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2017年10月26日

災害への備えと災害時の対応

平時には安定していた慢性疾患の糖尿病が災害時には急性疾患に豹変し、
災害弱者である糖尿病の方の生命を脅かします。
阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災の経験かた得られた
糖尿病に関する災害の備えや災害時の対応についてお話します。

【病院・診療所・医療者レベルでの備えまたは対応】
〇一般的な事項
・医療機関の防災設備を定期的に点検し、普段かた整備しておく。
・医療機関と医療チームの連携と情報伝達を整備しておく。
・入院患者・職員用の食糧・水分を備蓄しておく。
・自家発電機を整備しておく。
・臨床検査への迅速な対応の準備をしておく。
・電子カルテ情報をバックアップしておく。
〇糖尿病関連の事項
・経口血糖降下薬、インスリン、GLP-1受容体作動薬、注射関連器具一式、簡易血糖測定器・
 センターなどを備蓄しておく。
・糖尿病連携手帳などに、糖尿病の病型、臨床検査値、合併症重症度、治療薬などを記載しておく。
・災害時対応マニュアルを準備し、定期的に訓練を行う。
・災害時対応について訓練を行う。
・避難所での血糖コントロールは、低血糖と持続する高血糖の予防を目標にする。
 脱水の予防も重要である。

【糖尿病患者レベルでの備えまたは対応】
・経口血糖降下薬、インスリン、GLP-1受容体作動薬、注射関連器具一式、
 血糖測定器用センサーなどを備蓄し、古い順に使用する。
・患者用災害時対応マニュアルを準備し、定期的に訓練を行う。
・お薬手帳や糖尿病連携手帳を携行・保管する。
・避難袋を準備する。
・避難所では、エネルギーバランスを考えた支援食糧を摂取させ、
 十分な水分摂取や、深部静脈血栓症予防のための運動を行う。

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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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