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2018年05月22日
自分で対処が難しい重い低血糖の場合
十分に注意していても、急に意識を失うような強い低血糖が起こるかもしれません。
普段から「自分は糖尿病で経口血糖降下薬またはインスリン注射を使用中である」ことを書いたカードや
糖尿病連携手帳を身に付け、重い低血糖が起こった場合にすぐに治療を受けられるようにしておきましょう。
万が一の場合に備えて、家族や友人、同僚にも低血糖について血手おいてもらうことも大切です。
もし意識がおかしくなって自分で何もできなくなった時は、
誰か周囲の人に砂糖やジュースなどを口に入れてもらわなければなりません。
むせる時には期間に入ることがありますので無理に飲ませないようにしましょう。
飲めないほど意識がなくなった時は、すぐに救急車で最寄りの病院へ行き、
ブドウ糖の注射を受ける必要があります。
低血糖に気が付きにくく意識障害を起こしやすい人は、
万が一に備えてグルカゴン(血糖を上げるホルモン)の注射薬を自宅に保管して、
意識不明になった時に身近な人にグルカゴン1本(1r)を筋肉注射してもらうように準備しておきましょう。
普段から「自分は糖尿病で経口血糖降下薬またはインスリン注射を使用中である」ことを書いたカードや
糖尿病連携手帳を身に付け、重い低血糖が起こった場合にすぐに治療を受けられるようにしておきましょう。
万が一の場合に備えて、家族や友人、同僚にも低血糖について血手おいてもらうことも大切です。
もし意識がおかしくなって自分で何もできなくなった時は、
誰か周囲の人に砂糖やジュースなどを口に入れてもらわなければなりません。
むせる時には期間に入ることがありますので無理に飲ませないようにしましょう。
飲めないほど意識がなくなった時は、すぐに救急車で最寄りの病院へ行き、
ブドウ糖の注射を受ける必要があります。
低血糖に気が付きにくく意識障害を起こしやすい人は、
万が一に備えてグルカゴン(血糖を上げるホルモン)の注射薬を自宅に保管して、
意識不明になった時に身近な人にグルカゴン1本(1r)を筋肉注射してもらうように準備しておきましょう。
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2018年05月21日
自分で対処できる軽い低血糖の場合
低血糖の症状を感じたらブドウ糖か砂糖10〜20g程度をすぐにとりましょう。
普段からブドウ糖を含む製品や砂糖をポケットやバック、
引き出しなど手の届く場所に用意しておくことが大切です。
消化吸収に時間がかかるアメやチョコレートは緊急用には適しません。
清涼飲料水やジュースで10〜20gのブドウ糖や砂糖を含むもの(200〜350mL)でもよいのですが、
商品によって血糖を上げる効果がない人工甘味料が入っているものもあるので事前に確認する必要があります。糖分が補給した後は出来るだけ安静にしましょう。
普通は15〜20分で症状がおさまります。
その後、食事時間が近ければ食事にするか、炭水化物の多い食品を2単位程とって再発を防ぎます。
低血糖を起こした時は、原因を考えると共に早めに主治医に報告して指示を受けるようにしてください。
普段からブドウ糖を含む製品や砂糖をポケットやバック、
引き出しなど手の届く場所に用意しておくことが大切です。
消化吸収に時間がかかるアメやチョコレートは緊急用には適しません。
清涼飲料水やジュースで10〜20gのブドウ糖や砂糖を含むもの(200〜350mL)でもよいのですが、
商品によって血糖を上げる効果がない人工甘味料が入っているものもあるので事前に確認する必要があります。糖分が補給した後は出来るだけ安静にしましょう。
普通は15〜20分で症状がおさまります。
その後、食事時間が近ければ食事にするか、炭水化物の多い食品を2単位程とって再発を防ぎます。
低血糖を起こした時は、原因を考えると共に早めに主治医に報告して指示を受けるようにしてください。
2018年05月20日
低血糖にどのように対応するのか。
低血糖をあまり怖がり過ぎては良好な血糖のコントロールが得られません。
厳格な血糖のコントロールを行っていると、時に軽い低血糖を感じるかもしれませんが、
出来るだけ血糖値を正常に保つようにしましょう。
ただし、低血糖の症状が起こった時は我慢しないで早く処置することが必要です。
