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2018年03月04日

糖尿病食事療法のための食品交換表を用いた食事

〇食品交換表
・食品交換表(表1)は多く含有している栄養素にとって食品を4群6票と調味料に分類し、
 食品のエネルギー80kcalを1単位を定め、1単位の食品重量を記載しています。
・同一表内の同一単位の食品は類似の栄養素で構成されています。
 同一表内の食品を同一単位で交換摂取することにより、
 栄養素ののバランスを保ちながら食事内容を多彩にすることができます。
・各表の栄養素の平均的含有量から1日の栄養素量の概算が可能です。

表1
食品分離類表.jpg


〇食事処方箋
・食事処方にあたっては食習慣を考慮します。
・食事療法、糖尿病治療の経過を定期的に把握し、必要な場合には食事処方の変更を行う。
・血糖値の正常化と体重の標準体重へのなだらかな移行が一般的な目標となります。
・糖尿病では、炭水化物の中でも食物繊維を除いた糖質による食後血糖値への影響が大きいことから、
 血糖コントロールを行う上で食事中にどれだけ糖質量が含まれているかと計算することを
 カーボカウントといいます。
 食事で摂取する糖質量をなるべき規則正しく一定にすることを基礎カーボカウントといい、
 食事で摂取する糖質量に応じてインスリン投与量を調整することを応用カーボカウントといいます。
 この方法は炭水化物、たんぱく質、脂質の配分や質にも考慮した健康的な食事を前提にしていますが、
 応用カーボカウントを上手に取り入れることは、T型糖尿病の方の血糖コントロールに有用です。

〇交換表の使い方
@指示された1日のエネルギー量を1単位である80kcalで除し、総単位数を算出します。
 例えば指示されたエネルギー量が1600kcalの場合には、1600÷80で1日20単位となります。
A主治医は、炭水化物の割合を合併症、肥満度などにより60%、55%、50%から選択します。
B1日の単位数を炭水化物の割合が決まれば、配分例を参考に、食習慣や嗜好などを考慮し、
 どの表から何単位とるかを決めます。
CBで配分された表1の食品、表3の食品、表6の食品の1日の指示単位を、朝食、昼食、夕食の3回の食事に均等に分けます。
 表2の果物や表4の牛乳などは食事に入れるか間食として摂取します。
 1日の指示単位20単位(1600kcal/炭水化物55%)の配分例を示します。(表2)

表2:1日の指示単位20単位の配分例
配分例.jpg

 
 
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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