2018年03月03日
治療目標とコントロール目標
血糖をコントロールするためには目標設定が重要です。
今日は、治療目標とコントロール目標についてお話します。
・糖尿病治療の目標は、糖尿病に伴う合併症の発症と進展を阻止し、
糖尿病ではない人と変わらないQOLを維持するとともに寿命を確保することにあります。
そのためには、代謝管理を十分に行い、体重、血糖、血圧、血清脂質などの
代謝プロフィールを良好な状態に保つことが重要です。
・細小血管障害の発症・進展を予防する観点からはHbA1cは7.0%未満を目指し、
対応する血糖値としては、空腹時血糖値130r/dL未満、
食後2時間血糖値180r/dL未満をおおよその目安にします。
・体重は、BMI[体重(s)/身長(m)2]22を標準とし、肥満の程度に応じて個々に目標を設定します。
・血圧は、収縮時血圧130oHg未満、拡張期血圧80oHg未満を目標にします。
・血清脂質は、LDLコレステロール120r/dL未満(冠動脈疾患がある場合は100r/dL未満)、
トリグリセリド150r/dL未満(早朝空腹時)、HDLコレステロール40r/dL以上を目標にします。
血糖値のコントロールは非常に難しいものです。
高血糖になると、高浸透圧高血糖症候群や糖尿病ケトアシドーシスのリスクがありますし、
低血糖になると意識消失のリスクもあります。
高血糖も低血糖も起こさずに血糖値を管理するための血糖値の目標設定については、
主治医とよく相談しながら決めていってくださいね。
今日は、治療目標とコントロール目標についてお話します。
・糖尿病治療の目標は、糖尿病に伴う合併症の発症と進展を阻止し、
糖尿病ではない人と変わらないQOLを維持するとともに寿命を確保することにあります。
そのためには、代謝管理を十分に行い、体重、血糖、血圧、血清脂質などの
代謝プロフィールを良好な状態に保つことが重要です。
・細小血管障害の発症・進展を予防する観点からはHbA1cは7.0%未満を目指し、
対応する血糖値としては、空腹時血糖値130r/dL未満、
食後2時間血糖値180r/dL未満をおおよその目安にします。
・体重は、BMI[体重(s)/身長(m)2]22を標準とし、肥満の程度に応じて個々に目標を設定します。
・血圧は、収縮時血圧130oHg未満、拡張期血圧80oHg未満を目標にします。
・血清脂質は、LDLコレステロール120r/dL未満(冠動脈疾患がある場合は100r/dL未満)、
トリグリセリド150r/dL未満(早朝空腹時)、HDLコレステロール40r/dL以上を目標にします。
血糖値のコントロールは非常に難しいものです。
高血糖になると、高浸透圧高血糖症候群や糖尿病ケトアシドーシスのリスクがありますし、
低血糖になると意識消失のリスクもあります。
高血糖も低血糖も起こさずに血糖値を管理するための血糖値の目標設定については、
主治医とよく相談しながら決めていってくださいね。
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