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2017年10月06日

T型糖尿病、U型糖尿病以外の糖尿病

糖尿病というとT型糖尿病とU型糖尿病が有名ですが、
それ以外の糖尿病もあることを知っていますか?
今日は、その他の原因による糖尿病についてお話します。

その他の糖尿病には、@単一の遺伝子異常によって起こるもの、
Aその他の病気や薬剤に伴って起こるものに分けられます。
遺伝子とは身体の設計図のことで、両親から半分ずつ受け継ぎます。
遺伝子異常には、インスリンを作って出す過程の異常、
インスリンの受容体や細胞内にインスリンの情報を伝える経路の異常がありますが、
通常の診療では遺伝子検査は行っていません。
糖尿病を伴いやすいその他の病気や薬剤には多くの種類があります。

【膵臓の病気が原因の場合】
膵炎や膵癌で膵臓の組織が障害されると、インスリンの分泌量が少なくなります。
また、膵臓の腫瘍などで膵臓をとる手術を受けた場合も同様です。
このような膵臓の病気による糖尿病では多くの場合インスリン療法が必要になります。
また、長年にわたる飲酒歴などの生活習慣も病気に影響していますので、
生活習慣を見直すことも重要になります。

【内分泌の病気が原因の場合】
内分泌とはホルモンを作る組織です。
先端肥大症(巨人症)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、
副腎の病気(クッシング症候群、アルドステロン症、褐色細胞腫)などでは、
血糖を上げる作用をもつホルモンが増加し、糖尿病を合併しやすくなります。
このような場合は、元の内分泌の病気が改善すれば、血糖も下がります。

【肝臓の病気が原因の場合】
慢性肝炎や肝硬変では、食後に血糖が上昇しやすく、糖尿病になることが多くあります。
肝機能に大きな障害がある場合には、内服薬による治療は行えず、
インスリン療法による治療が行われます。

【薬剤の副作用が原因の場合】
血糖を上げる副作用がある薬剤は、副腎皮質ステロイド薬など少なくありません。
薬の副作用で糖尿病を発症した場合には、原因の薬剤を中止したり減量したりすれば、糖尿病は改善します。
しかし、元々の病気の治療方針を優先することもありますので、
主治医と相談する必要があります。


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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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