2018年10月01日
HbA1c値と平均血糖値の間に乖離がある時
HbA1cは、血糖コントロールが良好化どうかをみるための重要な指標として広く用いられていますね。
ただし、HbA1cにも弱点があるということを知っておいて欲しいと思います。
前提として、低血糖を頻発する人はHbA1cは実際より低めに出ます。
低血糖を頻発する人は予後が悪いと言われているので、
HbA1cだけみて血糖値が良好にコントロールされているとは判断できないということですね。
低血糖を起こさないようにしつつHbA1cを良好にコントロールすることが必要です。
また、実際より高めや低めに出やすい症状もあるので、
ご自身が下の状態に当てはまっていないかどうか確認してみましょう。
もし当てはまる場合は、それも加味してHbA1cの測定値がどうなのかを判断する必要がありますね。
【HbA1c値と平均血糖値の間に乖離がある時】
〇HbA1c値が高め
・急速に改善した糖尿病
・鉄欠乏状態
〇HbA1c値が低め
・急速に発症・増悪した糖尿病
・鉄欠乏性貧血の回復期
・溶血(赤血球寿命低下)
・失血後(赤血球生成上昇)、輸血後
・エリスロポエチンで治療中の腎性貧血
・肝硬変
〇どちらにもなり得るもの
・異常ヘモグロビン症
もし当てはまるようであれば、主治医に情報提供することも必要ですね。
ただし、HbA1cにも弱点があるということを知っておいて欲しいと思います。
前提として、低血糖を頻発する人はHbA1cは実際より低めに出ます。
低血糖を頻発する人は予後が悪いと言われているので、
HbA1cだけみて血糖値が良好にコントロールされているとは判断できないということですね。
低血糖を起こさないようにしつつHbA1cを良好にコントロールすることが必要です。
また、実際より高めや低めに出やすい症状もあるので、
ご自身が下の状態に当てはまっていないかどうか確認してみましょう。
もし当てはまる場合は、それも加味してHbA1cの測定値がどうなのかを判断する必要がありますね。
【HbA1c値と平均血糖値の間に乖離がある時】
〇HbA1c値が高め
・急速に改善した糖尿病
・鉄欠乏状態
〇HbA1c値が低め
・急速に発症・増悪した糖尿病
・鉄欠乏性貧血の回復期
・溶血(赤血球寿命低下)
・失血後(赤血球生成上昇)、輸血後
・エリスロポエチンで治療中の腎性貧血
・肝硬変
〇どちらにもなり得るもの
・異常ヘモグロビン症
もし当てはまるようであれば、主治医に情報提供することも必要ですね。
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