高所での作業や自動車の運転などでは低血糖が事故につながります。
血糖自己測定や補食による対策を事前に主治医と相談しておきましょう。
αーグルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、砂糖が吸収されにくい状態となっています。
必ず普段からブドウ糖を持ち歩いて、低血糖になったらすぐブドウ糖をとってください。
次回、軽い低血糖と重い低血糖に分けてお話します。
厳格な血糖のコントロールを行っていると、時に軽い低血糖を感じるかもしれませんが、
出来るだけ血糖値を正常に保つようにしましょう。
ただし、低血糖の症状が起こった時は我慢しないで早く処置することが必要です。
高所での作業や自動車の運転などでは低血糖が事故につながります。
血糖自己測定や補食による対策を事前に主治医と相談しておきましょう。
αーグルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、砂糖が吸収されにくい状態となっています。
必ず普段からブドウ糖を持ち歩いて、低血糖になったらすぐブドウ糖をとってください。
次回、軽い低血糖と重い低血糖に分けてお話します。
2018年05月19日
無自覚性低血糖症とは?
低血糖が起こっても警告症状が現れずに、低血糖に気が付かない場合があります。
これを「無自覚性低血糖」と呼び、いきなり意識障害や昏睡を起こすために注意が必要です。
糖尿病による自律神経障害のために起こる場合と、
自律神経障害がなくても低血糖を繰り返したために起こる場合があります。
無自覚性低血糖では、低血糖が起こらないようにすることで、本来の低血糖への反応が戻ってきます。
このためには普段から血糖自己測定を行って、未然に低血糖を予防する対策を主治医とよく相談しましょう。
これを「無自覚性低血糖」と呼び、いきなり意識障害や昏睡を起こすために注意が必要です。
糖尿病による自律神経障害のために起こる場合と、
自律神経障害がなくても低血糖を繰り返したために起こる場合があります。
無自覚性低血糖では、低血糖が起こらないようにすることで、本来の低血糖への反応が戻ってきます。
このためには普段から血糖自己測定を行って、未然に低血糖を予防する対策を主治医とよく相談しましょう。
2018年05月18日
低血糖になりやすい時
内服やインスリン治療をしている方では、次のような時に低血糖を起こしやすくなります。
@食事の量が少なかったり、食事時間が遅れたり、決められた補食を食べなかった時。
A運動量や労働量が多すぎる時、または空腹時やインスリンの効果の強い時間帯に強い運動を行った時。
B内服薬やインスリンの量を増やしたり、服薬時間や注射する時間を変更した時。
C解熱薬、鎮痛薬、一部の不整脈の薬など他の薬やアルコール類を飲んだ時。
D性周期ではホルモンの変化により月経開始とともに起こりやすくなります。
@食事の量が少なかったり、食事時間が遅れたり、決められた補食を食べなかった時。
A運動量や労働量が多すぎる時、または空腹時やインスリンの効果の強い時間帯に強い運動を行った時。
B内服薬やインスリンの量を増やしたり、服薬時間や注射する時間を変更した時。
C解熱薬、鎮痛薬、一部の不整脈の薬など他の薬やアルコール類を飲んだ時。
D性周期ではホルモンの変化により月経開始とともに起こりやすくなります。
2018年05月17日
低血糖の症状
低血糖の症状は血糖値の低さの程度に応じて現れます。
はじめは異常な空腹感、だるさなどが生じますが、気が付かないこともあります。
その後、冷汗、動悸、ふるえ、熱感、不安感、悪心などの症状(自律神経症状)が現れます。
血糖を上げるためのホルモンが分泌されるからです。
これらの症状は、重い低血糖の前の比較的軽い低血糖で現れるため「警告症状」とも呼ばれます。
この時に低血糖に気付いて対処すると重い低血糖を避けることが出来ます。
さらに血糖値が下がると、脳の神経細胞がエネルギー源とするブドウ糖を利用できなくなるため、
神経や精神の働きの低下による症状が現れます(中枢神経症状)。
眠気、強い脱力、めまい、強い疲労感、集中力の低下や混乱、言葉が出ない、物が見えにくい、
時間や場所が分からないといった症状です。
同時に、元気がない、不安、抑うつ、攻撃的、過敏で不機嫌、周囲と調和がとれない、
動作がぎこちないなどの神経症状が現れることもあります。
