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2018年05月13日

ケトアシドーシス昏睡の予防

ケトアシドーシスは早期に発見すれば予後は良好ですが、何よりもその発症を予防することが大切です。
ケトアシドーシスは、口渇、多淫、多尿、全身倦怠感、体重減少といった典型的な症状に続いて起こります。
これらの症状をよく覚えておき、症状があった時には血糖自己測定、尿ケトン体の測定を行い、
予防・早期発見することが重要です。
「尿糖がいつもいり多い」、「血糖値が高い」、「尿ケトン体が陽性である」などの場合は、
ケトアシドーシスの一歩手前です。
その場合には、インスリン注射の量を増やす必要がありますので、
すぐに主治医に連絡をとって診察を受けてください。
T型糖尿病の方がインスリン注射を中断した時にもケトアシドーシスが起こります。
主治医に相談しないでインスリン注射を絶対にやめてはいけません。
また、他の病気にかかった際もケトアシドーシスになることがあります。
下痢や腹痛などで食事がとれない時も、スープなどで糖分と水分を補給することが大切です。
嘔吐がひどく水分や糖分の補給ができない場合は、入院して必要となることが多いので、
できるだけ早く診察を受けてください。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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