの解決案として、ホテルに泊まるという選択肢も検討中。
別居や離婚するという選択肢はない。
多分お互い1人の時間が欲しい。
ネットカフェも試しましたが、何か違う。
Go Toトラベルを利用して、ホテルに格安で泊まるという選択肢もありかなと思っている。
出張した感じがして、いい息抜きになると思う。
観光地の近くのホテルに泊まって、お土産でも買って帰ろうかなとか。
️30代の女性会社員・Cさん
深夜のファミレス女子会ができないことで、「じわじわストレスが溜まっている」と吐露。
だらだら話すのがいい。
深夜2時くらいにパフェを頼んで、みんなで『ジムに行った意味ないじゃん』『マジ太るでしょこれ』みたいな感じで、バクバク食べる。
お互いの婚活状況を報告し合うのも目的の一つで、ろくな男がいないとか励まし合うのもいつものこと。
家や居酒屋じゃダメ。
あの深夜のファミレスのカオスさがいい。
ファミレスの脱・深夜営業の流れに、“深夜族”たちは複雑な心境のようだ。
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2020年10月12日
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