さらに血糖が下がった場合には、痙攣、意識消失、一時的な体の麻痺、昏睡といった症状が現れて、
長時間続くと生命に危険な状態になります(大脳機能低下)。
低血糖の症状が現れる血糖値は一定でなく個人差があり、
普段の血糖値が高い場合は少し低い血糖値でも症状が現れます。
また低血糖の症状には個人差があり、自分がどんな症状が出やすいか知っておくことが大切です。
はじめは異常な空腹感、だるさなどが生じますが、気が付かないこともあります。
その後、冷汗、動悸、ふるえ、熱感、不安感、悪心などの症状(自律神経症状)が現れます。
血糖を上げるためのホルモンが分泌されるからです。
これらの症状は、重い低血糖の前の比較的軽い低血糖で現れるため「警告症状」とも呼ばれます。
この時に低血糖に気付いて対処すると重い低血糖を避けることが出来ます。
さらに血糖値が下がると、脳の神経細胞がエネルギー源とするブドウ糖を利用できなくなるため、
神経や精神の働きの低下による症状が現れます(中枢神経症状)。
眠気、強い脱力、めまい、強い疲労感、集中力の低下や混乱、言葉が出ない、物が見えにくい、
時間や場所が分からないといった症状です。
同時に、元気がない、不安、抑うつ、攻撃的、過敏で不機嫌、周囲と調和がとれない、
動作がぎこちないなどの神経症状が現れることもあります。
さらに血糖が下がった場合には、痙攣、意識消失、一時的な体の麻痺、昏睡といった症状が現れて、
長時間続くと生命に危険な状態になります(大脳機能低下)。
低血糖の症状が現れる血糖値は一定でなく個人差があり、
普段の血糖値が高い場合は少し低い血糖値でも症状が現れます。
また低血糖の症状には個人差があり、自分がどんな症状が出やすいか知っておくことが大切です。
2018年05月16日
どうして低血糖になるのか。
低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなり過ぎる状態のことです。
具体的には、血糖値がおよそ70r/dL未満になった状態です。
血糖値は、インスリン分泌を刺激する内服薬やインスリン注射の働きが
いつもより過剰になることによって起こります。
内服薬やインスリンの量が多すぎた場合、
また内服薬やインスリンの量は変わらなくても食事量が少なかったり、
運動量が多い場合などに起こります。
T型糖尿病でインスリン注射によって血糖を厳格にコントロールしている場合には低血糖になりやすいので、
注意が必要です。
具体的には、血糖値がおよそ70r/dL未満になった状態です。
血糖値は、インスリン分泌を刺激する内服薬やインスリン注射の働きが
いつもより過剰になることによって起こります。
内服薬やインスリンの量が多すぎた場合、
また内服薬やインスリンの量は変わらなくても食事量が少なかったり、
運動量が多い場合などに起こります。
T型糖尿病でインスリン注射によって血糖を厳格にコントロールしている場合には低血糖になりやすいので、
注意が必要です。
2018年05月15日
高血糖高浸透圧昏睡の予防
高齢の糖尿病の方は、高血糖に気が付かない内に脱水がひどくなり、
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがあります。
感染症や他の疾患を合併した時には、血糖のコントロールが悪化して
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがよくあるということを覚えておいてください。
日頃から高血糖の症状がある場合には水分を補給して、
早めの病院を受診することの必要性を家族を含めて良く確認しておきましょう。
尿の量が多いということで水分を控えると、脱水を起こす危険が高くなりますので注意してください。
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがあります。
感染症や他の疾患を合併した時には、血糖のコントロールが悪化して
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがよくあるということを覚えておいてください。
日頃から高血糖の症状がある場合には水分を補給して、
早めの病院を受診することの必要性を家族を含めて良く確認しておきましょう。
尿の量が多いということで水分を控えると、脱水を起こす危険が高くなりますので注意してください。
2018年05月14日
高血糖高浸透圧昏睡とは?
高血糖高浸透圧昏睡はU型糖尿病の高齢者に多くみられます。
著しい高血糖と飲水量不足によって脱水がひどくなり、血液が直単に濃縮しておこります。
ただし、最低限のインスリンは分泌されていますので、
ケトアシドーシスにはならないか、なっても軽いのが特徴です。
感染症、脳卒中、副腎皮質ステロイド薬及び利尿剤の頻用、高カロリーなどが原因となります。
著しい脱水症状とともに意識障害、痙攣などの症状を示すため、脳卒中と間違われることもあります。
次回、高血糖高浸透圧昏睡の予防についてお話します。
著しい高血糖と飲水量不足によって脱水がひどくなり、血液が直単に濃縮しておこります。
ただし、最低限のインスリンは分泌されていますので、
ケトアシドーシスにはならないか、なっても軽いのが特徴です。
感染症、脳卒中、副腎皮質ステロイド薬及び利尿剤の頻用、高カロリーなどが原因となります。
著しい脱水症状とともに意識障害、痙攣などの症状を示すため、脳卒中と間違われることもあります。
次回、高血糖高浸透圧昏睡の予防についてお話します。
2018年05月13日
ケトアシドーシス昏睡の予防
ケトアシドーシスは早期に発見すれば予後は良好ですが、何よりもその発症を予防することが大切です。
ケトアシドーシスは、口渇、多淫、多尿、全身倦怠感、体重減少といった典型的な症状に続いて起こります。
これらの症状をよく覚えておき、症状があった時には血糖自己測定、尿ケトン体の測定を行い、
予防・早期発見することが重要です。
「尿糖がいつもいり多い」、「血糖値が高い」、「尿ケトン体が陽性である」などの場合は、
ケトアシドーシスの一歩手前です。
その場合には、インスリン注射の量を増やす必要がありますので、
すぐに主治医に連絡をとって診察を受けてください。
T型糖尿病の方がインスリン注射を中断した時にもケトアシドーシスが起こります。
主治医に相談しないでインスリン注射を絶対にやめてはいけません。
また、他の病気にかかった際もケトアシドーシスになることがあります。
下痢や腹痛などで食事がとれない時も、スープなどで糖分と水分を補給することが大切です。
嘔吐がひどく水分や糖分の補給ができない場合は、入院して必要となることが多いので、
できるだけ早く診察を受けてください。
ケトアシドーシスは、口渇、多淫、多尿、全身倦怠感、体重減少といった典型的な症状に続いて起こります。
これらの症状をよく覚えておき、症状があった時には血糖自己測定、尿ケトン体の測定を行い、
予防・早期発見することが重要です。
「尿糖がいつもいり多い」、「血糖値が高い」、「尿ケトン体が陽性である」などの場合は、
ケトアシドーシスの一歩手前です。
その場合には、インスリン注射の量を増やす必要がありますので、
すぐに主治医に連絡をとって診察を受けてください。
T型糖尿病の方がインスリン注射を中断した時にもケトアシドーシスが起こります。
主治医に相談しないでインスリン注射を絶対にやめてはいけません。
また、他の病気にかかった際もケトアシドーシスになることがあります。
下痢や腹痛などで食事がとれない時も、スープなどで糖分と水分を補給することが大切です。
嘔吐がひどく水分や糖分の補給ができない場合は、入院して必要となることが多いので、
できるだけ早く診察を受けてください。